フリップダウンモニターをDIYで取り付ける方法を徹底解説!選び方もご紹介

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車内の天井に取り付けるモニターをフリップダウンモニターといいます。

フリップダウンモニターには前と後ろの座席で違う映像を楽しめる、運転手の操作が不要なため運転に集中できるといったメリットがあります。
DIYでも取り付けがしやすいのもあり、車の定番カスタムのひとつです。

ただ、フリップダウンモニターは様々なメーカーが広い価格帯で販売しており、どれを選べばいいか悩ましいのも事実です。

今回はフリップダウンモニターについて選び方とDIYでの取り付け方法、おすすめ商品3選を紹介します。
特にDIYでプラズマクラスターを取り付けたい方はぜひ参考にしてください。

目次

取り付けやすいフリップダウンモニターの選び方


取り付けやすいフリップダウンモニターを選ぶ基準は以下の5つです。

フリップダウンモニターの選び方
  • 自分の車に取り付けられるか
  • 自分の車に合ったサイズか
  • 解像度がいいか
  • どのような機能が付いているか
  • 金額が予算に収まるか

自分の車に取り付けられるか

まず確実にクリアしなくてはいけない基準が、自分の車に取り付けられるかです。

フリップダウンモニターは天井に穴をあけて取り付け用のステーで固定します。
車種によってステーを付けるための天井の梁の形状が異なるため、適合するフリップダウンモニターを選ぶ必要があります。

代表的なメーカーであるAlpineやcarrozzeriaでは適合表が公開されているので、それを参考にフリップダウンモニターを購入してください。

メーカーによっては多くの車種に適合したフリーサイズのものもありますが、どの位置にも取り付けられるわけではないので注意してください。

自分の車に合ったサイズか

次に考えることはモニターのサイズです。

大きい車に小さいサイズではせっかくのモニターなのに見にくいですし、小さい車に大きいサイズは人や物が移動するときにぶつけてしまいがちです。

フリップダウンモニターを付けたい人は動画を楽しみたい人のはずなので、10インチ以上の小さすぎないものをおすすめします。
ミニバン以上の大きい車なら15インチを超える大型なものもアリでしょう。

ただ、フリップダウンモニターを付けると後方の視界が悪くなることに気を付けてください。
購入する前に同じサイズに切った紙などをあてて、どのくらい視界を狭めるか確かめるとよいでしょう。

特にモニターを開いたときはバックミラーに大きく映り込むので、事前確認をおすすめします。

解像度がいいか

続いて、解像度も重要な要因です。

解像度が高いときれいな動画を楽しめますが、それだけ高価になります。
逆に解像度が低いと画面の粗さが気になってしまいますが、安価に手に入れられるでしょう。

モニターの大きさにもよりますが、大きな不満を感じず動画を楽しむためには低くても800×480以上の解像度がおすすめです。
揺れる車内で見るものなので、少し高めの解像度のものを購入しましょう。

どのような機能が付いているか

フリップダウンモニターには高機能のものもあります。

動画を再生するといってもUSB端子、SDカード対応、bluetooth対応などそのソースは様々です。
ルームランプやプラズマクラスターがついている商品もあります。

モニター部分が180度と大きく開いて見やすいモニターも存在します。

金額が予算に収まるか

最後に予算とも相談しなくてはいけません。

安いものでは5,000円程度、高いものだと10万円を超えるものもあります。

高ければそれだけいい機能がついていたりブランド力があったりしますが、そこまでの高機能は必要ない方もいるでしょう。
おすすめのフリップダウンモニターを後述してあるので、予算に収まりつつもほしい機能を満足するものを探してみてください。

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フリップダウンモニターをDIYで取り付ける方法


フリップダウンモニターをDIYで取り付ける方法を、費用、必要なもの、手順の観点から紹介します。

フリップダウンモニターの取り付け費用

DIYで取り付けするには後述する工具と道具が必要です。

配線類や端子類は1,000円程度とそこまで高くありませんが、梁にステーを取り付けるネジ穴をあけるためのドリルが少々高価です。

電動ドリルは安くて4,000円程度、マキタなどの有名メーカーのものだと7,000円程度の値段です。
少々大変ですがハンドドリルなら1,000円程度から手に入るので、節約したい方はそちらでもよいでしょう。

フリップダウンモニターの取り付けに必要なもの

最低限必要なものは以下の通りです。

フリップダウンモニター取り付けに必要なもの
  • 接続端子、ギボシ端子
  • ドライバー
  • 天井の内張をカットするカッター
  • 梁にネジ穴をあけるためのドリル
  • ギボシ端子をかしめるための電工ペンチ

用意したフリップダウンモニターによっては、ルームライトと連動させるために出力変換ユニットが必要だったり、ほかのものも必要になるかもしれません。

また、針金やグローブ、養生テープもあると作業がやりやすくなります。

フリップダウンモニターの取り付け手順

フリップダウンモニターは以下のように取り付けます。

フリップダウンモニターの取り付け手順
  • 1. フリップダウンモニターの取り付け位置にマーキングして穴をあける
  • 2. 配線を通すために最低限の内張をカットする
  • 3. ステーを取り付ける
  • 4. 配線する

最も難しい工程が4の配線です。
内張の後ろは目視できないうえにケーブルは柔らかいため思い通りに配線できません。

針金に巻き付けて配線する、先に針金を通す、など工夫が必要です。

フリップダウンモニターおすすめ3選


おすすめのフリップダウンモニターを紹介します。

Alpine:スリムリアビジョン


出典:Alpine

定番メーカーのAlpineからスリムリアビジョンです。
名前の通り、業界の中でも最高レベルの薄さが特徴です。

薄いということは人や物がぶつかる心配も少なくなります。
モニターを開いた状態での最下点も短いため、ルームミラーへの映り込みが少なく運転の邪魔になりにくい設計です。

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carrozzeria:TVM-FW1060-B


出典:carrozzeria

同じく定番のcarrozzeriaより、2022年モデル10.1型のフリップダウンモニターです。

180度まで無段階に開閉するヒンジ機構が特徴で、大人でも子供でも見やすい位置でモニターを固定できます。
窓から差し込む光に合わせて見やすいモニターの角度に調整可能です。

ドアの開閉と連動しオンオフさせられることも非常にスタイリッシュで車内を上質に変えてくれます。

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Alpine:PXH12X-R-AV


出典:Alpine

アルファード・ヴェルファイア専用のプラズマクラスター搭載、12.8型のフリップダウンモニターです。

車内に合わせた大き目サイズのモニター、高級感あふれるデザイン、アルパインカーナビとの連動によるスマホ接続などほしい機能が満載です。

前席のナビと後席のフリップダウンモニターで違う画面を出力できる「ダブルゾーン」があれば、乗客それぞれが好きな時間を楽しむことができます。

お値段は少々張りますがその価値があるモニターだといえるでしょう。

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まとめ


フリップダウンモニターについてDIYで取り付ける方法や選び方を解説しました。

DIYでの取り付けはそれほど難易度が高いものではありませんが、配線類を触ったり天井に穴をあける必要があるのが少々ハードルが高いかもしれません。

うまく取り付けられるか心配な方はお店に依頼してください。
ただ、一度DIYにチャレンジしてみるのもよいでしょう。成功した暁にはもっと愛車に愛着がわいてくるはずです!

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