頭金なし、月々定額で新車に乗れるとあって、最近人気となっているカーリース。
しかし、実際に使った人からは「こんなはずじゃなかった」「やめておけばよかった」「カーリースにして失敗した」などという声も聞かれ、中にはカーリースを使って後悔している方もいるようです。
そこで今回は、カーリースに関する口コミや評判・失敗・後悔しないためのポイントをご紹介します。
カーリースで失敗・後悔している実例10選
まずは、カーリースを利用して後悔しているという人の失敗例を具体的に挙げていきます。
どんなところでつまずくことが多いのか、そのポイントをチェックしてみましょう。
①途中解約をしたら違約金が発生した
カーリースでは原則として、契約途中での解約は不可となっています。
よくある勘違いとして、カーリースもカーシェアサービスのように「月会費を払えば車が乗り放題になる」というような認識をしてしまうことがありますが、実はそうではありません。
カーリースは、カーリース会社がユーザーに代わって新車を購入し、それを毎月定額で貸し出すサービスです。
新車の車体代金と税金や車検代、車体返却時の残価などを全て計算し、総額を契約期間の月数で割ることで月額料金を算出するのです。
契約満了まで料金を支払うことが前提となっているため、中途解約はできず、もしそうなった場合は違約金として未払いのリース料や手数料等を支払うことになります。
カーリースで後悔してしまう最も大きく深刻なポイントが解約をめぐる違約金といえますので、解約については事前にカーリース会社によく確認し、慎重に契約することが大切です。
②月々の支払いが厳しくなった
続いてよく聞かれる失敗例は、月々の支払いが厳しくなったというものです。
カーリースでははじめに契約年数を決めますが、カーリース会社によっては9年や11年という長期間のリースも可能となっています。
カーリースの月額料はその総額を契約期間の月数で割りますので、契約期間が長ければ長いほど、月額料金が抑えられることになります。
契約期間が3年程度であれば支払いの見通しも立てやすいですが、10年近くにもなると、時とともに資産や収入状況が変わってしまうことも考えられます。
しかし前述のように、カーリースは契約満了までの支払いが前提となっており、契約年数や月額料を変更することはできません。
このため、契約期間の途中で当初の見通しから外れ支払いが厳しくなってしまった場合、「カーリースで失敗した、後悔した」と思ってしまう方も多いようです。
③契約終了時に高額請求された
カーリースでは頭金や初期費用が不要で、月額料金だけで新車に乗れるのが大きな魅力です。
しかし、月額料だけだと思っていたのに、契約終了時に追加で高額請求をされて後悔したという方もいるようです。
契約終了時の請求としては車のキズの修理料金などもありますが、「残価精算」による請求が考えられます。
残価とは、契約満了でカーリース車両を返却した時の車の価値のことです。
カーリースではこの返却時の価値をあらかじめ想定して差し引くことでリーズナブルな月額料金を実現しています。
これはいわば、契約する段階でその車の下取り料金を割引くようなものですが、この下取り料ともいえる「残価」は契約時点で想定するもののため、実際の契約終了時には市場の変化などにより、想定を下回ってしまうこともあり得ます。
その場合、回った分の「残価の差額」はユーザー負担下となり、高額請求の原因となるのです。
このような仕組みを「オープンエンド形式」と言いますが、ご自身が契約するカーリースがどんな残価設定になっているのか、後悔しないためには事前によく確認する必要があります。
④走行距離に制限があった
カーリースはカーシェアやレンタカーなどと違い、車を自宅に置いてマイカーのように毎日自由に使える点が魅力です。
毎月定額ということもあっていくらでも乗り放題と思われがちですが、実は、カーリースでは基本的に毎月の走行距離制限というものが設けられています。
なぜこのようなものがあるかというと、前述した「残価」に関連して、車両返却時の走行距離がかさみすぎないようにするためです。
制限される走行距離はたとえば月に1,000kmや1,500kmのような形でカーリース会社ごとに決まっていたり、契約時に自分で選べる会社もあります。
これをあまり確認していなかったり、あるいは途中から乗り方が変わるなどして走行距離がかさんでしまうと、契約終了時にオーバー分を精算することになってしまいます。
⑤購入した方が総額的に安くなった
月額料金が手ごろだからとカーリースを選ぶ人は多いですが、月額料に契約期間の月数を掛けて総額を計算すると、実は新車の購入金額を上回っていたということが多くあります。
同じ新車であれば、契約終了とともに車両を返却してしまうカーリースよりも自分の所有物となる方がいいに決まっており、ましてや高い金額で借りるなんてボッタクリだという思う人もいるようです。
ただ忘れてはいけないのは、カーリースの月額料には税金や車検代、メンテナンス代なども含まれていること。
