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軽自動車の維持費を抑えるコツとは?普通車との差をシミュレーション

2022.08.15

日本の自動車分類において最も小さな規格である軽自動車ですが、その人気は高まるばかりです。

新車販売においては4割近いシェアを軽自動車が占めているといわれます。
人気の秘訣は、運転のしやすさと維持費の低さ、販売価格の安さといったところが考えられます。

今回の記事では、少し踏み込んで軽自動車の維持費を抑えるコツをご紹介します。

1年間にかかる軽自動車の7つの維持費

まず軽自動車を所有するうえでかかってしまう7つの維持費についてご説明します。
普通車でも同様にかかってくるものがほとんどで、維持費の基本項目といえるかもしれません。

また初めて自動車購入を検討される方にも、チェックして頂きたい項目です。

自身の認識に無かった項目も有るかもしれませんので、購入のシミュレーションに活用してください。

1.自動車税

自動車税は、地方税法に基づき、道路運送車両法第4条により登録された自動車の所有者に対して課される税金です。

4月1日時点で所有者に法律上の納税義務が発生し、原則5月中を納期とします。
4月1日以降に車両を購入した場合には、年度分全額の納税義務は発生せず、登録翌月から年度末までの月割り分請求となります。

税率については、車両区分と用途、総排気量、総積載量、乗車定員によって違いがあります。

2.ガソリン代

ガソリン代=燃料代です。
車両をどれくらい頻繁に使うか、また一回の走行距離等によって人それぞれに違いが出てきます。

通勤通学に連日使うのであれば、ガソリン代は高くなるでしょう。
燃費の良い車を選ぶことで、ランニングコストを抑えることが可能です。

3.任意保険

任意という名前ですが、自動車に乗るのであれば必ず加入するようにしましょう。
強制保険だけでは、いざというとき保険金は足らないと思ってください。
代理店で対面で案内を受け契約するだけでなく、インターネットでの契約もポピュラーです。
主に2通りの支払い方法があり、年払いと月払いに分けられます。
保険料を年に1回、まとめて支払う方法が年払いです。
保険料を月割りとし、毎月一定額支払うのが月払いになります。
このように契約方法によっては1年あたりの支払い頻度に違いが出てきます。
自身の支払いやすい、計画を立てやすい方法を選ぶと良いでしょう。
またネット契約のほうが保険料を抑えられる傾向ですが、自身で契約内容・特約等を選択する必要もあります。

しかしまったく知識が無いのであれば、対面・web上ともに詳しい人に同席してもらうのも良いでしょう。

また普通自動車より軽自動車のほうが保険料は安い傾向にあり、車両保険の有無によっても大きく値段がかわります。

4.車検

自家用登録であれば、新車購入後初めての車検は3年後、以降2年おきに車検を迎えます。

整備費だけでなく、法定費用(自動車重量税・自賠責保険料・印紙代)が発生します。

車検は概ね2年に一回、毎年の維持費ではないといえますが、金額が大きい部類になります。

ですので毎年かかるものと捉え、費用の準備をしておくと良いのではないでしょうか。

また車検までの期間で、計画的に定期交換部品をメンテナンスすることで、車検時にかかる費用を分散することも可能です。

その為には、愛車の調子や状況を興味深く把握する必要があるでしょう。

5.メンテナンス代

エンジンオイル代やバッテリー交換、タイヤ交換、定期点検など車の調子や安全運行の為に必要なメンテナンス費用も考慮するべきです。

走行距離や使用期間によって交換回数はかわってきますが、定期交換が推奨される品については後回しにしすぎないよう注意します。

6.ローン支払い

車両購入時にローンによる支払いを選択したのであれば、毎月の引落し金額に留意しましょう。

口座にお金を入れておかず、引落しがかからない事態は避けましょう。

7.駐車場代

自宅や家族所有宅・土地で駐車場代がかからない方もいらっしゃると思います。
一方、駐車場や土地を契約している方、しなければ駐車場が確保できない方は月額予算を考えておきましょう。

