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自動車のに人気色は?ボディカラーのトレンド歴史

2020.06.12

流行色というのは自動車にもあります。

しかし多くの人は同じ車に数年間乗り続ける為、いつの間にかトレンドは終わっているでしょう。かっこいい色だなと思っても買い換えを検討する頃にはラインナップされて無いかもしれません。

この記事では最近15年間程でトレンドとなった色について振り返ってみましょう。また車種やカテゴリーについても述べますが、必ずしも過去に無かった色という訳ではありません。

筆者なりに感じたトレンドの流れを記しますので、ひとつの参考としてご一読下さい。

ショコラ・ブラウン系

最初の例としては茶色。ショコラ含めたブラウン系です。概ね2005年からのお話しになるでしょうか。

元々茶色がなかったということではありません。古くは高級セダンやスポーツカーにも見られました。筆者としては、フェアレディ240ZGが真っ先に思い浮かびます・・・。

しかしこの項で述べるのは、15年程度前からよく見られるコンパクトカーを中心としたカラーについてです。例えばキューブやBMWミニ、ココア等の軽自動車といった多くの車が思い浮かびます。

カテゴリーとしては街乗りに最適なサイズのコンパクトカーや軽自動車が主流といえそうです。

この色は筆者が営業新人時代、購入ターゲットを女性メインとして売り出され始めた印象があります。繰り返しますが、それ以前に茶色系がなかったということではありません。

社会人女性、主婦といった必ずしも大きな車を必要としない人がターゲットでした。

勿論女性だけに限定する必要はありませんでした。購入された方には、ファミリー用やセカンドカーという選択肢の人も多くいらっしゃいました。

街に馴染みやすくファッション感覚で乗る事ができ、派手すぎない色合いは世代を問わず好まれる傾向にあるようです。あらゆる車種で展開するのは難しいかもしれませんが、今後もベーシックな色として受け入れられていくことでしょう。

 

パープル系

続いてパープル系について振り返りましょう。ショコラ系のファミリーカーが見慣れてきた頃に増えてきた印象です。2010年頃~といったところです。

スポーツカーなど多くの車種で使われてきた色ですので、こちらも最近になって出てきた色というわけではありません。ここ10年ほどローンチカラーとしてコマーシャルで見ることが増えた印象があります。

軽自動車やコンパクトカー、1BOXといったファミリーカーで幅広くみられるようになってきました。

ショコラ系のようにキュートでお洒落な印象よりも、どちらかといえば押し出しが強く、少しハードな印象は男性にも訴求力じゅうぶんといったところでしょう。

セカンドカーだけでなく、スポーツグレードがある1BOX等、男性自身が運転する車にもラインナップが行われています。ファミリーカーにもかっこよさを求める、現代の男性におすすめの色ということかもしれない。

 

ツートンカラー

ツートンというと胴体とバンパーが別色をイメージする方も多いのではないでしょうか?筆者も子供の頃見ていた刑事ドラマのセダンを思い出します。

残念ながら、あのツートンカラーの話ではありません。ここで話題とするのは屋根と胴体の色違いについてです。今まさにトレンドとなっているカラーリングではないでしょうか?

 

ロールスロイス等の高級車もそういったカラーリングはありますが、ここでは大衆車について考察していきましょう。大衆車とするとやはり軽自動車とコンパクトカー、1BOXとなってきます。

選択できる車種自体、増えている印象です。ツートンカラーを販売する狙い、ターゲット層へのアピールポイントはどこにあるでしょうか。

例えばレトロクラシックな外観の車に屋根のみ白という配色であれば、疑似的な幌のように見えるでしょう。勿論ローバーミニのようでもあります。可愛らしい配色は先述のショコラ系とターゲット層は近いといえます。

市場では軽自動車とコンパクトカー、1BOXの販売比率は高くなっており、街を走っていても同じカテゴリーの車が多く見受けられます。つまり回りをみれば、マイカーとカテゴリー、色の似た車ばかりといった状況です。

個性が出しづらく、所有欲も満たしにくいとあっては買い換え市場も冷えてしまうでしょう。

色で個性を出す。今までなかった配色を出すことでメーカーはアピール力を増そうとしているのではないでしょうか。

しかし本体色×屋根色となると、売る側も買う側も悩む時間は増えそうです。在庫すべき車は増えるでしょうし、即納モデルを好みの色で探すのも大変です。

 

ミリタリーカラー系

本項では特にSUVをベースにしたミリタリーカラー(タンカラー等のベージュ系やグリーン系)について考えていきます。

新車ラインナップについてもベーシックな色として認知されてきており、街でみる機会も増えています。普遍的に人気のあった取り合わせですが、どのような人達が購入しているのでしょうか?

中古SUVにおいては、ミリタリーカラーがオリジナル展開されていない車種も多く、再塗装を施して流通していることも多いようです。

元ネタとなる軍用車は、赴任地に合わせた色が元々施されていることも多いですが、現地で塗料を兵士が塗って、土地にあわせた色に仕立てることもあります。

軍用車の見た目にちかいSUVを軍用カラーにするのですから、相性は抜群です。ワイルドな4WDをアウトドアに持ち出して使えばキズは多くつくでしょう。その為、塗装を塗りなおそうとする機会は一般的なファミリーカーよりも多いはずです。

キズはなくても、さっさと塗り替える方もいらっしゃるでしょう。色を塗り替えることはカスタムとしては一般的とはいえないと筆者は思います。

外装パーツやマフラー、アルミを変えても色を変えるオーナーさんの数は多くないでしょうが、中古SUVにおいては色を替えることは割と受け入れられています。

由来を考えれば、男性発祥のムーブメントのはずであるミリタリー文化。つまり文化を育んできたのは男性といえるでしょう。

しかし今では女性オーナーも増えてきています。ミリタリー色の大型SUVを乗りこなし、颯爽とドライブしている姿をみることも増えました。

アウトドアやSUVといった男くさい象徴だったものが、広く一般的に認知され、かっこよく楽しいものへ変化していく、その過程で色自体も受け入れられていったのでしょう。

昨今のアウトドアブームもあって、タンカラーのSUVで山や海にアクティブに繰り出すことに、もはや性別は関係ありません。

アクティブに外に繰り出し、自身のパートナーである車をSNSにアップすることは、最高の「映え」といえるのではないでしょうか。

 

本記事ではショコラやパープルを主な例としましたが、多くの色が流行を経ていくなかでベーシックカラーとして認知されています。

また現在、新車に続々採用されているツートンカラーの今後も注目です。今後も様々な色がデビューし、淘汰されていくでしょう。

昔あなたが買った色が、最新のトレンドとして扱われるかもしれません。選びなおしがきかない車体色。

あなたはどんな色の車をを買いますか?