アウトドアに人気!ルーフキャリアの取り付け・選び方について

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車でキャンプや屋外のアクティビティに出かける際、荷物の積み方で困った経験はありませんか?

軽自動車だからあまり荷物が載せられない。ファミリーカーだけど家族や友人が乗るから荷物のスペースが確保できない。というような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめしたいのが車の屋根部分に取り付ける「ルーフキャリア」です。

今回の記事では車に荷物をたくさん積みたい方に向けて、ルーフキャリアとはどのようなものか、取り付け方法、どのような車に取り付けることができるか等、詳しく解説していきます。

目次

ルーフキャリアとは?まずは基礎知識

皆さんはルーフキャリアと聞いてどのようなものを想像するでしょうか。

多くの人はキャンプやアウトドアスポーツが好きな人が使っている、というイメージではないでしょうか。もちろんそれは間違いではありませんが、実はアウトドアをしない人にもルーフキャリアは非常に便利なんです。

アウトドア以外に普段の買い物などでも役に立つルーフキャリアの基本的な機能について注目してみましょう。

ルーフキャリアとは

ルーフキャリアとは車の屋根の上に取り付けて、より多くの荷物を積めるようにする部品のことです。

様々な種類があり、目的に合わせて最適な機能を持ったものを選ぶことで、車をこれまで以上に有効に使うことができます。

メリットばかりではありませんが、適切に使用すれば活動の幅が広がることは間違いないでしょう。

次はそんなルーフキャリアの魅力について紹介していきます。

ルーフキャリアの魅力

ルーフキャリアの最も大きな魅力は積載量の増加です。車内に入らない大きな荷物やアウトドア後の泥や土で汚れてしまった荷物なども気にせず載せることができます。

自分の趣味に合わせて専用のルーフキャリアを取り付ければ、より多くの家族や仲間と趣味を共有できますし、周りに自分の趣味をアピールすることによって共通の趣味を持つ人と繋がるきっかけになるかもしれません。

また見た目の面でも、ルーフキャリアを取り付けて車を無骨で男らしいイメージに変化させることで、ドレスアップ効果も期待できます。

女性が好んで乗るようなかわいい車であっても、ルーフキャリアを取り付けることによって車と装備のギャップが生まれ、意外性という面で周りの目を引くカスタムのひとつになるでしょう。

ルーフキャリアのタイプ

ルーフキャリアには様々なタイプがあり、スキー・スノーボード、自転車、サーフボードなどそれぞれの使用用途に合わせた製品が販売されていますが、これらは専門性が強く他の荷物を積むには適していません。

キャンプ道具を積んだり普段の買い物等に使うのであれば、汎用性の高い「ラックタイプ」か「ボックスタイプ」がおすすめです。

ルーフキャリアは様々なメーカーからそれぞれ特徴のある製品が販売されています。選び方や注意点は後ほど解説するので、次はルーフキャリアをどのようにして取り付けるのかを解説していきます。

ルーフキャリアの取り付け方

ルーフキャリアは基本的に、土台となる「ベースキャリア」と、目的に合わせて取り付ける「アタッチメント」に分けられます。車に合ったベースキャリアを取り付け、その上にアタッチメントを取り付けるという形になります。

ルーフキャリアの取り付けには特別な知識が必要なわけではありませんが、取り付けられるか不安な方は知人や友人に相談したり、カー用品店に相談するなどしてみましょう。

ベースキャリアは取り付ける車種によって異なるので購入には注意が必要です。

次はルーフキャリアの取り付け方法について詳しく解説していきます。

基本的な取り付け方

ルーフキャリアは主なメーカーとして、「INNO(イノー)」「THULE(トゥーレ)」「Terzo(テルッツォ)」の3社があり、ベースキャリアとアタッチメントが別のメーカーのものであってもほとんどが組み合わせて使用することが可能です。
この3社以外にもルーフキャリアを製造しているメーカーはたくさんあるので、取り付けの際にはベースキャリアとアタッチメントの相性を確かめてから購入しましょう。

どのメーカーを選んでも基本的には「ルーフレールに取り付ける」「専用の取り付け穴を利用する」「雨どいを利用して取り付ける」の3つに分けられます。

取り付け方法等は車種によって異なるもので、詳しくは後ほど説明します。

取り付けには工具が必要なものとそうでないものがあり、中には商品を買うと工具が付属しているものもあるので、工具を用意する必要があるかどうかにも注意しましょう。

ルーフキャリアは成人男性であれば問題なく取り付けられるものが多いですが、女性では屋根の上まで持ち上げることが難しかったり、男性でもひとりでは取り付けが困難なものもあります。