また、頭金が不要なことやリーズナブルな定額払いであることなどのメリットもあるため、一概に総額だけで比べることはできないと言えるでしょう。
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カーリースと購入はどっちがお得!?料金を徹底比較!メリット・デメリットもご紹介
⑥事故で全損となってしまい違約金が発生した
カーリースで失敗・後悔している実例として、事故によって車が全損となり、違約金が発生したケースです。
原則中途解約できないカーリースならではの失敗談と言っても良いでしょう。
車が使用不可となった時点で解約という扱いになるため、契約期間内であれば違約金が発生してしまいます。
残価や残りの期間など、リース会社で定められた方式で金額が計算されるので、大きな出費となる可能性が高いです。
全損による違約金のリスクを回避するために、カーリースを契約する場合は、任意保険の「カーリース特約」への加入も検討しましょう。
⑦急な生活スタイルの変化による車種のミスマッチ
急な生活スタイルの変化により、使用用途と車種が合わないという失敗・後悔しているケースもあります。
家族が増えてミニバンが最適なのに、軽自動車に乗っているというようなことが挙げられます。
カーリースは生計が立てやすいことや、契約満了で車を乗り換えしやすいメリットはありますが、急な変化に対応しにくい傾向です。
しかし、契約内容によっては、契約期間内でも一定の条件を満たすことで車を乗り換えられるカーリースもあります。
急なライフスタイルの変化でも柔軟に対応できる契約内容や、車種を選んでおくと良いでしょう。
⑧改造やカスタムができなかった
車好きの方がカーリースを利用する場合、改造やカスタムできない点に注意しましょう。
契約後に改造やカスタムができない事実を知ることで、契約期間内は自分好みの車を楽しむことができません。
しかし、カーリースの中には契約満了時に車が自分のものになる内容もあるため、そのような場合は、改造やカスタムを楽しめます。
カーリースで失敗や後悔しないためにも、改造やカスタムの契約内容は事前に確認しておきましょう。
⑨軽微な損傷でも修理しなければならない
カーリースは契約満了時に「乗り換え」や「返却」を選択する場合、原状回復を求められます。
そのため、車両に軽微な損傷がある場合、契約者が修理をしなければなりません。
この契約内容を知らずに契約満了を迎え、修理を求められ費用がかかるなどという失敗談もあります。
契約時には満了のときも具体的にイメージしておく必要があります。
また、大きな出費のリスクを下げるためにも、任意保険を賢く活用しましょう。
⑩カーリース料金以外にも必要な維持費を考えていなかった
最後のカーリースでの失敗や後悔している実例は、月額料金以外の費用を考えていなかったことです。
カーリースは毎月定額で車を利用できますが、契約内容に維持費が全て含まれているわけではありません。
ガソリン代や駐車場代・任意保険料など、リース料以外にどれだけの費用が発生するか契約前に把握する必要があります。
そのため、カーリース契約に何が含まれており、何が含まれていないかを整理し、契約前に維持費を明確にしておきましょう。
カーリースで失敗・後悔しないためのポイント
ここまで見てきたように、カーリースでは解約や走行距離などカーリースならではの要素がいくつかあります。
そこで、カーリースで失敗・後悔しないためのポイントをピックアップしてみましょう。
- 安いだけが得とは限らない
- 車がもらえるオプションも存在する
- 全てのカスタムがNGではない
- 同じ車種でも会社によって支払いに差が出る
- ネット申し込み特典が豊富にある
安いだけが得とは限らない
カーリースの商品は主に「月額料金~~円」という形で表記され、中には月額1万円を切るクルマもあります。
この月額が安いものがお得なものだと思ってしまいがちですが、しかし実はそうとも限りません。
まず、月額料金は契約期間によって変わり、長期契約であれば月額は低くなりますが、支払う期間が長く支払い総額は増えてきます。
また、表記はボーナス払いを含んだ場合の金額となっていることもあるので注意が必要です。
さらに、残価設定によっても月額料金は安く抑えられますが、契約終了時の精算が高くつく可能性もあり、一概に月額料金だけで比較することはできないのです。
この他にもメンテナンスや車検などカーリース会社ごとにプラン設定が異なるため、希望の車種の月額料だけでなく、カーリース会社のプラン全体を見極めることが肝要です。
車がもらえるオプションも存在する
カーリースでは契約期間終了とともに車を返却しなくてはならず、購入するより損だと感じられたり、せっかく慣れた車を手放すのが惜しくなったりすることもあるでしょう。
しかしそのようなユーザーの声に応え、最近では契約終了後に「車がそのままもらえる」というオプションを用意するカーリース会社も増えてきました。
