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夏の必需品?車中泊におすすめのポータブルクーラー3選!冷却方式の違いも解説します

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厳しい夏の暑さを乗り切るのに欠かせない家電製品といえば「クーラー」ですよね。
自宅はもちろん、運転中の車の中でも必須です。

中はクーラーを効かせて走れば快適なドライブが可能ですが、ではエンジンを停止している間はどうでしょうか。
エンジンが動いていないと冷たい風が出なくなり、発電していないのでバッテリー上がりの原因にもなります。

そこで今回紹介するのが「ポータブルクーラー」です。
車中泊時などエンジンをかけたままにできない状況でも車のバッテリー上がりを気にせず、快適に車内で過ごすための必須アイテムではないでしょうか。

今回の記事では夏の車中泊に必須のポータブルクーラーに関する詳しい解説と、おすすめのポータブルクーラーなども紹介します。

夏の車中泊に必須なポータブルクーラーとは?

まずポータブルクーラーとはどういうものかというと、一般的なエアコンのように壁に設置するのではなく、持ち運びが可能で手軽に移動できるもののことを指します。

主に屋内のエアコンが設置されていない場所で使用されることが多いですが、電源さえあれば屋外や車内でも使用することができます。

サイズとしては小型のものから大型のものまで様々なものがありますが、大型のものは工場などで使用される場合が多く、一般家庭で使用するのであれば小型のものでも十分な性能でしょう。

車中泊で使用するのであれば持ち運びしやすい小型のものを選ぶことになるでしょう。

ポータブルクーラーの特徴は?

ポータブルクーラーは家庭用のエアコンとは異なり空間全体を冷やすのではなく、限られた場所のみを冷やすことを目的とされている場合が多いですが、締め切った車内で使用するのであれば十分車内全体を冷やすことは可能でしょう。

小型のものであれば力の弱い女性やお年寄りでも手軽に移動が可能なサイズなので、車への積み込みもそれほど大変ではないはずです。

しかしポータブルクーラーは消費電力が高いので、電源の確保が問題になってきます。
キャンプ場や車中泊用の駐車場であれば電源を確保することも容易ですが、コンセント等の電源がない場合はポータブル電源等を使用するかバッテリー内蔵の製品を購入することになります。

コンセントが使用できれば時間を気にせず使用可能ですが、ポータブル電源や内蔵バッテリーを使用する場合は稼働時間に注意が必要です。

ポータブルクーラーは瞬間消費電力が1000W近くになるものも多いので、消費電力にも注意しましょう。

車中泊でコンセントがない場合はバッテリーでどのくらい稼働できるか事前にテストしておいて、状況によって就寝時のみの使用にするなどの工夫が必要な場合もあります。

ポータブルクーラーはちゃんと冷えるの?

ポータブルクーラーを購入するにあたって不安なポイントとして「ちゃんと冷えるのか」という疑問が出る方も多いと思います。

少し前までは粗悪な商品も多く、まともに使用することができないものも多かったようですが、最近では車中泊やキャンプなどのアウトドア人気の高まりや熱中症対策に力を入れる企業が多くなってきたことからポータブルクーラーの需要が高まり、各社から性能の良い製品が発売されています。

もちろんクーラー自体の大きさや消費電力、冷却方式により性能は様々ですが、多くの製品が車内を冷やす程度であれば問題ないものがほとんどでしょう。

ポータブルクーラーのメリット・デメリット

ポータブルクーラーは持ち運びが容易で、設置型よりも価格が安いというメリットがありますが、その分デメリットもあります。

その一つが「騒音」です。
ポータブルクーラーはそれなりに音が大きいものが多く、屋内で使用するのであればあまり気にならないかもしれませんが、キャンプ場や道の駅などの駐車場で使用する場合は他の利用者の迷惑になってしまう場合があります。

他の利用者がいる状況で使用することが想定される場合はなるべく低騒音のものを選ぶなどの気遣いが必要でしょう。

もう一つのデメリットは「スペースを取る」という点です。
いくら小型で軽いからと言って、車の中に置いておくとそれなりにスペースが必要ですし、他の荷物を積み込むスペースが減ってしまいます。

車内スペースに余裕のある大きな車では問題ないかもしれませんが、軽自動車などの小さな車では空間を圧迫する原因になってしまいます。

ポータブルクーラーを購入する際にはどのくらいの騒音が出るか、どのくらいの大きさかを注目したいところですね。

夏の車中泊に必須なポータブルクーラーの冷却方式

ポータブルクーラーと言っても種類が2つあり、それぞれに特徴があります。

その特徴とはクーラーと室外機が一体型になっているか、クーラー本体と室外機が別になっているかという点です。

それぞれ持ち運びやすさや冷却性能に違いがあるので、選ぶ際にどのポイントを重視するか、どういった使い方がおすすめかを解説していきます。

冷却方式1.室外機搭載型

室外機搭載型というのがクーラー本体と室外機が別になっているもので、ポータブルクーラーの中では冷却能力が強いですが持ち運びが不便で場所を取るというデメリットがあります。

