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シガーライターとは?アクセサリーソケットとの違いやおすすめの使い方をご紹介

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皆さんはシガーライターをご存じでしょうか?
シガーライター、シガーライターソケットという名称ではなく、アクセサリー(電源)ソケットという名前に馴染みが多い方も増えているかもしれません。

シガーライターは、煙草に火を点ける為の装備=ライターですが、そもそも煙草を吸う人が減少しており、シガーライター自体が装備されなくなってきてるのも理由です。

今回はシガーライターとアクセサリーソケット、アクセサリーソケットのおすすめの使い方をご紹介していきます。

シガーライターとは?

冒頭で述べたように、シガーライターは煙草に火を点ける為の装備で、名前の通りライターです。

概ね、インパネ・カーオーディオ下部あたりに、円筒形の器具=シガーライターが取り付けてあります。

ちなみにシガーライターが当たり前に装備されていた時代、その横にはこちらも当然のように灰皿が装備されていました。

まずシガーライターの構造や標準装備されていた理由を考えていきましょう。
 

シガーライターの構造

シガーライターをボタンを押すように、ソケットに押し込み10数秒~待つと、ポンっと位置が戻り使用可能=着火状態になります。

シガーライター本体、つまり着火する部分は電熱線をコイル状に丸めた構造になっており、通電することで加熱します。

十分に加熱することでコイルが赤く熱を持つので、煙草の着火に用いれるのです。

 

シガーライターが標準装備されていた理由

例外はあるものの、昭和・平成初期においてはシガーライターと灰皿は割と標準的な装備でした。

時代として、煙草に寛容だったこと、喫煙者も相応に多かったことが理由といえるでしょう。

また車内に着火装置があれば、ライターを忘れた際にも煙草が吸えます。
通常のライターは火の付き具合に気を取られたり、空気の流れで着火が難しくなったりします。

シガーライターであれば、着火面が煙草に接すればよく、火のコントロールを考慮せず、比較的安全に運用ができるのです。

シガーライターに変わるアクセサリーソケットとは?

平成初期までの車に乗っていたり、ベテランドライバーであればシガーライターについての知識はおありかと思います。

一方、愛車にシガーライターなんて付いていたかな?と疑問を抱く方々は、平成初期以降の自動車を所有しているはずです。

この項ではシガーライターソケットでなく、アクセサリーソケットについてご紹介します。
 

アクセサリーソケットの構造

アクセサリーソケットは、車から電源を取る為の装置です。
一般的な車両では直流12V、トラック等では直流24V電源が使用可能です。
アクセサリーのソケットに挿入する部分を見てみると、先端と両脇に金属製部品があるかと思います。
その二ヵ所が通電部分となり、アクセサリーが使用可能になります。
 

アクセサリーソケットが主流になった理由

電気製品への電源供給が役割であるアクセサリーソケットが、主流として装備されるようになった理由はどこにあるのでしょうか?

まず喫煙者の減少、分煙嫌煙の風潮により、シガーライター及び灰皿の利用者が激減したことです。

プライベートカーだけでなく、社用車においても同様で、禁煙が基本となる中で、シガーライターは無くなり、灰皿は耐熱素材でない物入れに変化していきます。

また車内で使用する電気製品の増加により、電源供給源としてのアクセサリーソケットがあれば良いという流れにも変化していきました。

特に皆さんも心当たりがあるかと思いますが、スマホの普及は車内での充電を必須としました。

ナビゲーションアプリ、音楽アプリの使用など、ケーブルに刺さっていない時間の方が短いといった方も多いのではないでしょうか。

アクセサリーソケットのおすすめの使い方

さて次におすすめのアクセサリーソケットの使い方、その為のアクセサリーをご紹介します。
 

増設ソケット

通常アクセサリーソケットは1つですが、それを2~4つに増設する分配器です。
1点しか使用できない状態から、複数のソケットが使えるので車内がより便利に、快適になることでしょう。

ドライブレコーダー

車両にラインオプション等、ソケットを使用せずドラレコが装備されていれば、追加での装備は必要ありません。

つまりドライブレコーダーが現在装備されていない車両でも、ソケットから電源を取ることで、ドラレコの装着が可能です。

現在、ドラレコの映像は事故や犯罪の重要な証拠となり得、最優先の装備と考えるべきです。

ソケットさえあれば、基本的にはどのような車両にも装着可能ですので、未装着であれば検討を進めてみましょう。
 

インバーター

車両では直流電流が用いられますが、家庭で使用される交流電流に変更する機器がインバーターです。

インバーター本体に備えたコンセント・USBソケットから直接電源を取れるので、家庭用コンセント感覚で電化製品の使用が可能となります。

ただし電圧、ワット数などの規定をオーバーしないように注意が必要です。
 

まとめ

今回はシガーライターソケットとアクセサリーソケットについて、ご紹介いたしました。

アクセサリーソケットしか知らない方も増えていると思いますが、中古車を購入すればシガーライターを見る機会もまだまだあります。

知らずに着火して火傷をしたり、事故につながる可能性も否定できません。

車に乗る上での、一つの知識として覚えていただければ幸いです。

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