インターネットでカーリースの情報を検索していると、
「カーリースはデメリットだらけ」
「カーリース やめとけ」
といった内容が、他の人も検索しているキーワードとして出てきて心配になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論としては、特徴を理解すればメリットの多いサービスです。
もちろん向き不向きがあるので、不向きな人からすればデメリットだらけと感じる可能性はあります。
自分はカーリースに向いているのか、それともやめておいた方がいいのか、その点を注意してカーリース選びを行えば安心して利用できます。
この記事では
・カーリースのデメリットとは何なのか
・デメリットの真実と解消法
・安心して使えるカーリース会社
について、2024年の最新データを元に、車の専門家の監修を交えながら詳しく解説していきます。
執筆・監修:くるまマイスター検定事務局(車の専門家)
カーリースがデメリットだらけと言われる8つの理由
カーリースは初期費用ゼロ、毎月定額払いでマイカーを持てるサービスとして注目を集めていますが、いくつかの利用条件があるためデメリットが多いと感じるユーザーがいるのも事実です。
カーリースがデメリットだらけと言われる理由、そして対処法をまとめました。
- 中途解約ができない
- 走行距離制限がある
- 大幅なカスタムができない
- 契約終了後は車を返却する必要がある
- 精算時に高額な支払いが発生
- 月額料金が安い場合はボーナス払いがある
- 車の名義が自分にならない
- 総支払額が高くなる
デメリット1:中途解約ができない
カーリースの契約は、基本的に中途解約や契約期間の変更ができません。
中途解約をすると、違約金を支払わなければならないので注意が必要です。
カーリース契約は、本体価格・残存価格・リース年数を基に月額料金を算出します。
残存価格とは契約終了時の車両価値のことで、「残価」と呼ばれることもあります。
カーリース会社は車両を仕入れて分割払いでサービス提供をしているので、短期で中途解約をされると車両代金が回収できないため、こうしたリスクを避ける目的で制限を設けています。
車の分割払いという点ではカーローンが似ています。
途中で車を売却としてもローン支払いは無くならないように、分割払いの中途解約には何かしらのルールが存在します。
カーリースでは、契約期間の設定が重要です。
カーリース契約は、3年、5年、7年などが多く、中には1年単位で選べるカーリース会社もあります。
結婚、出産、子供の成長、就職、転勤といったライフプランをあらかじめ見込んで、プランを組むと良いでしょう。
そうすることで、毎月定額払いでお得にマイカーを手に入れられ、生活環境が変わった際に新しい車を選択出来ます。
最長では11年という選択肢もあります。これは1台を乗り潰し、出来るだけ安く乗りたいと考えている方にはおすすめです。
デメリット2:走行距離制限がある
カーリースは返却後の車両価値を保つために、ほぼ全てのプランに走行距離制限があります。
リース会社や契約プランによって異なりますが、1ヶ月あたり1,000〜2,000kmが制限の目安です。
この制限を超えると返却時の残価が低くなり、査定額との差額を支払いが発生する可能性があります。
走行距離に制限があると聞くと不自由に感じる人もいるかもしれませんが、実はほとんどの人には影響が出ないと言えるでしょう。
日本人の年間平均走行距離は6,000km~10,000kmというデータがあり、片道50kmを超える通勤・通学をしている場合や、レジャー等で長距離移動が頻繁ではない限り、走行距離制限に引っかかるケースは少ないです。
頻繁に長距離運転をする方は、月額料金が少し高くなりますが走行距離制限のないプランがおすすめです。
デメリット3:大幅なカスタムができない
カーリース契約では、大幅なカスタムができません。
カーリース契約は、車両返却時に「原状回復」が求められます。
原状回復は、車両返却時に自動車の状態をリース開始時と同様にすることです。
そのため、穴あけ加工が必要なパーツの取り付けやカラー変更といった大幅なカスタムは、原状回復が困難なため禁止されています。
車両のカスタムは、原状回復ができる範囲内なら問題ありません。
車内のドリンクホルダー等などの小物類は基本的に全て問題ありません。
