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車を高く売る10のコツ&営業マンとの交渉術を徹底解説!

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今回は愛車を高く売る方法について解説いたします。
ユーザーには便利で手軽、多種多様な売却手段が選べます。
自分なりに売却手段を選んだあと、いきなり査定に持って行くのは良い方法とはいえません。

しっかり段取りと準備をすることで、愛車の価値を上げ、高査定につなげられるでしょう。

さらに車を高く売る為の交渉術についても触れていきます。
商談の準備はもちろん、基本的な交渉内容についても解説させていただきます。

車を高く売る10の方法

愛車を高く売るには、それなりの準備・下調べが重要になります。

ここで主要な10の方法について紹介していきます。
こういった方法を経ることで、査定額にも違いがでてくるでしょう。
 

1.買取相場をリサーチ

今ではネットで買取相場が簡単に調べられます。
年式や色、車種によって〇万円~〇〇万円といった推定値を知ることができます。

かといってこの数字に固執するのは止めましょう。
必ずしも愛車がその値段程度、以上になるとはいえないからです。

あくまで参考として頭に入れておき、判断・交渉の物差しに留めましょう。
 

2.下取りでなく買取業者を利用

車両の買換え時に愛車を引き取ってもらう下取りは、買取業者を利用するより査定が低くなる傾向にあります。

特に新車ディーラーは中古車の仕入れという感覚が薄く、査定は安くなりがちです。

買取業者は買取れなければ商品が入ってこないので、査定や交渉も必死になるのです。
 

3.複数者から見積をとって比較

同様に複数の買取業者から査定見積りを入手しましょう。
見積りを比べれば、どこが高価に買い取ってくれるかがわかります。
また即決するつもりはなく、他店でも見積る予定であることを伝えることで、より査定に力が入るかもしれません。

さらに他店で査定後に、再度来店を促されることも有り得ます。
その場合、まだ査定価格にアップの余地があるかもしませんし、交渉のチャンスといえるでしょう。

つまり店舗同士で競争させることで、査定価格が上がる可能性があるのです。

概して手間を惜しまないというのがポイントです。
 

4.売る時期を選ぶ

どの時期でも対して査定は変わらないだろう、という考えは間違いです。

まず高く売れる時期を押さえておきましょう。
春は行楽シーズンでもあり、新生活の始まる時期です。
1~3月に大きな買換え需要が存在します。

同様に夏終わり、9月あたりも市場が活発です。

季節関係なく、市場が活性化するのは決算期です。
多くの販売会社は3月に年度末決算を迎えます。
商品を大量に売りたい=売り物の仕入れが必要=買取市場の活性化というわけです。

この決算は1月あたりから拡販シーズンに入りますので、査定にも力が入ります。(春前の需要シーズンと重なるのもポイントです。)

一方、決算シーズン前の11、12月は中古車査定は良くない傾向にあります。(これも季節柄と重なります。)

次にモデルチェンジです。
モデルチェンジが発表されると、旧モデルではなく新モデルの買換え需要が増え、該当する旧モデルは中古車市場に多く出回ります。

価格が安くなることが予想される為、モデルチェンジ(フルモデルチェンジ・マイナーチェンジ共)の噂が出るようであれば早めに行動すると良いでしょう。

またある程度、前モデルや競合車のモデルチェンジ周期を参考にするのもおすすめです。

次に車検時期です。
車検は期間が長く残っている方が査定は高くつきます。

かといって車検を通してから査定を受ける必要はありませんし、残り数か月まで乗り倒して売るのもおすすめです。

数万円~15万円も払って車検を通したところで、その金額分査定アップはされません。

とりあえず車検残は気にせず、売りたい時期で判断するば良いでしょう。

しかし車検が切れると買取店まで移動できなくなるので注意が必要です。
 

5.修理は基本的に不要

車両の傷などは基本的には修理する必要はありません。
傷を直せば査定上のマイナスは減りますが、まず修理費用が高くつきます。
修理費用以上の査定アップはまずないので、そのまま査定に出してしまう方が結果的にはお得です。
 

6.純正パーツを残す

愛車をカスタムする人には要注意ポイントです。

社外品より、純正品のほうが査定上は好印象です。
基本的にノーマルであるほど、査定価格は良くなります。
これは社外アルミや外装品、シートは好みが分かれること、概ね純正品のほうが高品質でマッチングの良いデザイン、修理・交換が可能なことによります。

