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車中泊の暑さ対策とは?おすすめなグッズ3選をご紹介

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「真夏の暑さの中でも車中泊をしたい」そう考えるアウトドア好きの方も多いのではないでしょうか。

しかし夏場は夜間でも暑さ対策をしないと熱中症の危険があったり、風通しを良くするために車のドアや窓ガラスを開けておくと虫や動物が侵入してしまうということもあります。

かといってエンジンをかけっぱなしにしてクーラーをかけておくのは周りに他の車中泊者がいるとマナー違反になる場合もあり、ガゾリンも無駄にしてしまいます。

そこで今回はエンジンは止めたままで、できる限り快適に車中泊をするための暑さ対策とお役立ちグッズを紹介していきたいと思います。

車中泊の暑さ対策は必須

地域にもよりますが真夏は夜間でも25℃を超える熱帯夜が続くことも珍しくありません。
そんな中なにも対策せずに寝るとうまく寝付けない場合もありますし、もし寝付けたとしても大量の汗をかくことで熱中症の危険性が高まります。

快適に寝ることができないと翌日に疲れが残ってしまい、体調の悪化や運転にも支障が出ることにも繋がります。

まずは車中泊での暑さ対策がどのくらい重要かを解説していきます。

エンジンをつけっぱなしにするのはマナー違反

車中泊OKなキャンプ場やRVパーク等では、基本的に車のエンジンをかけたままにしておくことはマナー違反です。
エンジン音が他の利用者の迷惑になりトラブルの原因になる場合もあるからです。

エンジンがかけられないということはエアコンも使えないということなので、夏の車中泊では暑さ対策が必須になります。

車中泊の暑さ対策が大切な理由

暑さ対策を施す理由として一番大きいのはやはり「熱中症リスク」でしょう。
睡眠中は一晩でコップ一杯分の汗をかくと言われていますが、それは比較的涼しい最適な気温の中でのこと。

暑さ対策を施さないまま寝てしまうと通常よりもかなり多くの汗をかくことになり、その結果脱水症状や熱中症になるリスクが高まります。

子どもがいる場合はより一層注意が必要

子供がいる場合は特に暑さ対策が重要です。
小さな子供は大人よりも体温が高いので汗をかきやすく、水分補給のタイミングや量などを適切にコントロールすることができません。

例えしっかり暑さ対策をしていたとしても子供がいる場合は喉が乾いてから水分補給をするのではなく、時間を決めて定期的に水分を摂取するのが良いでしょう。

車中泊の暑さ対策とは?

それでは実際にどのような暑さ対策があるのか、どのような手段が有効なのかを解説していきましょう。
特に準備をしなくてもできることから、車中泊の場所選びやバラエティに富んだグッズを活用するなど様々な対策方法があります。

場所や周囲の状況に合わせて対策方法を変えて、自分に合った対策方法を考えてみましょう。

対策1.車中泊する場所選びが重要

車中泊をする際に皆さんはどこで宿泊したいと考えているでしょうか。
車中泊可能な道の駅やRVパーク、海や川のそばのキャンプ場などたくさんの選択肢が考えられますが、最もおすすめしたいのが「山などの標高が高い場所」です。

その理由としては、標高が高い場所の方が低いところよりも気温が低いからです。
気温は標高が100m上がるごとにおよそ0.6℃下がっていくので、仮に標高1000mの場所で車中泊をすると、標高0m付近よりおよそ6℃気温が低いことになります。

標高0mが仮に気温30℃だとすると、1000mでは24℃になるということですね。
これだけの差があると、涼しいどころか朝方は冷え込んで毛布が必要になるということも考えられますね。

夏の車中泊ではこういった標高などにも注目してみましょう。

対策2.換気を行う

車中泊においては換気も重要です。
窓やドアを閉め切っていると中にいる人間の熱で段々と車内の温度も上がっていき、汗が蒸発することで湿度が上がり体感温度はさらに高まっていきます。

そんな時は窓を開けて車内の空気を入れ替えましょう。
開けっぱなしでは防犯上の不安があったり、虫の侵入が心配な方は後ほど紹介するグッズの活用も検討してみてください。

対策3.寝る前にエアコンで車内を冷やす

周りの迷惑にならない時間帯にエンジンをかけておいて、エアコンで室内を冷やしておくというのも暑さ対策のひとつです。

就寝前に車内をしっかり冷やしておけば、エアコンなしでも気温が下がってくる夜中までやり過ごせるかもしれません。

あらかじめ車中泊する場所の「何時に気温が何度になる」という情報を調べておけばさらに計画的に活用できるのではないでしょうか。

対策4.充電式扇風機を使う

窓を開けていても風がなくて暑い、という事態を避けるためには充電式の扇風機もおすすめです。
近くに電源がなく、ポータブルバッテリーもない、という場面では充電式のものが活躍します。