契約時にこのオプションに加入しておくことで、契約満了のあかつきにカーリース車両をそのまま自分のものにすることができ、その後は乗り続けるのも売却や廃棄なども自由となります。
また車がもらえる前提であれば残価を気にする必要がないため、走行距離の制限がなくなったり、カスタムが自由にできる場合もあるため、カーリースでありながらもより自分好みに乗ることができるようになるのです。
全てのカスタムがNGではない
カーリースでは基本的に車のカスタムや改造は禁止となっており、購入した車と同様のカスタムを楽しむことはできません。
これは走行距離制限と同様に車の残価が下がるのを防ぐための制限であり、もしカスタムをしてしまったら自費で原状回復をしなくてはなりません。
しかし、かと言って全てのカスタムがNGというわけではなく、すぐに取り外せるアクセサリー類や、原状回復が可能な範囲のカスタムは認められていることがあります。
これはカーリース会社ごとの判断となりますので、カスタム内容ごとに判断を仰ぎましょう。
また、前述のように「車がもらえるオプション」に加入した場合はカスタムが自由になることがあります。
それでも自分の希望するカスタムが難しい場合、マイカーローンで車を購入するのがおすすめです。
カーリースと仕組みは違いますが毎月ほぼ定額で分割払いが出来るため、まとまったお金がなくてもマイカーが手に入れられます。
同じ車種でも会社によって支払いに差が出る
希望する車種がもう決まっている場合、その車種をカーリース会社ごとに比較することもあるでしょう。
同じ新車ですから契約年数が同じなら車体代金や税金の金額なども同じとなりますが、それでもカーリース会社ごとにその支払金額は変わってきます。
これは、加入するオプションやメンテナンスプランなどの違いもありますが、前述のようにボーナス払いを含む金額表記であったり、月額料金に含まれる項目の差であったり様々な要素があります。
またカーリース会社ごとに契約やサポート体制なども千差万別となりますので、会社の特色やプランを総合的に比較することが肝要です。
ネット申し込み特典が豊富にある
カーリースで失敗・後悔しないためのポイントの最後として、ネット申し込みの特典が挙げられます。
カーリースは店舗を持たない場合が多いですが、特にインターネットから申し込むとネット割引や特典が受けられるものが多くあります。
また時期によって様々なキャンペーンを実施していることも多く、審査を申し込むだけで商品券がもらえたり、契約が成立するとキャッシュバックがあったりとお得に利用することが可能です。
カーリースを検討する場合はぜひ、キャンペーンや特典にも気を配るといいでしょう。
失敗・後悔しないカーリース会社3選
カーリースを利用する上で、後悔しないカーリース会社を3社紹介します。
- 定額カルモくん
- ニコノリ
- KINTO
それぞれカーリースの特徴を解説するので契約後に後悔したくない方は、ぜひ参考にしてください。
定額カルモくん
月額料金 |
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料金に含まれるもの |
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選べるメーカー・車種 |
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新車・中古車 |
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リース期間 |
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月間走行距離 |
※7年以上の契約の場合は制限なし |
後悔しないカーリース会社1つ目は、定額カルモくんです。
定額カルモくんは国産全メーカー・全車種から車を選べるので、乗りたい車や使用用途に適した車を選択できます。
カーリース契約期間は1年~11年の間から、ライフスタイルに合わせて決められます。
今後数年のライフスタイルを見通せる方は、車種選定を間違えなければ後悔しないでしょう。
定額カルモくんの走行距離制限は、月間は1,500㎞までなので、年間にすると18,000㎞も走行が可能です。
車の使用頻度が多い方でも利用しやすいカーリースです。
カーリース契約で後悔したくない方は、定額カルモくんで乗りたい車を見積りしてみましょう。
ニコノリ
月額料金 |
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料金に含まれるもの |
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選べるメーカー・車種 |
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新車・中古車 |
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リース期間 |
