走行中にタイヤがパンクしてしまった場合の対処法とは?

このページは広告PRを含んでいます

目次

意外と多い?走行中のパンクのトラブル

走行中に何かしらのトラブルで、ロードサービスを利用したことがある人も多いのではないでしょうか?
車のトラブルの中でも、特に多いのがパンクです。
そこでここでは、意外と多い?パンクのトラブルについて解説します。

パンクのトラブルは意外と危険

走行中にタイヤがパンクしまって、そのまま走行し自宅に帰って気がついた経験がありませんか?
パンクの原因には、タイヤの劣化や釘などを踏んでしまったなどさまざまあります。

そのため、パンクした経験がある人も多いと思います。
パンクのトラブルは日常的になトラブルと思われてしまいがちです。
しかしながら、パンクした場所によっては、大惨事を引き起こしてしまうことも。

例えば、高速道路で走行中にパンクをしてしまった場合、ハンドルが取られてしまいます。
それにより、対向車や路側帯に衝突してしまい大事故に起こしてしまう恐れもあります。

パンクはロードサービスの出動理由の上位を占める

パンクのトラブルは多いとお伝えしましたが、実際にところ、どのくらい発生しているのかみていきましょう。
ロードサービス会社のJAFの2020年ゴールデンウィークの出動要請ランキング(2020年4月29日〜2020年5月6日)の順位は下記の通りでした。

https://jaf.or.jp/-/media/1/2590/2610/2639/2640/3305/2020_spring_four-2.pdf?la=ja-JP

また、高速上のトラブルだけに絞ってみてみると、結果は下記の通りでした。

このようの高速道路上でのトラブルで、一番多いのがパンクです。
つまり、車を運転している人なら、走行中のパンクは誰にでも起こりうるトラブルなのです。

パンクした場合の対処法

意外と危険な走行中のパンクのトラブル。
そこでここでは、パンクの種類やパンクしてしまった場合の対処法などについて解説します。

走行中にパンクしてしまった場合

走行中にパンクしてしまった場合、まずは安全な場所に避難するようにしましょう。
特に、高速道路を走行中にパンクしてしまったら、速やかに路側帯などに避難し、管制センター(#9910)へ連絡しましょう。
交通量の多い一般道の場合は、警察へ連絡してください。

パンクしたまま走行すると、ハンドルが取られてしまいまっすぐ走行できません。
また、オイルに負担をかけてしまい、変形してしまうこともあります。

そのため、走行中にパンクしてしまった場合、安全な場所に避難すると覚えておくといいでしょう。

パンクの種類

パンクには、スローパンクとバーストの2種類があります。

スローパンクとは、文字通りゆっくりと空気が抜けていくパンクです。
主な原因は下記の通りです。

スローパンクの主な原因
  • ネジや釘を踏んでしまう
  • ヒビ割れが入っていた
  • バルブが破損

これらの原因によって、スローパンクが起こってしまいます。

前日はパンクしていなかったのに、翌日、パンクしていた場合はスローパンクの可能性が高いです。
一方、バーストですが、タイヤが破裂して一気に空気が抜けてしまう状態のことです。

バーストの主な原因は下記の通りです。

バーストの主な原因
  • 縁石に接触した
  • 脱輪してしまった
  • タイヤの寿命で劣化が進んでいた
  • 空気圧の低下

空気圧の低下によるバーストは、高速道路を走行中に起こってしまいやすいです。
走行中にタイヤが破損してしまうと、ハンドルを取られてしまうためとても危険です。

パンク修理できる場合とできない場合

パンクには修理できる場合と、できない場合があります。

修理できる場合は、下記の通りです。

修理できる場合
  • 釘やネジなどが刺さり、小さな穴が開いている
  • エアバルブの不良

これらの原因でパンクした場合は、修理可能です。
ただし、パンクした状態で走行してしまうとホイールが変形したり、タイヤ傷ついたりして修理できなくなってしまうので注意してください。

一方修理できない場合は下記の通りです。

修理できない場合
  • バースト
  • 大きな穴が開いてしまった
  • タイヤの側面が裂けてしまった
  • パンク修理剤を使ってしまった

これらの原因でパンクしたしまった場合、タイヤ交換をする必要があります。

最近の車は、スペアタイヤの代わりにパンク修理剤が搭載されているケースが多いです。
タイヤ修理剤を使って場合、タイヤの内部が液体でベタベタになってしまいます。
また、あくまで応急処置にすぎないため、走行し続けることができないので、タイヤ交換をする必要があります。
そのため、タイヤ修理剤を使う際はタイヤ交換前提で使用してください。

パンクしてしまう前に小まめに点検しよう

走行中のタイヤがパンクしてしまうと、場合によってはドライブを中断したり、また事故に起こしてしまったりします。
そのため、日頃からパンクしてしまう前に、小まめに点検することが大切です。
ここでは、パンクのトラブルに防ぐために点検方法について紹介します。

空気圧を点検

空気圧が適切でないと、走行中にバーストを起こしてしまう可能性があります。
そのため、旅行などの高速道路を走行する前などには、空気圧が適正かどうかチェックしましょう。
空気圧の適正値は、運転席のドア付近に記載されているので一度確認してみてください。

溝の深さを点検

スリップサインが出てきたら、タイヤ交換のタイミングです。
スリップサインが出た状態で走行してしまうと、パンクだけでなく、スリップして事故を起こしてしまう恐れも。
そのため、スリップサインが出たら、早めにタイヤを交換しましょう。

タイヤの摩耗状態を点検

タイヤの一部分だけがすり減ってしまった状態で走行し続けると、パンクしてしまう恐れがあります。
そのため、このような状態になってしまわないようにするために、定期的にタイヤをローテーションさせるといいでしょう。

まとめ

パンクのトラブルは誰にでも起こりうるトラブルです。
もし、走行中にパンクしてしまった場合は、落ち着いて安全な場所に避難しましょう。
また、走行中のパンクは日頃からタイヤの状態をチェックすることで、事前に防ぐこともできるため、これを機会に走行前にタイヤを点検することからはじめてみましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次