新車を買うならいつ?フルモデルチェンジとマイナーチェンジの違い

2020.05.26

新車を買うならフルモデルチェンジ直後をねらいますか?
しかしマイナーチェンジを重ね信頼性と値段もこなれてきたタイミングも魅力的です。
フルモデルチェンジを狙って買うならば、タイミングしだいで数年待たねばなりません。
大小のマイナーチェンジは毎年のように行われていますし、買い時はいつなのでしょうか?

今回はモデルチェンジで見逃してはいけないポイントをピックアップしましたので、次回の購入の参考にしていただければと思います。

フルモデルチェンジのおさらい

さて、何をもってフルモデルチェンジなのでしょうか?
ユーザーと販売側にとっての意味合いはどこにあるのでしょう。

まず内装も外装もまったく別のものにかわります。勿論、車両ごとにコンセプトやカテゴリーがあるので、使い勝手は似ていて共通の部分は残るでしょう。
改良されると思いきや、使い勝手が悪化してしまうことも考えられます。

「何故そうなった・・・。」と前モデルの新古車や在庫、中古を買いに走った経験がある方もいることでしょう。
カタログや車検証をみると車両型式が変わっていることでしょう。
骨格から別のものになります。

メーカーや販売側にとって大きな意味はどこにあるでしょうか?
それは誰が見ても「新しい」とわかり、前モデルは「古く」見えるということです。
この一点においてメーカーは新型を出すと言っても過言ではないと筆者は考えます。

基本的に車という工業製品は頑丈です。
断言はできませんが、一般家庭においては適宜整備を行い、お金をかければ10年、20年は乗れるでしょう。
買い換えたところで整備費用はついてくるので、そのまま旧型を乗り続けるのが最終的に安く済むのではないでしょうか?

つまり車は強制的に買い換えサイクルを生み出さなければ、市場の流動が起きないのです。
新車が売れなければ中古車も出てきません。新車中古車市場ともにニューモデルが出なければ商売は成り立たないということです。

もっとも購買意欲を掻き立てる商機であり、世間に出回りきる前の時期は所有欲がもっとも高まるといえます。
他にも、新型の良し悪しについて考えていきます。
まず値引きの交渉の余地は少ないでしょう。商談の余地が減るということで、明確に一番高い時期に買うともいえます。
人気車種ならば納車待ちがおきる可能性もあります。数か月~1年も待つのはつらいものです。

正当な情報、批評を得られず自身が試乗等で見定める必要がでてきます。
当然所有している人が少ないので、ネット等でユーザーの声が拾えません。
雑誌の販売直前のレビュー等を頼る必要があります。後続グレードや色等、さらに好みのものがデビューするかもしれません。
またリコールが発表され易やすい傾向にあり、自身の車に不具合が出現する恐れも考えられます。

しかし何より魅力なのが、長い間最新型モデルに乗る事ができます。旧型式車になる期間が短くなります。
マイナーチェンジはあるものの、最新型式に5~7年乗れるのは嬉しいポイントです。

マイナーチェンジのおさらい

内装や外装の基本的な作りは変わらず、素材や使い勝手の向上を目指すことが多いでしょう。若干のデザインの変更も行われます。古くなり競争力の無くなったオプションの統廃合や入れ替えもなされるでしょう。

例としてはHDDナビがメモリーナビや無線アプリ対応品になることがあります。
購入検討期の方にとっては注意が必要です。

CM等のメディア展開において普通に「新型」や「新しくなった」と謳います。
マイナーチェンジやフェイスリフト(所謂、顔変え)をしていれば、新しくなっていると言えるわけです。

実際、ビックマイナーチェンジを行いガラっと顔や真新しいオプションをつけたCMを見ると、フルモデルチェンジと思ってしまうかもしれません。
お店に見に行ってからマイナーチェンジと知ったとしても新車を見ると・・・。欲しくなってしまうものです。自分はフルモデルチェンジ前の車が欲しいのか、冷静な判断が求められます。

車両や状況によりますが、値引き金額の幅はマイナーチェンジ後も引き継がれる傾向にあります。
車両型式に変更はありません。

まとめると骨格は変わらず、見た目(内装も含め)を一新するイメージと言えるでしょう。
さて、他にもマイナーチェンジが行われる現行車の特徴を洗い出しましょう。
デビュー後年数が経つほどリコールや不具合箇所の改修が行われ、故障が少ない傾向にあると思われます。
個人によって感じ方が変わってくる箇所も多いといえる部分もあります。

特にビックマイナーチェンジにおいて内外装ともに最適化が行われています。
つまり同型式とはいえマイナーチェンジ前の車はチープさや古い感がでるようにしているといえるでしょう。
商談における値段=値引き額もこなれてきていることでしょう。

世間的な評価も固まってきているので情報を集めやすく、自身の好みとすり合わせ易いと思います。納車待ち期間も比較的短いです。
感じ方はそれぞれと言え、新型モデルが出ることにより自身の車は旧型車となります。そのスパンが新型デビュー時購入よりも早いということになります。
フルモデルチェンジにもマイナーチェンジにも良し悪しあるということが、わかっていただけたと思います。

販売店における内情

販売会社にとって大きな商機であるフルモデルチェンジを営業マンはどう迎えているのでしょうか。
どのような点を注視しているのか、みていきましょう。

まず営業マンが「正式に」フルモデルチェンジの概要、販売開始時期を知るのは1か月前から早くとも半年前となることが多いようです。
高額車ほど準備期間は長い傾向にあります。つまり1年前から新型が出る前提の商談はできません(旧型になるから現行を安くするといった商談等)。
早くから情報を渡すと、現行品の販売が鈍くなることが考えられます。

新型が出るのであれば、そちらを購入したいというユーザーが基本的には多く、買い控えが起きるのです。
営業マンが正式に知らなければ、発表がなく発売があるかもわからないので旧型の商談しかできないと言えるでしょう。
総括として新型デビューから経過年数ごとの特徴についてまとめてみます。

・デビュー直後。値引きは少ないかほぼ無い。最新型式に一番長く乗り続けられ、旧式になるまでが一番長い。
・デビュー2~3年後。発売後、概ね1回目の大きなマイナーチェンジが行われる頃には値引き額もこなれてくるでしょう。
・デビュー後4~6年後。モデル後期、車によっては末期となるでしょう。性能的にも熟成され、リコール等も終わっており信頼性も高い傾向にあります。長く乗るには最適かもしれません。在庫即納等、早い商談でさらに多くの値引き額を狙える可能性があります。

さて、新車といえ買うタイミングによってはすぐ旧式となる恐れがあります。
あるいはデビューしたて故のデメリットもあるようです。
今いちど検討中の車がデビュー後何年経っているのか、いつ買うべきなのか?購入の一助にしていただければ幸いです。