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月間走行距離 |
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後悔しないカーリース会社2つ目は、ニコノリです。
ニコノリでは、国産全車種から好きな車を契約可能です。
どの車種にしようか迷ったときにはプロに相談することができるため、ライフプランにあった契約期間や最適な車をアドバイスしてもらえます。
契約期間は1年~9年で設定されており、ライフプランに合わせた後悔しない内容で契約が可能です。
月間走行距離は個別で相談可能なので、車の使用用途に合わせて決められるでしょう。
プロのアドバイスをもらいながら契約内容を決めたい方は、ニコノリがおすすめです。
KINTO
月額料金 |
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料金に含まれるもの |
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選べるメーカー・車種 |
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新車・中古車 |
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リース期間 |
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月間走行距離 |
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後悔しないカーリース会社3つ目は、KINTOです。
KINTOは、トヨタとレクサス・スバル車に特化したカーリースサービスです。
トヨタとスバル車に関しては、リース期間を3年・5年・7年から選択できるため、生活スタイルに合わせて契約できます。
月額料金には任意保険も含まれるので、別途車に関わる維持費は駐車場代や燃料代くらいと言えます。
月間走行距離は1,500kmなので、年間18,000km走行できることもポイントです。
トヨタ車やレクサス車・スバル車のリースを希望する方は、KINTOで月額料金を見積りしてみましょう。
カーリースは失敗・後悔が多い?リアルな口コミ事情
カーリースは頭金なし、月々定額で新車に乗れるとても便利なサービスですが、一方で「こんなはずじゃなかった」と後悔する人もいるといいます。
カーリースを利用している実際のユーザーの良い口コミ・評判、そして悪い口コミ・評判をピックアップしてみましたので、順に見ていきましょう。
カーリースの良い口コミ・評判
まずは、カーリースについての良い口コミや評判です。
- 「頭金を貯めることなく、スグに新車に乗れるのでカーリースを選びました」
- 「税金や車検代までコミコミになっているから、ふいの高額な出費に慌てないのがいいですね」
- 「毎月定額だから気持ち的にも安心できます。毎月の家計の管理も楽になりました」
- 「新車だから燃費も良くてガソリン代が節約でき、最新の安全装備が搭載されているのも嬉しい」
- 「初めての車なので車に詳しくない私でも手続きがわかりやすく、メンテナンスも任せられて安心です」
カーリースの悪い口コミ・評判
次に、カーリースについての悪い口コミ・評判もご紹介します。
- 「転勤で車の維持が難しい都心へ引っ越すことになったが、中途解約はできないと言われた」
- 「月額は安いが、支払い金額を合計したら購入した方が安いことがわかった」
- 「便利なのでもっとドライブしたいが、走行距離制限があって思うように走れない」
- 「カスタムが自由にできず、した場合は自費で元に戻さなければならないと聞いてやめた」
- 「契約終了時に、追加で精算が必要になって想定外のお金がかかった」
カーリースの口コミ・評判から分かること
カーリースの口コミ・評判について良いものと悪いものを両方ご紹介しました。
カーリースは購入に比べて頭金を用意する必要がなく、定額で支払いが分かりやすいという利点があります。
しかしその一方で、中途解約不可や走行距離制限などカーリースならではのルールがあり、初めて利用する人が戸惑ってしまうこともあるようです。
カーリースは「車のサブスクリプション」とも呼ばれ、定額で使い放題という印象があります。
しかし、音楽や動画のサブスクリプションのように1ヶ月単位でやめたい時に退会できるというわけではないため、カーリースの「イメージ」と「実際」の間にズレがあると「こんなはずじゃなかった」という事態になってしまう可能性が高いようです。
カーリースで失敗・後悔しない人の特徴
ここまでカーリースでの失敗例や後悔しないためのポイントをお伝えしてきましたが、カーリース契約には独自の特徴があり、利用するには向き不向きもあります。