内装パーツであれば両面テープ等で取り外しが出来ればOKですし、ホイール交換をしても純正ホイールに戻せるならば問題ありません。
更に言うとエアロパーツのような大掛かりな場合でも取り外し等で元に戻せれば良いのです。
あと、メーカーオプションのカスタムパーツであれば、問題ないケースが多いです。
パーツ交換を伴うカスタムをする場合は原状回復が可能なのか事前に確認し、純正パーツ、純正アルミホイールを必ず保管しておきましょう。
デメリット4:契約終了後は車を返却する必要がある
カーリースは、自動車をリースする(借りる)契約なので、基本的には契約期間満了後は車両を返却しなければいけません。
カーリースはレンタカーと異なり「わ」ナンバーではなく、利用者は自分名義です。
ただし通購入した場合とは異なり、月額料金を支払っていても車両の返却があります。
カーリース会社に車を返却する代わりに支払いが安く済むわけですが、自動車が手元に残らないためデメリットと感じるユーザーもいるようです。
個人向けカーリースを行っている会社では、車をもらえるプランを用意しているところが増えました。
もし契約終了後に車両をもらいたい方は、車をもらえるプランに加入しましょう。
車がもらえるということは、残価精算が無くなるため、走行距離制限なし、カスタムOKで車に乗ることが出来ます。
それならカーローンも同じなのでは?と思うかもしれませんが、カーローンの場合は頭金が必要で、税金などのスポット支払いも発生します。
カーリースの場合は頭金ゼロが基本で、月額料金の中に各種税金も含まれています。
デメリット5:精算時に高額な支払いが発生
カーリースは、精算時に高額な支払いが発生する可能性があります。
カーリースは契約満了時の車の残価(その時点で残っている車の価値のこと)をあらかじめ差し引いているのでリーズナブルな月額料金になっています。
返却の際に想定した残価を下回ってしまい、一定の条件を満たしてしまうと、その差額を精算しなくてはならない場合がありです。
一定の条件とは、残価精算有りのプランを選んでいて、かつ最初に決めた残価を下回った場合です。
そのためすべてのカーリースで返却時に支払いがあるわけではありません。
残価が下回る理由として、キズや汚れなどで原状回復が不十分な場合や、走行距離制限を超過してしまった場合、そしてそのモデルの市場価値が下がってしまった場合などが挙げられます。
精算は現金一括払いが基本のため、注意が必要です。
カーリース契約には契約方式がオープンエンド方式とクローズドエンド方式があり、「クローズドエンド方式」を選択しましょう。
クローズドエンド方式とは、残価設定という契約満了時の車両の価値を開示しない(クローズ)という特徴があります。
これはカーリース会社側が「契約終了時にこれくらいの価値になるだろう。」という独自の試算を行っています。
残価設定が開示されない代わりに、契約満了時に差額を請求されないというメリットがあります。
※汚れは損傷が大きい場合は追加請求される場合があります
オープンエンド方式は契約時にカーリース会社と話し合って残価を決めるので毎月に支払いを安く出来る可能性がありますが、車両返却時に残価精算を行うため、査定額が低かった場合は差額の支払いが必要になるリスクを伴います。
また、任意保険には必ず加入しましょう。
自賠責保険だけでは、補償範囲や支払い金額が不足してしまいます。
修理が必要な事故だった場合の自己負担を軽減でき、契約終了時の精算金額を抑えられる可能性があります。
ちなみに任意保険の加入率は8割を超えており、カーリースの場合が特別ということではなく一般的なことです。
精算金額への対策という側面もありますが、相手がいる事故の場合は負担額が高額になることもありますので、保険加入は必要と言えるでしょう。
デメリット6:月額料金が安い場合はボーナス払いがある
カーリースの月額料金をより抑えるための選択肢として、ボーナス払いを使う方法があります。
中にはボーナス払いを活用することで、月額料金がわずか数千円という格安な料金でマイカーを持つことも可能なケースが存在します。
特にカーリースの契約期間を短くしている場合、月額料金を抑えるには有効な手段と言えるでしょう。
ただしボーナス払いを使うと、毎月定額ではなくボーナス払いの月は支払い金額は大きくなり、支払い管理がやや煩雑になります。
またボーナスの支給額が変動しやすい人の場合は、その月の支払い負担が大きくなる可能性もあります。