価格も一体型のものと比べると高めですが、車内やテント内の全体をしっかり冷やしたいという方にはおすすめです。

冷却方式2.室内機・室外機一体型

クーラー本体と室外機が一体になっているタイプのものは持ち運びがしやすく、車中泊やアウトドアなどにも気軽に持ち出すことができます。

コンパクトで価格は比較的低めですが、室外機搭載型のものよりも冷却能力は少し劣ります。
車内全体を冷やす必要のない少人数での使用などにおすすめです。

夏の車中泊におすすめなポータブルクーラー

ここまでポータブルクーラーの基礎的な知識を解説したので、続いてはおすすめの商品を紹介していきます。

おすすめの商品を紹介すると同時にポータブルクーラーの選び方も解説していくので、購入を検討している方は是非参考にしてみてください。

車中泊におすすめなポータブルクーラーの選び方

まずはポータブルクーラーの選び方から解説していきましょう。
選び方で注目したいのがポータブルクーラーを使用する状況と人数、車内の広さ、使用時間、排熱そして騒音の大きさです。

1人や2人などの少人数で使用するのであれば冷却能力の低い室内機・室外機一体型のコンパクトなものでも十分な場合もありますし、ファミリーで使用するのであれば大きくても冷却能力の高い室外機搭載型がおすすめです。

車の大きさも重要で、小さな車であれば冷却能力が低くても車内をまんべんなく冷やすことが可能ですし、大きな車でも人数が少なければ体に直接冷風を当てれば大きなクーラーは必要ありません。

そして使用時間ですが、夜間や就寝時のみの使用であればバッテリー搭載型のものを選んだり、夜間だけでなく日中など時間を問わず使用するのであれば外部電源が必要なタイプが良いでしょう。

キャンプ場や車中泊可能な駐車場ではエンジンをかけたままにするのはマナー違反になる場合が多く、その理由としてはエンジン音が周りの利用者に聞こえてしまうからです。

エンジンをかけていないからといって騒音の大きなものを使用してしまうと本末転倒なので、ポータブルクーラーは稼働時の音の大きさも注意したいところですね。

そして商品によっては排熱を外に逃す必要があり、窓やドアからホースなどを出さないといけない場合があります。
排熱をしないと冷却効果以上にに排熱の温風で室温が上がってしまうということになりかねないので注意しましょう。

ポータブルクーラーは車中泊をする人数、クーラーの稼働時間、そして車内の広さを総合的に考え、稼働音が周りの迷惑にならないかどうかで選びましょう。

室外機搭載型のおすすめ3選

ここまでポータブルクーラーの基本的な知識を解説したので、続いてはおすすめの商品を紹介していきましょう。
まずは車に備え付けるタイプの、クーラー本体と室外機が別になっている室外機搭載型のポータブルクーラーを3つ解説も踏まえて紹介します。

コイズミ ラ・クール

公式サイト
室外機搭載型ながら軽く持ち運びが簡単で、設置も簡単なポータブルクーラーの定番商品です。
価格はおよそ106,000円と高価ですが手軽に高い冷却効果を得られ、車の中だけでなく様々な場所で活用可能な利便性の高さが魅力です。

Stage21 One Cool21

公式サイト
車専用に設計されたクーラーで、車の屋根や背面等に室外機が設置可能になっています。
およそ217,000円で工賃は別なので価格は高めですが、本格的なクーラーを車に取り付けたい方にはおすすめです。

クールスター

公式サイト
こちらの商品はサブバッテリーを搭載していることによって長時間の稼働を可能にしています。
家庭用クーラーに換算すると6畳用と同じくらいのパワーなので、キャンピングカーなどに取り付けても高い冷却性能を発揮します。

室内機・室外機一体型のおすすめ3選

「室外機搭載型は大きいし値段も高いので厳しい」という方には室内機・室外機一体型がおすすめです。
持ち運びも簡単で車中泊だけでなくいろんなところで使用できる気軽さが魅力的な商品がたくさん発売されていますが、今回はその中でも売れ筋の商品を3つ紹介します。

NAKATOMI ミニクーラー MAC-10

公式サイト
冷風と送風の切り替えが可能なシンプルなポータブルクーラーです。
ダクトが伸縮可能で向きが変えられるので冷やしたい場所にピンポイントで冷風を当てることができます。

THANKO ワイルドクーラー

公式サイト
狭い範囲を冷やすことに特化したポータブルクーラーで、室温を検知して自動で最適な温度の冷風を出してくれる賢い商品です。
ポータブルバッテリーでも運転が可能で、その場合は400W以上の出力が可能なバッテリーを使用しましょう。

YAMAZEN コンパクトクーラー

公式サイト
冷却性能だけでなく見た目にもこだわった一台です。
冷風・送風・ドライの3種類からモードが選べ、車中泊はもちろんどこにでも持ち運べる手軽さが魅力の商品です。

暑い季節も快適な車中泊を!

夏は暑すぎて熱中症の危険もあるし車中泊やキャンプはやめておこうと考える方も多いのではないでしょうか。
しかし暑く寝苦しい車内でもポータブルクーラーを使用することで快適に過ごすことができます。

使用する場面に合わせて適切な商品を選べば1人でもファミリーでも車中泊がさらに快適になるはずです。
ポータブルクーラーを活用して活動の幅をさらに広げましょう!

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