高く売れる車の特徴とは?新車を購入する時点で正しく選ぼう!

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愛車を売却するのであれば少しでも高く、と誰しも願うものです。
皆さんは車を維持する中で、査定価を上げる努力をしがちではないですか?
最近はリセールバリューという再販価値を見据えて、車選びする人が増えてきています。

実際は、査定価格の骨子は購入時点で決まっているのです。
後々のことを考えて、高く売れる特徴をもった新車を購入するのはどうでしょうか。

今回は、高く売れる車の特徴12選と、新車購入時点で高く売れる車を選ぶポイントについてご紹介いたします。

目次

高く売れる車の12の特徴とは?

この項では、ズバリ高く売れる車の12の特徴について、ご紹介します。
検討している車種の中で、合わせられる部分、合わない部分があると思います。
まずは無理なく合致可能な特徴をチェックしてみてはいかがでしょうか。
 

特徴1.人気の車種

まずは人気の車種です。
そもそも人気の車種は何かという話になりますので、ある程度トレンドを察知したり探る努力が必要です。
納車が長い、納車待ちが発生している車種は売却時も査定価格が高い傾向にあります。

こういった車種は直近の中古市場においても、高値が維持されるでしょう。

まずどういった車種が人気なのか、中古市場や雑誌からリサーチしてみると良いでしょう。
また競合車種でも、まったく売れ行きが違うことも有り得ます。
多少納車が早くても、わざわざ不人気車種を買う必要はないかもしれません。
 

特徴2.ボディタイプ

次はボディタイプです。
では流行りのボディタイプでという話か、これは半分正解です。

これはディーラーで営業をしていた筆者の実感を含みますので、参考までに聞いていただければと思います。

基本的には今トレンドの車種が数年後の売却時も高額になる可能性が高いです。
直近でいえば、SUV人気が挙げられます。
高級SUVはもはやセダンを購入していた層の受け皿でありつつ、若者たちの憧れの車種です。

またミニバンを購入するファミリー層の一部もSUVに流れています。
コンパクトカーからの代替えで5ナンバーSUV、ステップアップで3ナンバーSUVという選択肢も一般的です。

実際、中古車市場でもSUVは高価格を維持しています。
査定をすれば、思いのほか高査定でびっくりした読者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

つまりSUVを新車で買うというのは、今のトレンドにおいては最適解です。

では残り半分、何が懸念点なのでしょうか。
トレンドの移行、そして終焉です。
車は数年間~10年間程度は乗り続けるもので、その間にブームが移り変わっているかもしれません。
とはいえトレンドの継続性は、他の商品と比べればスパンは長めです。
また当時乗りたかった車種を、10年後安く乗るというのも楽しみです。
一方で10年後、SUVブームはなんだったのかという風潮も有り得ます。

10年後スポーツカーブームが到来したら、SUVの査定は悲惨かもしれません。

さて少々大げさな例になりましたが、基本的には今人気のボディタイプを購入するのがおすすめです。

現実的に将来のトレンドを読むのは難しいということも、覚えておくと良いでしょう。
また中古車市場でのトレンド・価格は、新車よりも数年残る傾向にあります。
あまり気にしすぎる必要はないかもしれません。
 

特徴3.人気のボディカラー

これは好みがあるので、自分の好きなカラーを排除するか判断が難しいところです。

筆者としては、自身が欲しいボディカラーを優先すべきと考えます。
毎日のように付き合う愛車ですから、好きな色の車を買うべきと思っています。

その上で、人気のボディカラーを挙げるのであれば、「白・黒・シルバー」です。
さらにいえば、白>黒>シルバー=他の人気色>他色となることが多いでしょう。
査定をする上で、概ねこの考えは当てはまります。
シルバーについては「減点が無い」という特徴を覚えておくと良いでしょう。

