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廃車の部品取りは違法なので要注意!部品取りできるパーツとは?

2022.12.04

車は様々なパーツが組み合わさってできています。

乗りつぶして廃車にするときに部品取りをしたいと思うこともあるでしょう。
しかし、個人が無許可で廃車から特定の部品を取り外すことは法律で禁止されています。

今回は廃車の部品取りについて、部品取りとは何かの基本知識から取れるパーツと取れないパーツを解説します。

たとえ意図しなくても法律違反をしないように、部品取りできるものとできないパーツを把握しておきましょう。

廃車の部品取りとは?


廃車の部品取りとは廃車からパーツを取り外すことです。
取り外す理由は、次の車で使用したい、価値のあるパーツなので回収したい、など様々あるでしょう。

例えば、ETC関連の機器、ドアバイザー、発煙筒などは簡単に取り外せますし、マフラーやバンパーなども多少コツが必要ですが外そうと思えば難しくはありません。

ただ、一部のパーツを除き、廃車から部品を取り外す行為は「解体」に当たるところが注意しなくてはいけないポイントです。

廃車の部品取りは違法なので要注意


廃車の部品取りは一部のパーツを除き違法です。

取っていいパーツは何か、なぜ違法なのかを下の3つから解説します。

  • 車検に通らなくなるような部品取りは違法
  • 自動車リサイクル法違反について
  • 廃棄物処理法違反について

車検に通らなくなるような部品取りは違法

外すと車検に通らなくなるような部品を廃車から取り外すのは「自動車リサイクル法」に違反します。

例を挙げると、マフラー、灯火類、ハンドル、ドア、ミラーなどがそれに当たります。
廃車に付いているパーツが欲しくても、それが無くては車検に通らなくなるものを外すのは違法なのです。

自動車リサイクル法違反について

廃車からの部品取りで違反する恐れのある法律は「自動車リサイクル法」です。

自動車リサイクル法は使用済自動車(廃車)の再資源化などに関する法律です。
そこには使用済自動車の解体や破砕をするには行政の許可を得なければいけないという旨が記載されています。

廃車から部品取りする行為は「解体」にあたり、許可を得ない個人がやってしまうと違法になるということです。

これを違反すると、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。

廃棄物処理法違反について

自動車リサイクル法に加えて、廃棄物処理法に違反する可能性もあります。

廃棄物処理法は廃棄物の排出、抑制、処理を適切にするための法律です。
許可を得た業者が廃車の部品取り(解体)することは許されますが、それを持ち帰ったりするのは廃棄物処理法に違反します。

廃棄物処理法に違反すると、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金に科せられます。

以上より、許可を得ていない個人が廃車の部品取りをすることは法律違反するリスクが大変高い行為なのです。

個人で部品取りが出来るパーツは?


車検に通らなくなるようなパーツを廃車から外すことは違法だと説明しました。

ただし全てのパーツを個人で取り外してはいけないというわけではありません。
例えば、以下のようなパーツは取り外しをしても問題ありません。

  • カーナビ・オーディオ関連のパーツ
  • ETC関連のパーツ
  • 防犯関連のパーツ
  • 日よけ関連のパーツ
  • 個人で部品取りする際の注意点

カーナビ・オーディオ関連のパーツ

カーナビ、オーディオ関連のパーツは部品取しても構いません。
カーナビ本体、スピーカー、ツイーター、ウーファー、その配線類などです。

特に性能がいいカーナビは10万円以上するものもあるため、多少型落ちのモデルであっても、取り外したほうがお得かもしれません。

ETC関連のパーツ

ETC関連も取り外し可能です。

ETC車載器とアンテナ、その配線類です。
今はほとんどの車でETCを取り付けるため、新たに購入するより取り外して次の車につけたほうが経済的に得をする可能性も少なくありません。

防犯関連のパーツ

防犯関連のパーツも取り外せます。

例えば衝撃やドアの開閉をセンサーで感知して光や音で威嚇するもの、どこに車を持って行かれたか把握するためのGPSをはじめ、タイヤを固定するU字ロックやホイールの取り外しを防止するホイールロックなど様々な防犯グッズがあります。

これらは無くても車検に通るため、廃車から取り外しても構いません。

日よけ関連のパーツ

日よけ関係のパーツも車検とは関係ないので部品取りしても大丈夫です。

車内のカーテンなどのブラインドやバイザーが日よけ関連のパーツに当たります。
ただ、車種が違うと使えなかったりするので、次の車に使いたいときは適合するかよく確かめてください。

個人で部品取りする際の注意点

上記は一例で、他にも後付けしたアルミホイール、エアロパーツ等も純正パーツに戻せば取り外しは問題ありません。

このように例を挙げていくと、どこであればOKなのか線引きに迷うかもしれませんので、個人で部品取りする場合は以下の2点に注意して進めましょう。

  • 取り外しても法律に違反しないパーツだけをとる
  • 解体業者が部品を買い取ってくれる場合もある

冒頭から説明している通り、自動車リサイクル法や廃棄物処理法に違反しないように注意してください。

また、価値のあるパーツは解体業者が買い取ってくれる場合もあります。
そのため、パーツを外さずに解体業者に持っていったほうが結果的に解体費用がお得になる可能性もゼロではありません。
不要なパーツを無理して外して家で眠らせておくよりは、解体業者に安値でもいいので買い取ってもらい、解体費用を節約したほうがいいかもしれません。

まとめ


廃車の部品取りについて解説しました。

廃車から部品取りすることは「解体」にあたるため、行政から許可を得ていない個人がおこなうと自動車リサイクル法に違反します。
たとえ許可を得た人が部品取りしたとしても、取った部品の扱いは廃棄物処理法に違反しないように注意しなくてはいけません。

ただ、許可を得ていなくても車検に関わらないパーツは部品取りしても構いません。
カーナビ、オーディオ、ETC、防犯関連、日よけ関連のパーツがこれに当たります。

注意したいのが、価値のあるパーツなら解体業者が買い取ってくれる可能性があることです。
そのため、部品取りをしないほうが結果的に出費や手間を抑えられることも少なくありません。

部品取り自体が違法ではなく、特定のパーツを部品取りすることが違法です。
法律に違反しないように注意して部品取りしてみてください。

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