自分でルーフキャリアを取り付ける場合は無理をすると車を傷つけてしまったり、適切に取り付けることができなかったりするので、取り付けの際にはメーカーサイトや取扱説明書をよく読み、ひとりでの取り付けが困難な場合は家族や友人に手伝ってもらいましょう。

人の手が借りられないのであればカー用品店などに取り付けを依頼することも考えましょう。

車種によって異なる

ルーフキャリアのメーカーや取り付けたいアタッチメントを選ぶ前に注意したいポイントは、「ベースキャリアの種類」です。車種によって取り付けられるベースキャリアの種類は異なるので、自分の車に合う製品を選びましょう。

ベースキャリア取り付け用のレールが装備されている車や、専用の取り付け穴がある車、雨どいに取り付ける車などがありますが、ほとんどの車には対応しているベースキャリアが販売されているので、よほど特殊な車種でなければルーフキャリアは取り付けられるはずです。

続いてルーフキャリアの選び方について解説していきます。

ルーフキャリアの選び方

ルーフキャリアを選ぶ際には「何を」「どのぐらい」積むのかがポイントになります。

また荷物の固定方法やセキュリティ面でもどの製品を選ぶか変わるので、荷物が盗難に遭ったり、走行中に落下するリスクがあることも考えておきましょう。

具体的には例えばボックスタイプであれば鍵をかけることができてセキュリティ面では安心感が強く、荷物が落下する危険性も低いですが、入る荷物の量に限りがありあまり大きな荷物などは載せることができません。

ラックタイプはしっかり荷物を固定して落下に注意する必要があることと、セキュリティ面が心配という一面もありますが、載せることができる荷物の幅が広く、自由度の高さが魅力です。

何を積みたいか

たくさんあるルーフキャリアを選ぶにあたって重要なポイントである「何を積むのか」ですが、自転車を載せたいのであれば自転車用、サーフボードを載せたいのであればサーフボード用といったように専用設計のものを選ぶか、様々な荷物を載せられる汎用性の高いものを選ぶかは人によって様々だと思います。

ボックスタイプやラックタイプを取り付けておけば、自転車やサーフボードなどは車内に積んで、他の細かな荷物などはルーフキャリアに積む、という使い方もできるのでおすすめです。

またルーフキャリアを取り付けることで、取り付けていない状態よりも車の上部に注意を払わなければなりません。普段は特に問題なく通れている高架下やトンネルなど、ルーフキャリアを取り付けて高さが増すことによって通れなくなってしまうこともあります。

何を積むかによって高さはそれぞれ違いますが、荷物を高く積みすぎると通れなくなる場所があるかもしれないことも考慮しておきましょう。

どれくらいの量を積むか

ルーフキャリアを選ぶときに注意したいポイントのひとつとして、荷物の重量が重要になります。

ルーフキャリアには製品ごとに耐荷重が決められていて、耐荷重よりも重い荷物を載せてしまうと破損に繋がります。ルーフキャリアの破損は荷物の落下を招くだけでなく車自体を傷つけてしまうことになりかねません。

何を載せるのかだけではなく、載せる荷物がどのぐらいの重量になるのかにも注意しつつ選びましょう。載せる荷物の重量が不明な場合はなるべく耐荷重の高いものを選ぶと良いでしょう。

もうひとつ注意したいのが荷物の大きさです。車は普通自動車と軽自動車でそれぞれ高さ・長さ・幅の限界が決められていて、車体の外側に積む荷物にも制限があります。制限を超える大きさの荷物を積むと違反になり、取り締まりの対象となるので注意しましょう。

しっかり固定をお忘れなく!

どのようなルーフキャリアを取り付けても忘れてはならないのはしっかりとした荷物の固定です。

荷物の落下は重大事故に繋がる恐れがあります。自分や荷物の安全だけではなく、他車に迷惑をかけないためにも確実な固定を心がけ、出発前や休憩時に荷物の固定が緩んだりしていないかチェックしましょう。

荷物を積む際には高く積みすぎないよう注意し、前後左右がなるべく均等になるように重量を調整しながら積むと良いでしょう。

荷物はなるべく低くまとめたほうが運転が安定します。重量のバランスを取ることは安全運転にも繋がるので意識しておいてください。

ルーフキャリアでもっとアウトドアライフを快適に

ルーフキャリアは安い買い物ではありません。自分の車や使用状況に合わせて、どのルーフキャリアを取り付けるかしっかり考え、今回の記事で解説した注意事項なども考慮し、みんなが安心・安全に楽しめるように最適な選択をしてください。

ルーフキャリアを取り付ければアウトドアがより便利に、快適になります。

普段は持っていけないような大きな道具を積んだり、車に乗れる人数を増やしてより多くの仲間とアウトドアを楽しみましょう。

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