車の水垢の落とし方を徹底解説!種類や原因、対策方法を知ろう!

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愛車の輝きが失われる原因は何があるでしょうか。
キズ、泥汚れなど様々ありますが、水垢もなかなか厄介な原因です。

水垢を落とそうと洗車したけど思うように落ちない経験がある方も多いかもしれません。
実は水垢には2種類あり、それぞれ原因が異なります。

今回は車の水垢について、その種類や原因、落とし方、そもそも付かないようにする対処法を解説します。

この記事を読んで、ぜひ愛車を新車同様のピカピカに保ってください。

目次

車の水垢の種類や原因


車の水垢の種類と原因を以下の4点から解説します。

  • 車の水垢は2種類ある
  • イオンデポジット、ウォータースポットとの違い
  • 車に水垢が付着する原因とは?
  • 車の水垢を放置するとどうなる?

車の水垢は2種類ある

車の水垢には以下の2種類があります。

  • 水性の水垢
  • 油性の水垢

水性の水垢は大気中や地面から巻き上げられた泥や埃が雨で水分を含み、それが乾いたときにボディに堆積するものです。

一方、油性の水垢はワックスやオイルなどの油分が汚れを巻き込みながら少しずつ流れ出してボディに残るもの。です。

イオンデポジット、ウォータースポットとの違い

水垢は水性または油性の泥や埃の堆積物だと紹介しましたが、似たようなものにイオンデポジットとウォータースポットもあります。

イオンデポジットはボディに付着した水が蒸発し、その中に含まれるミネラル分が塗面にへばりつくように残ったものです。
また、ウォータースポットは水が虫眼鏡のように日光を集めて塗面を溶かしてしまい小さな凹みができる現象です。

黒い跡は水垢、白い跡はイオンデポジットまたはウォータースポットと考えてよいでしょう。

車に水垢が付着する原因とは?

車に水垢が付着する原因は主に車についた水滴の放置です。

なかなか難しいことですが、雨があがったら雨粒を拭き取ったり、こまめに洗車をして泥を落としておくと水垢が予防できます。

車の水垢を放置するとどうなる?

放置された水垢は塗面により強固にこびりつくので取り除きにくくなります。
水垢が水分を含みレンズの働きをして塗面の温度をあげ、ウォータースポットを作る原因にもなります。

こびりついた水垢を無理に取り除くと細かなキズをつける原因にもなるので、放置せず綺麗にすることをおすすめします。

車の水垢の落とし方


車の水垢の落とし方は主に以下の3つが挙げられます。

  • カーシャンプーを使った落とし方
  • 専用クリーナーを使った落とし方
  • 日用品を使った落とし方

カーシャンプーを使った落とし方

付いたばかりの水垢はカーシャンプーで落とせます。

カーシャンプーは成分によってアルカリ性、中性、酸性と分かれますが、多くは中性です。
アルカリ性のものは油分が多い汚れを、酸性のものはイオンデポジットを取り除く効果が高いですが、軽度の水垢なら塗面に優しい中性シャンプーで十分です。場合によっては水洗いだけで水垢が取れる場合もあります。

カーシャンプーを使うときは、まず全体的に水をかけて埃を落とし、スポンジでよく泡だてたシャンプーで優しくこすって汚れを落とします。
その後、再び水をかけて泡を流して乾いたマイクロファイバーで水分を拭き取れば終了です。基本的なことですが、この最後のふき取りが重要です。ドアやライト等の隙間に水が残っていると、それが再び水垢の原因になる時がありますので、しっかりふき取りましょう。

専用クリーナーを使った落とし方

シャンプーでは落ちない頑固な水垢は車用の水垢クリーナーを使いましょう。

専用のクリーナーには特殊な成分が入っていたりアルカリ性だったりと、普通のカーシャンプーより強力に水垢を落としてくれます。

専用クリーナーは、まずカーシャンプーで塗面を綺麗にしてから使います。
ボディに直接液をつけず、液を乾いたタオルなどにつけて優しく拭き取ります。最後に水で洗い流し水分を拭き取って完成です。

強力なだけあって塗面にも優しいとはいえないので、容量用法をよく守って使ってください。

あと専用クリーナーだけを別途で買うのが手間という方は、コンパウンド入りのワックスを購入していく方法もおすすめです。
ワックスをかけると同時に研磨効果で水垢が落とせます。軽めの研磨ですが、強い力で磨き過ぎると傷の原因になりますので、水垢の落ち具合を見ながら使いましょう。

日用品を使った落とし方

実は専用クリーナーの代わりに重曹や台所用洗剤も有効です。

重曹はアルカリ性である上、細かい粒子がコンパウンドの役割をするので水垢を落とすのに適しているのです。
水で濡らしたタオルやスポンジに重曹を乗せ、優しくボディを磨いてください。
その後は他と同じように水で洗い流し水分を拭き取ります。

台所用洗剤は普通のカーシャンプーのように、水で10倍程度に薄め、泡だてて使います。
ボディを傷つけないように泡で撫でるようなイメージでボディを洗って、そのあと水で洗い流してください。
専用のシャンプーと違い泡切れがあまり良くないので、念入りにすすぐことがポイントです。

専用クリーナーでの手荒れが心配な方は代用品を試してみてください。

車の水垢を付着させない為の対策方法


水垢を付着させないために有効な対策を4つ紹介します。

  • 対策1.こまめに洗車する
  • 対策2.ワックスやコーティング剤を使用する
  • 対策3.雨の後にしっかり拭き取る
  • 対策4.車カバーを掛けるか室内に置く

対策1.こまめに洗車する

水垢は車体についた泥や埃などの汚れが原因です。
そのため、こまめに洗車をして汚れを落とせば水垢を予防できます。

対策2.ワックスやコーティング剤を使用する

こまめな洗車をすれば水垢を予防できますが、忙しい現代人にとってなかなか難しいことです。

そこで、ワックスやコーティング剤を使えば水垢の軽減が可能です。
表面に撥水性を持たせることで、水がすぐに流れ落ちて水垢ができにくくなります。

ワックスやコーティング剤を使う前に洗車で綺麗な状態にすることを忘れないようにしてください。

対策3.雨の後にしっかり拭き取る

雨の後に車についた水滴を拭き取ることは、水垢予防にとても有効です。
特に雨の日に道路を走ったときは、前の車が泥が混じった水を跳ね上げ、それが自車のガラスやボディについているかもしれません。

雨の日の後は水分を綺麗に取り除くと水垢予防できますが、雨の度にやるのはなかなか大変です。
他の対策と組み合わせることを基本とし、特に気になる日だけ拭き取るのもよいでしょう。

対策4.車カバーを掛けるか室内に置く

水垢は水がつかなければ発生しません。
そのため、車カバーをかけたり室内に置けば水垢はできません。

とはいえ、車なので常にカバーをつけたり室内に置くわけにもいかず、外で走らせることも当然あるでしょう。
洗車やコーティングと組み合わせて水垢を予防してください。

まとめ


車の水垢の基本情報と落とし方を解説しました。

水垢には水性、油性がありそれぞれ原因が違います。
カーシャンプーや専用クリーナーなどを使ってこまめに洗車することが水垢予防に有効です。

水や汚れを放置しないことが水垢予防の基本です。
複数の予防方法を組み合わせて、愛車をピカピカに保ちましょう!

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