まずは見積書にボーナス払いが含まれているのかを、しっかり確認しましょう。
その上で
・ボーナスの支給額に変動が大きい
・毎月定額払いで支払い管理を楽にしたい
・転職や結婚などでライフスタイルに変更が見込まれる
という人に関しては、ボーナス払い無しのプランを扱うカーリース会社と契約するようにしましょう。
逆にボーナス払いを活用して毎月の支払い金額を安くしたいという方は、ボーナス払いを活用した方が良いでしょう。
デメリット7:車の名義が自分にならない
カーリースはレンタカーと違って自分の車のように自由に乗れるのが魅力ですが、名義上は、車の所有者は自分にはなりません。
そもそもカーリースとは、ユーザーの代わりにカーリース会社がリース車両を購入し、その車両代金とその他の諸費用からあらかじめ残価を差し引いてお得な月額料金で使用できるサービスのことを指します。
カーローンを組んで分割払いするのに似ていますが、カーリースはあくまで「リース商品」であり、車両は最後に返却するのが基本です。
車検証の名義には「使用者」と「所有者」の2つの種類があり、所有者に関してはカーリース会社です。
ただし「使用者」は契約者である自分自身になります。
またレンタカーと異なり「わ」ナンバーではないので、周りの人から見れば購入したマイカーなのか、カーリースなのかは区別出来る人は滅多にいないでしょう。
最終的に「所有者」も自分にしたい場合は、契約時に「車がもらえるプラン」を選択しましょう。
そうすることで、車を返却せず完全にマイカーとして所有することができます。
デメリット8:総支払額が高くなる
カーリースの毎月の支払額には、税金や初期費用、場合によっては車検費用などのメンテナンス費用も含まれます。
そのため同じ分割払いのカーローンと比較すると、割高に感じてしまう人もいるでしょう。
そして毎月の支払額には金利も含まれるため、現金で購入するより総支払額が高いのでは?と心配になり、デメリットと感じてしまう人もいます。
カーリースでは、車両価格を全額支払う必要がありません。
そのカラクリは、カーリースが残価設定という方式を採用しているからです。
残価設定とは、契約終了時の車両価値のことです。
例えば300万円の車が契約終了時に100万円の価値があるとした場合、カーリースの毎月の支払額は200万円を分割した金額になります。
そのため、車を購入するよりも支払い総額が安くなる可能性もあります。
ここに税金や自賠責保険などの金額が加わってきますが、これらは車を購入した場合でも必ず発生する金額で、カーリースの場合は一括ではなく分割で支払っているだけなのです。
より月額料金を下げたい場合はメンテナンスプランや走行距離の上限、オプション装備などを見直すのも一つの手でしょう。
カーリースがデメリットだらけと勘違いされていること
ここでは、カーリースでデメリットと勘違いされている理由を解説します。
- 審査が通りにくい
- 金利がかかる
- 事故による修理費用が発生
審査が通りにくい
カーリースの審査は、通常の購入と比較して審査が通りやすいです。
これは、支払い金額を抑えられる点や自動車の所有権がリース会社にあるため、支払いが滞った際に担保を確保できるからです。
ただし、収入が不安定な場合や信用情報に傷がある場合は、他の審査と同様に審査が通らないことがあります。
金利がかかる
カーリースでは、ローンと異なりお金を借りないので金利が発生しません。
カーリースは自動車をリースして、その費用として月額料金を支払います。
つまり、自動車の購入でお金を借りていないため、金利が発生しない仕組みとなっています。
事故による修理費用が発生
まず前提として、カーリースはリース会社に所有権があります。そのため、万が一事故などで修理が必要になった場合はカーリース会社に報告する義務があります。
少し前のカーリースでは修理費用の負担が大変だったのは事実ですが、個人向けカーリースが充実してきた最近では、カーリースの月額料金の中に修理費用が含まれるプランも増えてきました。
運転に少し自信がないという方は、メンテナンス保証が充実したカーリース会社と契約することで、修理費用の負担を軽減することが出来ます。
メンテナンスの中には消耗品の交換なども含まれていることが多く、月々の支払いで追加費用が発生することを抑えられるかもしれません。
カーリースをやめといた方がいい人の特徴
カーリースが適していない方の特徴は、以下の通りです。