あらかじめ家で充電しておけば、就寝時だけでなく特に暑い日中でも役に立ちます。
小型のものであれば車のUSB電源やシガーソケットからでも充電可能な手軽さが嬉しいポイントです。

対策5.ポータブルクーラーを使う

充電式扇風機よりも値段は高いですが、持っておくと車中泊の暑さ対策としてはかなり心強いのがポータブルクーラーです。

バッテリー式のものやポータブルバッテリーで動かすことのできる製品もあり、車内をまんべんなく冷やせるので1人での利用ははもちろん友達やファミリーなどと使用しても大活躍でしょう。

暑さ対策グッズとしては価格はかなり高めですが試してみる価値はあるのではないでしょうか。

対策6.冷感グッズを使う

クーラーや扇風機などは車内を冷やしたり空気を入れ替えるのには適していますが、実はデメリットがあります。
そのデメリットとはズバリ「騒音」です。

家電製品はあると便利ですが少なからず稼働音あるので、静かな場所でないと寝れないという人にとっては大問題です。
そこで家電製品を使わない方法でおすすめなのが「冷感グッズ」です。

あらかじめ冷蔵庫で冷やしておいたり、水で濡らすだけで冷たさが持続するものなど様々な便利グッズが販売されています。

体全体を冷やせなくても首や手首・足首のような血管が集まる場所を冷やすことで、冷やされた血液が行き渡り全身が涼しく感じられます。

対策7.シェードやカーテンを使う

先ほど紹介した「換気」とともにともに行なって欲しいことが「シェードやカーテンを使う」ことです

窓を開けっぱなしだと虫が侵入したり、車内が見えてしまうことでプライベート感がなくなってしまったり最悪の場合は悪戯や窃盗の被害に遭うことも考えられます。

そこでシェードやカーテンを使うことで風通しは確保しつつも車内の様子を隠し、貴重品の置き場なども隠すことができます。

多少の予算はかかってしまいますが目隠しと暑さ対策を両立したい方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。

対策8.こまめに水分補給をする

最後の暑さ対策はやはり「水分補給」です。
ここまで紹介した暑さ対策をいくつか実践してもやはり多少の汗はかいてしまうので、日中はもちろん就寝前や就寝中にもこまめな水分補給を心がけてください。

水分補給のための飲み物ですが、コーヒーや緑茶、お酒などは利尿作用があり飲んでもそのぶん尿として排出されてしまうので、水やスポーツドリンクや麦茶など塩分・ミネラルを含んだものがおすすめです。

砂糖が多く含まれているジュースなどは甘さのせいで余計に喉が乾いてしまう場合があるのでできるだけ避けた方がいいでしょう。

車中泊の暑さ対策におすすめなグッズ3選

クーラーや扇風機を活用して暑さ対策をすれば車内はより快適になりますが、そういった家電製品を購入すると多少の費用がかかってしまいます。
いきなり数千円から数万円という費用を出してまで車中泊をするのは躊躇するという方も多いのではないでしょうか。

そんな時は数百円で購入できるグッズに頼るのはいかがでしょうか。
体を直接冷やすものから衣服を冷やすものなど各社から様々な冷却グッズが販売されていますが、今回は特に手軽で効果が期待できる商品を3つ紹介します。

アイスノン ふって極冷えスカーフ

公式サイト
水に濡らして振るだけで冷たさが持続するタオルになり、ぬるくなってきたらまた濡らせば繰り返し使えるエコな商品です。
主に首に巻いて使用する商品ですが他の部位でも使用可能です。

熱中対策 服の上から極寒スプレー

公式サイト
服の上からスプレーを吹きかけるだけの簡単冷却スプレーです。
あまり冷たさは持続しませんが瞬間的な冷却効果はかなり高く、他のグッズと組み合わせて使用することでさらに冷却効果を高めることが可能です。

ひえひえ天国 冷却シート

公式サイト
発熱の際におでこに貼るイメージがある冷却シートですが、暑さ対策にも利用可能です。
主におでこに使用するものですが、首など血管の集まる場所に貼れば冷やされた血液が全身に巡ることで冷却効果を感じられます。

しっかりと暑さ対策をして快適に車中泊を楽しみましょう!

夏の車中泊は暑さ対策が最も重要です。
体調が悪くなったりしてせっかくのレジャーを台無しにしないように、今回紹介したような対策方法やグッズをうまく活用し快適に暑さを乗り切りましょう。

また、車中泊で駐車場やキャンプ場を利用する場合はその場所のルールを守り、すべての利用者が心地よく楽しめるよう配慮しましょう。

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