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個人情報なしで車買取相場を調べることはできる?3つの方法を解説

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車の売却を検討する際、いくらで売れそうなのかを知るために買取査定を利用する人は少なくないでしょう。

ただし買取査定を依頼する際には、基本的に名前・住所・電話番号などの個人情報の記入が必要になるので、「できれば個人情報の提供無しに、相場を知りたい」と考える方もいるのではないでしょうか。

実は大まかな車の買取相場であれば、いくつかの方法で個人情報なし調べることが可能です。

個人情報なしで車買取相場を調べることはできる?

結論としては、個人情報なしでも車買取相場を調べられます。
ただし、大まかな買取相場であれば、という注釈付きです。
車両の詳細な状態を考慮せず、メーカー・車種などを打ち込むだけでおおよその査定価格が提示され、相場感を知ることができるのです。

これならば個人情報を提供せずとも、なんとなくの愛車の値段を把握できます。

ただしこれはあくまで相場であり、査定価格でも買取価格でもなく、金額を誰かが保証してくれるわけでもありません。

では実際に査定をしてもらい、正確に査定価格を知りたい場合はどうでしょうか。

この場合、個人情報の提供が必要になります。

査定をする際、基本的な情報として氏名・住所・連絡先の提供をお願いされることがあります。

また車検証などの書類の確認の許可も必要です。

これは査定をしに来ている人が、第三者ではないことの確認にもなります。

そして査定をする中で、車検証などから車両情報を調べなければなりません。

お店としては売買取引の最初の段階=査定を行っており、査定というサービスを受ける以上、個人情報の提供に同意してもらわなければならないのです。

査定価格だけ知りたい、査定は無料だしボランティアでしょう、という訳にはいかないのです。

個人情報なしで車買取相場を調べる3つの方法

個人情報なしでも車買取相場を調べることは可能です。
では具体的に買取相場を調べる、主要な3つの方法を見ていきましょう。
 

方法1.中古車販売価格から予測する

1つ目は、中古車の販売価格から買取金額を予想する方法です。
まず買取に出したい車両と条件の近い中古車をネットで探してみましょう。

販売価格には買取金額に手数料・利益などが乗っており、各社に違いがあるものの、販売価格の7割前後が買取相場・買取価格といわれています。

ネット中古車情報を利用することで、愛車に近い車両を探せますが、近い条件が見つからない・無いという可能性も考慮しなければなりません。

また金額はあくまで個人の見解であり、必ずしも買取価格を正確に予想できるわけではなく、実査定と予想価格の大きなズレは起こり得ると考えるべきです。
 

方法2.中古車専門店の買取実績から予測する

中古車専門店によっては、自社の買取実績を公開している場合があります。

実際の買取価格の実情に迫れる、大変有益な情報です。
とはいえ注意すべき点もあります。
車種・グレード・色・走行距離といった基本情報は公開されるものの、より詳細な車両情報やオプションまでは判断できません。

またあくまで過去の実績ですので、今現在の値段とは乖離がある点を覚えておきましょう。
 

方法3.査定シミュレーションを利用する

車種・グレード・色などの基本情報を入力することで、おおよその査定価格を提供するサービスがあります。

提供するサービスによって入力できる情報には違いがありますが、手軽に相場感を知ることができる方法です。

こちらも入力できる情報には限界があり、価格は参考程度となるでしょう。

また詳細な情報を入力するには個人情報が必要になるといったサービスもあります。

自身がどの程度の情報を仕入れたいのか、個人情報の提供は問題ないのか、判断に応じて利用しましょう。

買取金額のイメージがある程度持てて、より具体的に話を進めたい場合は車買取業者がおすすめです。

正確な車査定額を知るために個人情報が必要な3つ理由

正確に車の査定額を知るには、個人情報のやり取りがどうしても必要になります。

この項で、なぜ個人情報が必要になるのか主な3つの理由について確認してみましょう。
 

理由1.車の詳細を直接確認するため

車を詳細に、実車確認をする上で必要になります。
詳細に査定価格を出す場合、車検証やリサイクル券、自賠責保険証書などの確認はマストです。

車検証には年式や型番、色型番、車検期日など絶対にチェックしなければならない情報が載っています。

また車検証の所有者によっては、売買書類の作成や段取りに違いが生じます。

その為、詳細な査定には個人情報提供の同意が必要になります。
 

理由2.車を売却するのが前提になっているため

そもそも個人情報の提供やりとりなくして、車の買取は進みません。
車両売買には様々な書類の作成が必要であり、個人情報の記入・提出が必要です。

車検証は勿論、印鑑証明や委任状、場合によっては住民票も必要です。

そして査定に来ている人が車両の使用者なのか、第三者ではないかの確認もしなければなりません。

業者にとって買取価格を知りたいということは、個人情報の提供が必要であり、早い段階で個人情報提供の承認を取っておくべきものなのです。
 

理由3.地域によって査定額が異なるため

同じ車種であったとしても、地域によって車両の査定価格には違いが生じます。

特にネット査定のように、全国からアクセスできる査定サービスにおいては、地域ごとの査定価格の提示が重要です。
降雪地域では、寒冷地仕様や4WD仕様の需要は高くなる傾向にあります。

高価格帯の車両は東京での売れ行きが良い、といった特徴が出てくるのが中古車です。

この為、居住住所などを鑑み査定額の決定がされる為にも、個人情報が必要になります。

まとめ

このように車買取における個人情報の提供の有無には、おおまかに2つのパターンがあります。

査定価格はおおよそでいいので、個人情報の提供はしないor詳細な査定価格を知りたいので、個人情報の提供をする、ということです。

まずは自身の状況を踏まえて、どちらのサービスを利用するか考えてみましょう。

まずは相場がざっくり分かれば良いし、買取するかはまだ決めていない、というタイミングならば個人情報を提供してまで査定を進めないでも良いかもしれません。

逆に買取を進めるつもりであれば、しっかり査定をしなければならないので、個人情報の提供も必要になってくるでしょう。

なかなか信頼できる買取業者を判断できず不安という方は、JADAI(日本自動車流通研究所)やJPUC(一般社団法人日本自動車購入協会)の加盟有無を確認してください。

JADAIは買取業者団体で、個人情報に関する厳しい取組身を行い、加盟企業は情報を丁寧に扱ってくれるはずです。
JPUCもまた厳しい審査基準の元、行動・倫理基準を設け実行しています。

いずれ個人情報の提供するにしても、先に信頼できる業者を探しておくと安心して次のステップに進めるでしょう。

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