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車のコーティングの種類と特徴を徹底解説!自分の車に合う方法はどれ?

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車を購入した際、いつまでもピカピカな状態を維持したいと思ってコーティングを考える方は多いでしょう。
ただ、コーティングはその仕組みによって油脂系、樹脂系、ガラス系など様々な種類がありどれを選んでいいか分かりにくいのも事実。
さらにはコーティングの効果である水弾きにも撥水・疎水など数種類あって、より選択肢が増えて迷ってしまうことでしょう。

そこで今回は、車をコーティングして得られる効果から、その仕組みと水弾きの種類を紹介します。

この記事を愛車をいつまででもピカピカに保つための参考にしてください。

車をコーティングする理由

コーティングとは「物体の表面を何かで覆って定着させる」こと。
車をコーティングすると塗装面を保護する薄い膜ができるため、以下の効果が得られます。

  • きれいな状態を維持できる
  • 汚れや傷から車を保護できる
  • 洗車の回数を減らせる

買ったばかりの新車は砂や埃が付着していないピカピカで綺麗な状態。コーティングをするとその状態を維持できます。
もちろん時間とともにコーティングの上に砂や埃がつきますが、塗装面自体は新車のピカピカな状態のままなので、輝きを長時間キープできます。

コーティングでできた膜は汚れや傷からボディを守ってくれます。
車を日常的に乗っていると、跳ね飛ばした小石に当たったり不注意から荷物をぶつけたりして知らない間に傷が増えていきます。
コーティングはそのような小さなダメージを防ぐ効果があります。

コーティングの皮膜は滑らかなので、付着した砂や埃を洗い落としやすくなります。
強めにこすらなければ取れないしつこい汚れも、コーティングがあれば多少力強くこすっても大丈夫。
汚れが落ちやすいため洗車の労力も回数を減らせてグッと楽になります。

車のコーティングは大きく分けて5種類

ひとくちに車のコーティングと言えど、その種類は大きく分けて下の5つあります。

  • 油脂系コーティング
  • 樹脂系コーティング
  • ガラス系コーティング
  • ガラスコーティング
  • セラミックコーティング

油脂系コーティング

油脂系コーティングはシリコンやロウで車体表面にコーティングする方法です。
安価で簡単に施工できツヤや光沢も得られますが、雨で落ちやすいため2週間程度に1回塗り直す必要があります。

コーティングをすること自体が楽しかったり、安く済ませたい方におすすめです。

樹脂系コーティング

樹脂系コーティングは化学的な力で車体表面に保護層を密着させる方法です。
比較的安価なのに加えツヤや光沢もあり、塗り直しも半年から1年に一回程度でよいことが特徴。
ただ、排気ガスや花粉などの有機物からなる汚れが付きやすいことに注意です。

コーティングを長持ちさせたくて、かつ安価に抑えたい方におすすめです。

ガラス系コーティング

ガラスとガラス以外の成分でコーティングする方法です。
ツヤと光沢があり塗り直しは1~2年に1回程度と長持ちしますが、価格が数万円と高価なことに気をつけてください。

塗り直しは面倒だから長持ちするコーティングがしたいと考える方におすすめです。

ガラスコーティング

ガラス系コーティングと明確な違いの定義はありませんが、ガラスの含有量が多かったり完全硬化するものはガラスコーティングと呼ばれる場合があります。

ガラスが硬いため表面を傷から保護する性能が高いです。3年以上コーティング効果が持続するのも魅力的です。
しかし、他と比較してツヤ感が少々劣るの価格が高いことに要注意です。

とにかくコーティングを長持ちさせたい方におすすめです。

セラミックコーティング

セラミックとは天然の無機材料を高温処理で固めたものの総称。フライパンのコーティングや歯の詰め物などに使われる非常に硬い素材です。

傷はもちろん、酸性雨や鳥のフンなどによる化学的な損傷からも愛車を守ってくれます。持続期間も7年程度ととても長く、性能だけ見るとガラスコーティングの上位互換のような存在です。
ただ、性能がいいぶん価格も高く、何十万円と施工費用がかかる場合もあります。

お金はいくら出してもいいから、とにかく性能重視な方におすすめです。

コーティングによる4つの水弾き


コーティングは傷や汚れから愛車を守るだけでなく、水を弾いて運転しやすくしたり汚れを付きにくくしてくれます。
水弾きには以下の4つの種類があり、それぞれ性質が違います。

  • 撥水コーティング
  • 疎水コーティング
  • 親水コーティング
  • 滑水コーティング

撥水コーティング

撥水コーティングでは新品の傘の水弾きのように水が玉になって流れます。
水玉はボディの表面との接地面が少ないため、風で簡単に飛ばせるメリットがあります。

見た目で分かりやすく水を弾いているため、見た目重視の方におすすめです。

疎水コーティング

疎水コーティングを施したボディでは、水が膜状になって重力で流れ落ちます。
流れ落ちると同時に汚れも一緒に洗い流す効果も期待できます。

見た目より性能を重視する方におすすめです。

親水コーティング

親水コーティングは、疎水コーティングを水弾き性能を低くして、より膜状に水が流れるようにしたもの。
汚れが流れ落ちやすいですが水を弾く効果は低いため、洗車時の拭きあげが少々面倒です。

近頃はあまり流行らない水弾き方法ですが、水より汚れが気になる方にはおすすめです。

滑水コーティング

滑水コーティングは疎水コーティングと同じもので、コーティングメーカーの造語です。
コーティングにおいて滑水という言葉を見たら、疎水コーティングと同じだと思ってください。

車に合わせてコーティングの種類と水弾きを選定しよう!

コーティングと水弾きの種類について解説しました。

万人に適したコーティングというものはありません。
それぞれの方式にいいところと悪いところがあるため、自分の求めるものに合わせたコーティングを選んでください。

コーティングの種類と撥水方法を知って、ぜひ愛車を新品同様のピカピカな状態に保ってください。

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