カーリースと購入はどっちがお得!?料金を徹底比較!メリット・デメリットもご紹介
あまりお金をかけずに車を入手したい人の中には、カーリースを検討している方もいると思います。
カーリースと比較されやすいのが車の購入です。初期費用だけでなく月額費用などの維持費も含め比較するポイントは色々あり、どちらが経済的にお得なのか悩みますよね。
そこで本記事では以下のことについて詳しく解説していきます。
- カーリースと購入の費用を比較
- 購入とカーリースを比較してのメリット・デメリットを紹介
- 購入とカーリースそれぞれの手続方法を紹介
- あなたは購入とカーリースどちらが向いているか解説
本記事を読むことでカーリースと購入のどちらがお得か悩んでいるあなたの手助けになること間違い無しです。最後までゆっくりご覧ください。
カーリースと購入にかかる費用って?
カーリースと購入の費用を比較するポイントは大きく分けて初期費用と維持費です。それぞれ比較表にまとめました。
カーリースと購入の初期費用比較
種類 | かかる初期費用 |
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カーリースの場合 |
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購入の場合 |
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カーリースと購入の維持費比較
種類 | かかる維持費 |
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カーリースの場合 |
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購入の場合 |
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カーリースの主な費用は、ここからリース終了時の見積もり査定額を引いた額を毎月一定になるよう支払います。
また分割で支払うことがほとんどなので、プラスして利息の支払いも生じます。
一方で購入の場合、まず購入時に車体費用を一括にしても分割にしても登録費用や登録時に代行費用がかかります。分割の場合でも頭金は基本的にかかると思っておいた方がいいでしょう。
上記は新車の場合ですが、中古車の場合は納車時に整備が必要なケースが多く、パーツ交換等のメンテナンス代が初期にかかることが多いです。また、もし中古車を遠くのお店から購入する場合、輸送費もかかるので、車体の価格に合計で20万円ほどプラスして支払う必要があります。
カーリースと購入にかかる費用比較
今回は人気の車種であるホンダN-BOXの費用をカーリースと購入で比べていきます。
購入の費用
N-BOXを新車として購入する場合、車両価格+登録変更の手続きなどで、オプションやグレードで変動はありますが160万~180万円ほどかかります。中古車の場合は車両+諸経費で130万円くらいが目安になってきます。
さらに車検や自賠責保険、メンテナンス費用、自動車税などが加算されるため、7年間乗ったとしたら160万~180万円にプラスで50万円ほどかかる計算です。
カーリースの費用
定額カルモくんの場合は、7年リースで月々の支払額が26,000円ほど。7年間の84ヶ月分で計算すると、218万円ほどです。
N-BOXの新車を購入する場合、車両価格が140万円ほどなので、7年間で諸費用が70万円ほどかかる計算。
新車に比べて、利息もあるため7年間利用後の支払額は多くなってしまいますね。
ただし定額カルモくんの場合、リース満了後に返還分のお金が戻ってくるので、実質的にはもっと安上がりになる計算となります。
今回は中古車と新車で大きく変わらないN-BOXを比較したためにこのような結果になりましたが、新車と中古車の差額が大きいほど、中古車がお得になり、差額が少ないとカーリースの方がお得になると言えます。
カーリースのメリット・デメリット
購入と比べて、カーリースの良い点・気を付ける点は以下の通り。
- 月々の支払額が一定
- 新車に乗れる
- 色やカスタマイズを選べる
- 頭金が不要
- 車を返還する必要がある
- 走行距離に制限がある
- 解約は違約金が発生
- 状態が悪いと追加料金を支払う必要がある
どんなものでも良い点があれば気を付ける点はあるように、カーリースもそれは同じです。もう少し詳しく見ていきましょう。
カーリースのメリットについて
上記の内容を深掘りしていきます。カーリースと購入のどっちが得なのか迷っている方必見ですよ。
月々の支払額が一定
まずカーリースもメリットとしてあげられるのが、定額払いという点でしょう。
車の代金に加えて、車検代・自賠責保険・税金・メンテナンス費用などを分割して支払うため、月々の支払いを一定額で済ませることができます。
新車に乗れる
メーカーのディーラーでも新車は購入できるのでは?と思われる方もいるでしょう。それは仰る通りです。
ここで言う「新車に乗れる」というのは、初期費用などで新車を諦めていた場合でも新車に乗ることが出来るという意味です。
色やカスタマイズを選べる