この3色で検討が進むのであればラッキーですし、将来的な査定を見込んで白黒を選ぶのも良いでしょう。
 

特徴4.人気のグレード

グレードによって装備に差が生じます。
また査定価格もグレードによって変わります。
高ければ良いというわけではありませんが、人気の装備が純正でついているグレードは人気があります。

傾向としては、低価格ベーシックグレードより1ランク上のグレード、つまりメーカーとしての拡販モデルが目安になるでしょう。

購入価格は高くなりますが、売却時にいくらか取り戻すことも可能と考えるのも悪くないでしょう。
 

特徴5.人気のメーカー

査定において、メーカーによって価格帯の違いはあります。
同じカテゴリー帯で価格が高い安い、そもそも全般的に査定価格に差が出る、こういった事象は事実として存在します。
例外はあるとご理解いただいた上での話ですが、トヨタ車は査定価格が安定して高値の傾向にあります。

一方、一昔前の話ですが、マツダ車は査定が安いと巷で噂されました。
他社では査定価格が安く、マツダディーラーでしかまともな査定にならず、マツダで買い替えるしかない。と冗談ともつかない話は有名です。

販売価格・カテゴリーが競合するのであれば、人気のメーカーの車種を選ぶというのは賢明な判断です。
 

特徴6.高年式の車

古い車より新しい車に査定価格は高くつきます。
こと高値で売るという点においては、早く売るほど良いです。
 

特徴7.走行距離が短い車

走行距離の長短も非常に重要です。
短いほど査定価格は高くなります。
走行距離の長短によるプラスマイナスは査定をする上で、絶対です。
どんなに人気車種であろうと、査定上は走行距離による加点減点を受けています。

ただし走行距離が多いオーナーさんであれば、しっかり乗り切る、乗りつぶすという判断も良いかもしれません。
 

特徴8.状態が良い車

状態が良いと判断されるには、いくつかのポイントがあります。
外装の美しさ、これは傷、凹み、塗面の良好さなどが挙げられます。
内装も同様に、シートなどのヘタレ、煙草やペット臭、汚れの付着具合が査定項目となります。

また見逃しがちなのが、オプションが装着されているかです。
グレードによるオプションや、別に装備した人気のオプションがあれば査定価格に反映されます。

またグレードに装備されているはずのオプションの有無は、査定中に分かります。
装備されていたものは、そのまま査定に出すようにしましょう。

 

特徴9.海外で人気の車

車は日本だけで売っているわけではありません。
名前や若干装備は違えど、他国でも普通に販売されています。
つまり海外で人気があり品薄な車種は、中古で海外に輸出するルートもあり、査定価格が高い傾向にあります。
 

特徴10.趣味性が高い車

一般的に趣味性の高い車は、流通台数が少ない傾向にあります。
玉数も少なく、販売価格が落ちにくい=査定価格も高値を維持します。

車種としては、スポーツカーやクラシック、キャンピングカーや本格SUVも今のトレンドです。

あるいは年式が古く、現存数の少ない車も趣味性が高いといえるでしょう。

こういった車種は元々の販売価格が高い傾向にありますが、大衆車が年数を重ねるうえでアンティーク価値が付与されることもあります。

現在では、80~90年代のスポーツカーが非常に高値で取引されます。

当時は捨て値多数だったシルビアや(GT-Rではない)スカイライン、初代ロードスターなどが当てはまるでしょうか。
筆者は学生でバイト代を握りしめ検討したものですが、今では免許取り立ての若者が手を出せる値段ではなくなりました。(勿論、コンディションによります。)