カスタムするにせよ、ノーマルに復帰できるようにすると高査定につながるでしょう。
 

7.オプションを装備

人気のオプションを装備していると魅力的で、査定時の高評価につながります。

例えば各種安全装備、ナビゲーションシステム、ETC、ドラレコなどは中古車検討時に付いていると嬉しい装備です。
 

8.定期的なメンテナンスをしておく

定期的なメンテナンスをし、車両を良い状態に保つことが重要です。
エンジンの異音やブレーキやアクセルの踏み心地、メンテナンスノートも査定時にはしっかりチェックされます。

ノートには定期点検やオイル交換といった記録が残っており、どのように維持してきたかわかります。

その記録次第で、買取側や購入者は魅力的で安心な好物件と捉えることができるのです。
 

9.普段からキレイに保つ

まず普段から車をキレイにすることが重要です。
定期的に洗車することで、塗装面の劣化を最小限にできます。
汚れの固着が塗面劣化を招く原因にもなりますし、シャンプーやコーティングで紫外線による劣化も軽減できます。

また車内環境はどうでしょうか。
査定時に禁煙・喫煙の判断もされ、当然禁煙が高評価です。
タバコ臭やヤニ汚れは簡単に落ちないので、クリーニングやリフレッシュでお金を掛けても査定で取り戻すのは難しいでしょう。

またペット臭もしないほうが高評価となります。

ペット臭は、消臭材や消臭スプレーの利用である程度ケアが可能です。

さらに窓を開け換気する、毛を取り除くといった積み重ねが重要になるでしょう。
 

10.営業マンとよい関係を築く

交渉する営業マンも人間であり、感情をもって商談を行っています。

あまりに強引な値上げ交渉や横柄な態度を取る相手には、帰っていただいて結構と思っているかもしれません。

自動車とは中古であろうと高価な商品、やりとりです。

交渉時から面倒そうな人は、商品の売買後も面倒を起こしそうだと認識しています。

これは憶測や決めつけではなく営業側の経験則なので、そう認識すると一気に引いてしまいます。

もはや良い査定額を提示しようとは思わず、適正な価格以上の交渉は不可能になってしまいます。

値上げ交渉がダメという意味ではありません。
自分の愛車のセールスポイントを熱心に説明されれば、営業マンも悪い気はしません。

メンテンナンスノートにビッシリ整備記録が載っていれば、大切にされた車なのだと理解するでしょう。

面倒なお客様にならない、最低限のマナーで商談にのぞみましょう。

車を高く売るための交渉術

先に説明したように、営業マンとの関係性も重要です。
どのように交渉を進めるべきか、あらためて見ていきましょう。
 

売る意思があることをしっかり伝える

まずしっかり売る意思があることは伝えましょう。
どこで売るか金額は検討中・調査中ということでよいでしょう。
またいつ頃売りたい、こういった理由がある、と相談すると査定側にもリアリティが出てきます。

車検が近くて売却は決定事項だな、自分の店に決めさせるぞ、と査定にも力が入るわけです。

「売るつもりはないんだけどねー。」
こういった態度で来店をされると、営業側もどうリアクションしていいのか困ります。

売らないが相場だけ知りたいというのは有り得ます。
しかしわざわざ交渉相手に言うのは悪手です。
売るか迷っていて値段が知りたい、という程度に抑えるべきでしょう。
 

引き渡しの期限を明確に伝える

基本的に買取業者は可能な限り早く、車両を欲しがります。
今、置いていってもらいたいとすら思っています。
きちんと自分の都合も伝え、双方で打合せをしましょう。
段取りはしっかり取ると、トラブル回避にもなるでしょう。
 

他社の見積りを提示する

他社のほうが高い査定が出ていれば、提示しましょう。
より高く買取できる余地があれば、対応してくれるでしょう。
これも立派な交渉です。
注意点としては、査定価格をしっかり書類=見積書などにしてもらうことです。

他店でいくらだったよ、と口頭で伝えても交渉材料としては弱いでしょう。
 

営業マンとのコミュニケーションを大切に

これは先の項でも述べましたが、営業マンも人間です。
車両だけでなく、お客さんの人となりもみています。
これは店舗側も要らぬトラブル回避の為、必要なことです。
横柄な態度や非常識な言動、強引な値上げ交渉はNGと覚えておきましょう。

まとめ

愛車売却の際は、誰しも高く売りたいと思っています。

その為に数店舗回ったり、日頃から手入れをしたりと努力・お金も必要です。

また何より、お店でオーナーの態度もしっかり見られていることも、忘れてはいけません。

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