では、カーリースで失敗・後悔しない人の特徴とはどんな人なのか、その特徴を挙げてみましょう。
トータルの費用が把握出来ている
カーリースは月額料金がいくらなのかで高い安いを判断してしまいがちですが、それだけでは分からない部分も多くあります。
ゆくゆく、月々の支払いが厳しくなってしまうという事態を避けるためにも、月額料金の高い安いだけではない部分が大切になります。
月額料金の総合計のみならず、メンテナンスやオプションプラン、契約終了時の精算金額や残価設定といったトータルの費用を把握出来ていれば、カーリースを使いこなすことが可能でしょう。
ライフプランにあった契約期間を選んでいる
カーリースを賢く利用するポイントとなるのが、契約期間です。
カーリースというのは「毎月定額払い」というポイントに表されるように、走行距離制限やメンテナンスプランなどの点でも、毎月同じような乗り方をすると便利でお得なカーライフを送れるサービスとなっています。
逆に言えば、突然の引っ越しや転勤、ライフスタイルの変化などはカーリースとの相性が悪く、そのような時期はあまりおすすめできません。
そのため、ライフプランの見通しはカーリース契約にとって非常に重要となります。
例えば「引っ越しまでの3年間カーリースを利用しよう」「子どもが卒業するまでの送り迎えに利用しよう」など、契約期間を計画的に考える人が後悔しにくいと言えるでしょう。
メリット・デメリットを理解している
カーリースには多くのメリットがある一方、使い方によってはデメリットも存在します。
例えば、頭金不要で新車に乗ることができ、ふいの出費に慌てない定額払いというメリットがある一方、走行距離やカスタムの制限や残価精算のリスク、中途解約ができないというデメリットもあります。
これらのメリット・デメリットの中でご自身に当てはまると思うものを把握して、優先順位をつけたりリスク管理ができれば、カーリースは決して怖いものではありません。
カーリースのメリット・デメリットを理解していれば、購入やカーシェアなどその他の方法とも比較することができ、その上でカーリースがいいと思える方であれば後悔するリスクも最小限となるでしょう。
支払い可能な月額費用を設定している
カーリースで後悔してしまった失敗例として「月々の支払いが厳しくなった」というものがありましたが、これを回避するためにも、支払い可能な月額費用を設定すれば失敗しにくくなります。
カーリース契約の際、希望の車種を選ぶときについ上級グレードが欲しくなったり、契約期間を短めに設定して月額料が高めになってしまうことがあります。
契約期間と月額料金のバランスを考慮し、ゆとりを持った月額設定にすることがカーリースで失敗・後悔しない人の大きな特徴です。
そのためには、車種選びの段階でグレードやオプション、メンテナンスプランなどを検討し、可能であればカーリース会社の専任スタッフに相談しながら決めるのがいいでしょう。
また、見落としがちなポイントとして、カーリースの月額料金以外のガソリン代や駐車場代、メンテナンスプランに含まれない消耗品費などの出費があります。
トータルでの「車にかかる費用」を把握し、支払いに備えておくことも大切です。
カーリース会社を比較して選んでいる
月額料金やメンテナンスプラン、契約期間、車がもらえるオプションなどなど、カーリースの契約内容はカーリース会社によって千差万別です。
数あるカーリース会社の中には、中途解約OKのプランを用意していたり、残価設定をしていなかったり、ガソリン代の割引が受けられたりするところもあるほどです。
同じ車種、同じ契約年数であっても、カーリース会社が違えば全く異なるプランになると言えるでしょう。
昨今、カーリース会社は続々と増えており1社ずつ比較検討するのは大変ではありますが、まずカーリース会社単位で自分に合ったところを選び、そこから車種やプランを相談していくと失敗が少なくなるでしょう。
まとめ
今回は、カーリースに関する口コミや評判・失敗例・後悔しないためのポイントなどをご紹介しました。
カーリースにはカーリースならではの仕組みがあり、残価設定や走行距離制限、中途解約禁止などユーザーのデメリットともなりうるポイントがいくつかあります。
この点をあまり意識せず契約してしまうと、思わぬ形で後悔してしまう可能性があります。
しかし、カーリースのメリット・デメリットを正しく理解し、デメリットを補えるオプションを用意しているカーリース会社を選ぶことで、リスクを最小まで減らすことも可能です。
カーリースを検討している方はぜひ、カーリース会社ごとの特徴を比較検討して選び、ご自身に合ったカーリース・ライフをお送りください。
今回紹介した他にもおすすめのカーリース会社はたくさんあります。
以下の記事で他のおすすめカーリース会社をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
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