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煽られない為の5つの対策とは?もし煽られてしまったらどうすればいい?

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煽り運転が迷惑極まりなく、危険な行為であることは言うまでもありません。

勿論、煽る側も交通事故の可能性、道交法違反による罰則などメリットは何もありません。

それでもニュースや動画投稿サイトなどで煽り運転の情報は一向に減りません。

煽り運転の異常性、危険性は動画の投稿などで広く可視化されているにもかかわらずです。

厳しい罰則や録画による拡散、社会的制裁が行われると容易に想像が出来る中、何故このような行為を行うのか多くの方は疑問に思われるでしょう。

今回は煽られない為の5つの対策、煽られやすい車の特徴、煽られたらどうすればいいかといった被害を受ける側の実用的な対応についてご紹介します。

煽られて気持ちの良い人はいませんが、まず被害を少なくすることを第一に考えて行動しましょう。

煽られない為の5つの対策

そもそも煽られない、煽られる可能性を減らすことから考えていきましょう。
説明する5つの方法を運転の中に取り入れれば、不快な煽り運転に会う回数を自然に減らすことが出来るでしょう。
 

対策1.早めに道を譲る

スピードを上げて後続につかれたり煽られたりしている兆候を見つけたら、さっさと道を譲ってしまいましょう。

張り合ったり、煽られないスピードにしようと速度を上げるのもやめましょう。
自身と周囲の安全を考え、速やかに道を譲る判断をしてください。
変に粘って煽り運転者を興奮させたり、付き合う必要は一切ありません。
 

対策2.車間距離に余裕をもつ

煽り運転は必ずしも後続からとは限りません。
前の車が急ブレーキをかけてきたり、蛇行運転をしてきたりします。
基本的なことですが、いつでも車間距離に余裕をもち、ブレーキなど急な動きにも対応できるようにしましょう。
 

対策3.急な割り込みや車線変更をしない

急な割り込み、車線変更を行わないようにしましょう。
こちらの急な行動が原因で、後続車や周囲が報復行為として煽り運転を行ってくることがあります。

つまり自身が先に煽り運転を行ってきた、喧嘩を売ってきたと思われてしまうかもしれないのです。

車線を変えるのであれば、余裕を持ったタイミングと安全な動作で行いましょう。

またお礼のジェスチャーを挟むなどして、感謝を伝えると無用なトラブルを避けることができるかもしれません。
 

対策4.基本的に左側車線を走行

基本は左側車線を走行し、右側はやむを得ない追い越しや車線変更のみの利用にとどめます。

スピードの速い遅いや車線変更など、トラブルの元は右側車線に多いのが現実です。

左側車線で安全運転に専念することで、無用のトラブルに巻き込まれない予防としましょう。
 

対策5.高圧的な運転、態度をとらない

煽り運転の被害者である側が、場合によってはトラブルの元になっている可能性も否定できません。

煽り運転の証拠となるドライブレコーダーをみてみると、被害者側が最初に高圧的な運転や態度を取り、結果煽り運転を受けるというパターンも少なからず見受けられます。

また挨拶やお礼、合図で使ったはずのハイビームやパッシング、クラクションが煽っていると思われてしまうケースもあるのです。

このように意図が相手に伝わらず、トラブルに発展する可能性を忘れてはいけません。

高圧的な態度、運転を行っていないか、相手の誤解を招く行為をしていないでしょうか。

自身がされたらどう感じるか、考えてみる機会があってもいいかもしれません。

以下にクラクションの正しい使い方についてまとめた記事がございますので、是非そちらもご一読ください。
クラクションによるトラブルについても触れていますので、参考にしていただければと思います。
↓↓↓
クラクションの正しい使い方をご存知ですか?違反になるケースは?よくある間違った例をご紹介

煽られやすい車の特徴

次に煽られやすい車の特徴についても考えていきましょう。
相手の車両を見て選んで、煽っている人間がいるという事実に愕然とします。

煽られないを車を選ぶ必要などありませんが、知識として覚えておくとよいかもしれません。

 

ボディータイプの特徴

ボディタイプとしては、軽自動車・コンパクトカー・ハッチバックタイプが挙げられます。

つまり小さめの車、ファミリーカーが煽られやすい車両といえるでしょう。

車両の傾向として、排気量は低めで走行性能が必ずしも高くない、スピードを出して乗る車ではないということ。

さらに女性や自分より弱い人間が乗っていることがあると考え、煽り運転をしてくるようです。
 

ボディーカラーの特徴

白やシルバーの被害が多く、またパステルなどのかわいらしくお洒落な色合いの車両も狙われやすいとされます。

やはり女性やお年寄りなど、自分より弱い人間が乗っているのではとイメージさせるようです。

もし煽られてしまったらどうすればいい?

実際に煽られてしまったら、どのように対処するべきでしょうか。
腹立たしい気持ちはわかりますが、報復するという選択肢はおすすめできません。

以下に紹介する方法で、トラブルを可能な限り回避するようにしましょう。
 

まずは道を譲ることが大事

後続から煽られている状況では、まず道を譲ってしまいましょう。
左車線があるのであれば左車線へ、コンビニなど安全に停車できるのであれば入り後続車を先に行かせてしまいましょう。
 

速度を落として車間を保つ

前の車が蛇行や急ブレーキで煽り行為をしてくるのであれば、速度を落とし安全な車間を保ちましょう。

こちらに煽り運転や報復の意思がないことで相手が落ち着いたり、一般的な感覚ではないですが勝負に勝ったと思わせ煽り行為を止める可能性があります。
 

人目のある場所に避難

煽り運転を避け、予防策を講じても煽ってくる、危険を感じるのであれば人目のある場所に避難しましょう。
人目の多いコンビニや安全に停車できる、人通りのある車道に停車します。

人目があれば相手も冷静になるかもしれませんし、過激な行動をとりづらくなります。

いざとなれば周囲の人が通報してくれたり、経緯や状況を警察に説明してくれるかもしれません。
 

窓やドアを開けず、絶対に車から降りない

相手が車両を降車し、こちらに向かってきても絶対に窓を開けたり、車から降りないでください。

ドアはロックし、何を言われても降りないようにしましょう。
謝る為に車を降りようとする人がいますが、車外に出る行為が最も危険です。

そもそも話が通じる、常識が通じる相手は執拗な煽り運転などしてきません。
 

情報を控えて警察に通報

 
執拗な煽りで危険を感じる場合、停車後に相手が詰め寄ってくる時など、相手の車種・ナンバー・色・人物の特徴を控え、警察に通報しましょう。
緊急性がある場合、運転中の電話は違反ではありません。
ただし電話に集中してしまい、事故を起こす可能性も否定できません。
同乗者がいるのであれば電話はまかせて、運転者は運転に専念しましょう。

まとめ

そもそも煽り運転をするということ自体あってはならないことです。
煽り運転者の心理を読み解き、予防策を考える必要は本来ないはずです。

しかしドライブレコーダーやスマホの普及によって、こういった愚かしい行為が広く行われているという事実が判明しています。

どのような心理状態であっても煽り運転はしないということ、煽られた場合も冷静に対処することが重要です。
自身が事故や事件を起こさない巻き込まれない為に、改めて煽り運転の危険性を知っておきましょう。

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