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冠水被害にあった車の修理代金は保険で補償されるのか?

2020.09.07

 

車両保険に加入しているなら補償される

ここ数年、台風や記録的豪雨で河川の氾濫や土砂災害のニュースを耳にするようになりました。
そのため、愛車が冠水の被害にあってしまう可能性が誰でもあります。

もし、愛車が冠水の被害に遭ってしまい壊れてしまった時に、頼りになるのが車両保険です。
そこで、ここでは、車両保険で補償される自然災害と、補償されない自然災害について解説します。

車両保険で補償される自然災害

車両保険には、一般型とエコノミー型の2種類があります。
一般型とエコノミー型は、補償範囲が異なり、一般型の方が補償の範囲が広いです。

台風・竜巻・洪水・高潮によって、車が壊れてしまった場合、一般型とエコノミー型ともに補償されます。
そのため、下記のケースの場合は車両保険の対象となります。

・ゲリラ豪雨の影響で河川が氾濫し、自宅にあった車が浸水
・台風の時に暴風によって、近くの店の看板が飛んできて車にあたった
・土砂崩れに車が巻き込まれてしまった
・強風により車が横転してしまった

これらのトラブルは、台風・竜巻・洪水・高潮によるものと考えられます。
そのため、車両保険から保険金を受け取れます。

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車両保険で補償されない自然災害

車両保険に加入していても、補償されない自然災害は、地震・噴火・津波です。
これらの自然災害は、被害規模が広範囲に広がり甚大になってしまう可能性が高く、保険会社では全ての被害を補償できないからです。

そのため、これらの自然災害によって、愛車に損傷が及んだとしても、車両保険で修理費用はカバーされません。
例えば、地震によって津波が発生し、車が流された場合や水没した場合は補償を受けられません。
ただし、地震被害に関する特約に加入していれば、補償されるため、この機会に補償内容を確認してみるといいでしょう。

冠水被害にあった車両を保険で修理した場合、等級はどうなる?

自動車保険で車両の修理をしたい場合、気になるのが等級ではないでしょうか?
ここでは、自動車保険の等級と、冠水被害の保険等級の扱いについて解説します。

そもそも保険の等級とは

自動車保険の等級とは、保険料の割引率を定める区分です。
初めて自動車保険の契約をしたい場合、6等級からスタートし、一年間無事故だった場合は等級が上がり、保険料の割引率がアップします。
一方で、事故を起こし、自動車保険を使った場合、翌年等級が下がり、保険料の割引率もダウンしてしまうため保険料がアップしてしまいます。

冠水被害の場合は保険等級が1等級ダウンする

冠水被害にあった車両を自動車保険で修理した場合、保険等級は1等級ダウンします。
そのため、等級を使うことで翌年の保険料が上がってしまう恐れがあるため保険を使って修理する場合は、事前に確認しましょう。

ちなみに、冠水被害に遭った車両を保険会社のロードサービスを利用して、修理工場などへ搬送した場合、等級は下がらないので安心してください。

冠水被害にあった車両の修理可能なラインは?

冠水被害にあった車両を、自動車保険で修理すると等級がダウンしてしまいます。
そのため、修理すべきかどうか慎重に判断する必要があるでしょう。
ここでは、冠水被害にあった車両の修理可能なラインを解説します。

タイヤ下半分くらいまで水に浸かった場合

タイヤの下半分程度の浸水なら、修理費用はリーズナブルですみます。
タイヤのホイール内部が錆びてしまう可能性があるためタイヤは交換してください。
また、ブレーキローターが濡れているなら錆びてしまう可能性があるため交換が必要です。

もし、タイヤの上半分まで浸水してしまった場合、ドライブシャフトに使われている潤滑油が溶けてしまっている可能性があるため、交換する必要が出てくるため、タイヤの下半分程度の浸水に比べ、修理ひようが高額になってしまいます。

排気口まで浸水した場合

排気口まで浸水してしまった場合、マフラーから水を吸い上げてしまいエンジン内部に水が入ってしまう可能性があります。
エンジン内部に水が入ってしまった状態で、エンジンをかけてしまうと、ウォーターハンマー現象が起こってしまい、その結果エンジンが破損してしまいます。

エンジンが破損してしまうと、エンジンを交換する必要があるため、修理費用がかなり高額になってしまいます。
そのため、もし、マフラーまで浸水してしまった場合は、エンジンをかけずに修理業者にまず相談しましょう。

フロアまで浸水してしまった場合

フロアまで浸水してしまうと、エンジンルーム内に水が入っている可能性が高いです。
そのため、修理する際には、エンジンを交換する必要があります。
また、汚水に影響によって悪臭が発生してしまうことも。
それゆえ、害虫やカビ、細菌を駆除する必要もあり、さらに修理費用が高額になってしまいます。

このようにフロアまで浸水してしまった場合は、修理費用がかなり高額になってしまうので、買い替えを検討した方が無難でしょう。

まとめ

冠水被害にあった車は、自動車保険で修理可能です。
しかしながら、浸水のレベルによって、修理すべきかどうか判断が異なります。
万が一、愛車が冠水被害に遭ってしまった場合は、冷静に修理すべきか、売却すべきが判断してください。

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