ディーラーで新車を購入するのと同様に、好きな色やオプションを選ぶことが出来ます。
リース契約時のオプション(カスタマイズ)は可能ではありますが、リース契約後に自身でカスタマイズした場合は追加料金の可能性がありますのでご注意ください。
頭金が不要
頭金が不要なので、まとまったお金を準備する必要が無いのもメリットの一つ。
新車を購入する場合はカーローンを利用するケースが多いと思いますが、頭金を支払って月々の支払い負担を減らす、または審査に通りやすくすることがあります。カーリースの場合は頭金をどうするか心配する必要がありません。
カーリースのデメリットについて
カーリースの場合、車を返還することがほとんど。購入時に返還する際の見積もり額を差し引くことになるので、見積もった状態よりも車が悪くなるのは避けるべき。
そのため車の状態を常に気にかける必要があり、車の状態が悪すぎるとリース終了時に追加料金がかかることだってありえます。
また良い状態を保つために、走行距離に制限がかけられることがほとんど。車で遠出したり、ドライブが趣味な方にとっては窮屈なサービスです。
途中解約は多額の違約金が発生し、廃車になった場合でも違約金が発生するので気をつけましょう。
購入のメリット・デメリット
カーリースをする場合と比較しての車を購入で支払う良い点は以下の通り。
良い点 |
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悪い点 |
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購入のメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。
購入のメリットについて
新車で購入する場合、リースと比較して総額を安く抑えられるというのが一番のメリットでしょう。
中古車の場合、たとえ未使用の車(新古車)だとしても新車より車両の価格が安いです。
そして車のコンディションを気にしなければいけないカーリースと違い、走行距離や傷、汚れなどを気にしなくていいので、初心者や子持ちの方でも利用しやすいです。
購入のデメリットについて
購入の場合、新車でも中古車でもある程度まとまった初期費用が必要というのがポイントとしてあげられます。登録費用や代行費用は必ずかかりますし、車体費用は少なくとも一部は支払うことが多いです。
中古車で0円という売り出し方をしていても、メンテナンス費用がかかったり、新車同様に登録諸費用がかかったりして意外と出費がかさむケースも。あと中古車は色やオプションが決まっているので、カスタマイズに制限が出ます。
またカーリースと比較した場合、年に一回の税金支払い、2年に一回車検費用がかかります。車検は10万円を超えることもあり、一括での支払い金額は初期費用含め気になる方もいるでしょう。
手続きで見るカーリースと購入の比較
車を購入する場合と、カーリースを利用する場合の手続きには違いがあります。
それぞれどういった順序で手続きをしていくのか見ていきましょう。
カーリースの手続きの仕方
カーリースを行う場合、インターネットで手続きを進めることができるため、いつでもやりやすいという特徴があります。そんなカーリースの手続き手順は以下の通り。
1.カーリースサイトで見積もりを行う
2.審査を行う
3.担当者と直接連絡し書類で手続きし契約
4.納車される
サイトごとにメーカーや料金プラン、リース期間が違うので、事前にサイトを選んでおくことも重要です。
購入の手続きの仕方
新車の購入と中古車の購入では、ほとんど手続きは変わりません。
手順は以下の通り。
1.購入する車を決めて販売店とコンタクトを取る
2.書類を揃えて手続きする
3.契約を結び支払いを行う
4.納車される
購入する車を決める際は、自分の目でしっかりと車の状態を確かめるようにしましょう。
インターネット上の写真だけ見て車を決めると、購入後の後悔やトラブルになりかねません。
カーリース向きな人・購入向きな人
カーリースと購入について、それぞれの良い点や悪い点を紹介してきましたが、どちらのサービスが自分に合っているかは分からないですよね。
それぞれのサービスについて、どんな人が利用するのに適しているかを以下のようにまとめました。
カーリースが向いているのはこんな人
・頭金を用意するのは厳しいけどすぐに車が欲しい人
・月々定額で支払っていきたい人
・あまり長距離の移動をしない人
・小さい子供を車に乗せない人
遠出はしないけど、通勤に必要になった方などにぴったりと言えます。
車購入が向いているのはこんな人
・車を安くで購入したい人
・距離や汚れを気にせず自由に乗りたい人
・頭金を用意できる人
・ドライブが趣味な人
・家族持ちの人
生活の中で車を使う機会が多いと考えるのであれば、状態を気にせずに利用できる購入での支払いが適しています。
中古車カーリースもあるって本当?
新車のみを扱っていると思われがちなカーリースですが、最近は中古車でもリースしてくれるサービスが増えています。
そんな中古車リースの特徴や、中古車購入・新車リースと比べたときの良い点・悪い点を紹介していきます。
中古車カーリースとは?