軽自動車と普通車の維持費の比較

さらにイメージしやすいように軽自動車と普通車で、維持費を比較していきましょう。
例として挙げる車種は軽自動車N-BOX(i-VTECエンジン車)、普通車ステップワゴン(AIR eHEV)のいずれもホンダ車、押しも押されぬ人気車種です。

またローン支払いと駐車場代については、そもそも支払いに含めない方、支払い条件や地域によって相場が異なるなど条件設定が難しい為、除かせていただきます。

軽自動車「N-BOX(i-VTECエンジン車)」と普通車「ステップワゴン(AIR eHEV)」の維持費比較

N-BOX ステップワゴン
自動車税 ¥10,800 ¥36,000
ガソリン代 ¥755 ¥800
任意保険 ¥36,780 ¥45,530
オイル交換(工賃含) ¥3,500 ¥4,500
タイヤ交換(工賃含) ¥22,000 ¥35,000

※ガソリン代は100km走行想定、レギュラーガソリン160円/l N-BOX:WLTCモード(市街地)21.2km/l ステップワゴン:WLTCモード(市街地)20.0km/lを元に算出
※任意保険料 通販型web簡単見積 筆者調べ
※各数値は筆者が独自に調べたものです。実売価格との乖離についてはご容赦ください。

軽自動車の維持費が普通車と比べて安い理由

上記の表を見ていただくと、任意の項目をまとめたにすぎませんが、全てにおいて軽自動車は安く抑えられています。

自動車を維持するうえで、大きく負担になる車検ですが、こちらでも軽自動車は普通自動車に比べて安価に抑えられる傾向にあります。

あくまで一例ですが、普通乗用車の車検が8万円~12万円を目途とすると、軽自動車は5万円~8万円程度が相場になります。

少し詳しくみてみると、軽自動車の法定費用は3万円程度、これに点検代が2~万円と考えると5万円~となります。
2,000cc、2t以下の普通車では法定費用で4万円強、点検費用も4万円前後といったところが目安になりますので、差は歴然です。
また交換部品にしても一般的な普通自動車に比べれば安く、維持費の安さは軽自動車の人気を後押ししているいえるでしょう。

軽自動車の維持費を安くするコツ

お財布に優しい軽自動車ですが、せっかくならさらに安く乗りたいと思うのが人情というものです。
よりランニングコストを下げる方法がないか一緒に考えていきましょう。

燃費よく走る

日常の節約という意味では、最も効果的です。
急なアクセル操作を止め、急加速など燃費を悪化させる運転には注意し、より燃費の良い走行を心がけましょう。
燃費をよくするには塵も積もればの努力が不可欠です。

セルフメンテナンスをする

セルフメンテナンスといっても難しいことをする必要はありません。
こまめに窓を拭くことでワイパーを長持ちさせることができます。
給油でスタンドに寄ったらタイヤの空気圧をチェックしましょう。
タイヤの空気圧を適正に保つことで、燃費の向上につながります。
少しマニアックなところでは、エアコンのフィルターを自分で交換してみてはいかがでしょうか。
ディーラーやお店では工賃がかかりますが、自分で行えば工賃はかかりません。
エアコンのフィルターを新しくすれば、エアコンの効きにも違いがでてきます。

ローン繰り上げ or 一括返済をする

ローンを組んでいる方は、繰り上げ返済を検討してみるのも手です。勿論、生活に支障が出ない範囲で無理をしてはいけません。

ローンで支払う限り金利を払う必要がありますが、一括で返済してしまえば、それ以降金利を支払わないで済みます。

最終的には数万円~もしかしたら数十万円の金利分、お金を浮かすことも可能かもしれません。

燃費の良い車種に乗り換える

現在、低年式で低燃費の車両に乗っているのであれば、買い替えを考えるタイミングかもしれません。
エコカー減税やCEV補助金といった、政府からの助成金を利用しつつ、ランニングコストの安い車両に乗り換えれば、長い期間で考えればお得かもしれません。

まとめ

軽自動車は普通車に比べると、ランニングコストに違いがでてきます。
今自動車業界はEVやPHV、燃料電池車など開発の過渡期を迎えています。
一方、軽自動車も性能や乗り心地を増しつつ、あらゆるシーンで庶民の味方であり続けているのです。

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