また社会人であれば手が伸びた可能性もあるスカイラインGT-R達は、グッドコンディションであれば最早スーパーカーのような値段です。

もし趣味性の高い車を所持していて、現在高値が見込まれるならば売却もよし。
しかしあと10年持っていればどうなるか…神のみぞ知るのでしょう。
 

特徴11.名車

デビュー後、時間を経ることで人気が出るパターンと、デビュー時から人気を維持する車があります。

そういった車は名車として、長くファンがつく可能性も期待できます。

良い車は、きちんと査定価格に反映され続けるといえるでしょう。
 

特徴12.新車納期が長い車

新車納期が長い理由はいくつか考えられます。
・人気が高く、オーダーが間に合わない。
・そもそも想定している生産台数が少ない。
・想定した台数を生産できない。

メーカーにとってポジティブな要素から挙げれば、上記2点です。
想定より沢山オーダーが入って、生産が間に合わないので納期が長くなっています。
例えば、アルファードやRAV4、セレナといった幅広い客層に販売する車種の納期遅れは、メーカーとしては嬉しい悲鳴です。

次に、台数は期待していなかったが、販売数が伸びて生産が追い付かないパターンです。

ジムニーやランドクルーザーが数年待ちといったニュースを聞いたことがあるかもしれません。

趣味性の高さもあり、生産ラインは拡販車種に比べれば細いものです。
ところがバックオーダーが山積みになってしまい、とても生産が間に合わなくなってしまいます。

最後の想定した台数がそもそも生産できない、これはネガティブな要素です。

国際状況の悪化、コロナ禍、複合的な理由からの半導体不足などにより、売りたいのに作れない状況が引き起こされています。

検討する車種の納期が長いのであれば、何に起因するものか知っておくと良いでしょう。

シンプルな人気によるものであれば、次期モデル投入の時期や、程度の良い中古を探すといった方法で回避できるかもしれません。

高く売れる車を選ぶコツ

さて高く売れる特徴についてご理解いただいた上で、新車時から高査定になるポイントを押さえてしまいましょう。

購入から売却時まで長いスパンで考えると、最終的な支出を抑えることも可能になります。
 

おすすめ1.高級車

販売価格が高い車は、その分査定価格も高くなる傾向にあります。
車両価格が安い量販車種は、グレードしだいで数年後には査定が付かないパターンも考えられます。
高い車でも、売却金額を考慮すれば支払額は少なかったということもあるのです。
同程度の車種で中古価格を調べてみるのも良いかもしれません。
 

おすすめ2.白、黒、シルバーの車

売却時、損をしない色は白黒シルバーです。
この前提は鉄板です。
白黒シルバーの中で検討できるのが理想といえます。
ただし、まったく気に入らないのであれば好みの色を優先するべきと筆者は考えます。

やはり愛着をもって車に乗ることが一番ではないでしょうか。
 

おすすめ3.映画や漫画で話題になった車

映画や漫画で活躍した車も人気になることがあります。
そもそも車が題材であれば、言わずもがなです。
また主人公が乗った仕様や色に人気が集中することもあります。
 

おすすめ4.維持費が安い車

維持費が高い車より、安い車のほうが人気があります。
例として同じ車種内においても、大排気量で燃費の悪いグレードよりエコターボ搭載で低燃費なグレードのほうが人気があります。

普通車の自動車税は、サイズではなく排気量で金額が決まる点を覚えておきましょう。
当然、排気量が少ない方が燃費は優れる傾向にあります。

こういったポイントも含め、車種選びを進めてみましょう。
 

おすすめ5.環境にいい車

昨今のエコ需要も捉える必要があります。
ガソリン車とハイブリッド車でグレードが分かれているのであれば、ハイブリッド車といった具合です。

購入時に補助や優遇が受けられるので、見積上でもお得感があります。
それでも初期投資は高くなりますが、維持する中で費用を抑えつつ、売却時も有利になります。

まとめ

さて高く売れる車には、それなりの理由があるようです。
全て覚えるのは大変ですが、検討する車種で当てはまるポイントがあるか考えてみてはいかがでしょうか。

一方、高く売れるに越したことはありませんが、売却にフォーカスしすぎも良くありません。

まずは欲しいと思える車種、ウキウキする車選びを優先していただければ幸いです。

 

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