定額カルモ君やコスモMyカーリースなどのリース会社が導入しているシステムで、リースする車が中古車になります。
新車のリースよりも支払いの額が少なくなるため、分割で支払った際の利息の額も小さくなるという特徴があります。
中古車カーリースのメリット
- 納車のスピードが早い
- 支払い総額を抑えられる
- 購入後の保証がついていることが多い
- 新車カーリースの良い部分を引き継いでいる
- 契約満了時に車をもらえるから車のコンディションを気にしなくていい
普通の新車カーリースだと契約後に車を出荷するための作業に入るため、どうしても納車までに時間がかかってしまいます。
一方で中古車カーリースならすでに車が走行できる状態であることがほとんど。そのため新車のリースに比べて納車が早く、急いで車を用意したいという方にぴったりです。
また新車よりも車両価格が安いです。不良品が心配という方も安心できるよう、保証がついていることもあるので、ほぼノーリスクで安い車を生活の一部にすることができます。
カーリースの特徴である頭金0円や毎月一定額の支払い、車検代やメンテ費用、税金も支払額に含まれるというメリットも引き継いでくれますよ。
契約満了時に新車であれば車を返す必要がありますが、中古車の場合はそのまま車をもらうことも可能です。そのため車のコンディションを気にする必要がありません。
長距離の運転を考えている方でも安心して利用できますよ。
中古車カーリースのデメリット
中古車カーリースの悪いところは、車をカスタマイズできないこと、導入しているお店がまだまだ少ないことが挙げられます。
中古車購入の良い点と、新車カーリースの良い点を上手く組み合わせたサービスなので、あまり悪い部分の目立たないサービスと言えますね。
残念なことに中古車カーリースはまだ導入しているお店が多くないため有効活用しにくいのが現状。そのため当然選べる車種も少なくなってしまうと言えます。
もし希望の車種を中古でリースできるのであればかなりお得なので、他の人に購入される前に手を打つのがおすすめですよ。
新車・中古車のカーリースを利用できるサービス3選
新車のカーリースサービスが増えている一方で、まだまだ中古車カーリースが少なのが現状です。
数あるカーリースサービスの中から、選び方のポイント、評価や口コミの高さを考慮して3つを厳選。
カーリースランキングは以下のようになりました。
1位:定額カルモくん
月額料金 | 12,400円~ |
---|---|
選べるメーカー | 国内全メーカー |
リース期間 | 1~11年 |
新車・中古車 | 両方 |
料金に含まれるもの | 自賠責保険、各種税金、登録費用、車検代 |
公式HP | 定額カルモくん |
何といっても月額料金の安さが魅力な定額カルモくん。
最長11年間リースすることができるので、月々の支払額もかなり抑えることが可能です。
また車を自宅まで届けてくれるので、引取にいく手間も省くことができます。
契約満了時に追加請求を支払う事なく車を引き取れるのも人気である要素の一つです。
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2位:MOTAカーリース
月額料金 | 15,500円~ |
---|---|
選べるメーカー | 商用車以外の国産メーカー全車種 |
リース期間 | 3年、5年、7年、11年 |
新車・中古車 | 両方 |
料金に含まれるもの | 車検・税金・メンテナンス費用などがすべて |
公式HP | MOTAカーリース |
自動車メディアが今までのノウハウを元に運営しているカーリースの『MOTAカーリース』です。
頭金がかからず、軽自動車、コンパクトカーを得意としています。
諸経費コミコミで、好きな車が月々10,000円台から乗ることが出来ます。
3位:コスモMyカーリース
月額料金 | 8,140円~ |
---|---|
選べるメーカー | 国内全メーカー、全車種 |
リース期間 | 3年、5年、7年、9年 |
新車・中古車 | 両方 |
料金に含まれるもの | 車両代金、登録諸費用、各種税金、自賠責保険、車検代 |
公式HP | コスモMyカーリース |
ガソリンスタンドのコスモ石油が行っているカーリースです。
国内全メーカーに対応しているので、好きな車種を選ぶことが可能です。
ガソリン車を利用していると必ず使う必要があるガソリンスタンド。全国各地にあるコスモ石油で、ガソリン代・メンテナンス代の割引が受けられるという特徴も人気の一つです。
それぞれ国内で有名なカーリースサービスで、新車のカーリース、中古車のカーリース共にラインナップも豊富です。各社の公式HPでリース可能な車の種類などもチェックすることができるのでぜひご覧ください。
カーリースと購入の比較まとめ
カーリースと購入で悩んでいる方に向けて、料金やメリット・デメリットで比較しました。
カーリースのメリット |
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カーリースのデメリット |
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購入のメリット |
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購入のデメリット |
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それぞれのメリット・デメリットは上記の通り。費用で考えると支払い額は新車でも中古車でも購入の方が少なくなります。
それぞれのメリットやデメリット、初期費用や支払い総額を考慮の上、どちらのサービスを利用するか決めるのがおすすめです。
また中古車カーリースという手段もあり。まだまだ中古車カーリースを利用可能な店舗・リース会社は少ないですが、よりお得に車を身近なものにすることができますよ。