- 生活環境の変化が激しい人
- 走行距離が極端に多い人
- 自由にカスタムしたい人
- 総支払額を最低限でおさめたい人
- 車の名義を自分にしたい人
カーリースは費用を抑えながら自動車を利用できる反面、制限があるので上記の特徴に当てはまる方はサービスが適していません。
生活環境に変化が激しい人
生活環境の変化が激しい方は、カーリースに適していません。
カーリースでは、基本的に中途解約が不可となっています。
そのため、生活環境の変化が激しい方は、中途解約で違約金を支払う可能性があります。
カーリースは長期の契約がメインになるので、途中で契約を変更したい方は別の購入方法を検討しましょう。
走行距離が極端に多い人
カーリース契約では走行距離制限があるため、走行距離が多い方にはおすすめできません。
リース会社や契約プランによって異なりますが、1ヶ月あたり1,000〜2,000kmが制限の目安です。
この制限を超えると返却時の残価が低くなり、返却時の精算で差額の支払いが発生する可能性があります。
1ヶ月に2,000km以上の走行が予想される方は、走行距離制限がないプランか別の購入方法を検討しましょう。
自由にカスタムしたい人
車両を自由にカスタムしたい方も、カーリースに適していません。
カーリース契約は、車両返却時に「原状回復」が求められるため、カスタムが禁止されています。
特に、穴あけ加工が必要なエアロなどのカスタムは、原状回復ができないため不可としている場合が多いです。
総支払額を最低限でおさめたい人
前述したように、カーリースは契約年数が長いほど月額料金は抑えられますが、総支払額は増えていきます。
もし総支払額を最低限でおさめたいのであれば、現金一括払いで車を購入するのが最も効率的です。
また、メンテナンスや車検を自分でこなせる方であればさらに費用は抑えられます。
カーリースは「車にまつわる様々な出費を一本化し、月々定額で便利に利用できるサブスクリプションサービス」ですので、「車の購入」「納税」「メンテナンス」「廃車手続き」等をユーザーが個別に行う必要はありません。
逆に、それらが苦ではなく、総支払額も抑えたいという方は車を購入する方が向いていると言えます。
車の名義を自分にしたい人
カーリース契約をすると、車の名義はカーリース会社となります。
具体的には、車検証に記載される「所有者」がカーリース会社、「使用者」はユーザーとなり、所有権はあくまでカーリース会社にあります。
ユーザーは車の日常利用や車検、メンテナンス等はできますが、勝手に売買や譲渡、廃車手続きをすることはできません。
もしカーリースの車を自分名義にしたい場合は、契約期間満了後に「車がもらえる」プランを利用することで、車を返却することなく自分名義に変更して乗り続けることが可能です。
カーリースはデメリットでなくメリットだらけ!
ここでは、カーリースはデメリットでなくメリットの方が多いことをお伝えしていきます。
カーリースは、契約条件をしっかりと確認して適切なプランを選ぶことで、月額料金を抑えながら自動車に乗ることができます。
ここで解説する特徴に当てはまっている方は、カーリースの利用を検討しましょう。
カーリースのメリットは以下の通りです。
- 初期費用なしで車に乗れる
- 月額定額で安心して車に乗れる
- 自分にあったプランを選択できる
- 憧れの新車に乗れる
- カーローンより審査に通りやすい
- 契約方法が簡単
- 契約満了時の選択肢がある
- 経費計上ができる
メリット1:初期費用なしで車に乗れる
カーリースは、頭金や諸経費などの初期費用なしで自動車に乗ることができます。
金銭的理由で不安を抱える方も、カーリースでかかる料金は月額料金だけなので安心です。
メリット2:月額定額で安心して車に乗れる
カーリースは、定額の月額料金で自動車に乗ることができます。
月額料金にメンテナンス費用や税金が含まれているため、急な出費が発生することもありません。
通常の購入であれば、維持費の支払いを避けることはできないので、カーリースはお得だと言えるでしょう。
メリット3:自分にあったプランを選択できる
カーリース契約では、幅広いプランから自身にあったプランを選択できます。
メンテナンス費用・保険料・月額料金など、負担が大きくなりすぎない範囲で契約内容を決めてください。
自身の生活環境や利用するシーンに適したプランを選択しましょう。
メリット4:憧れの新車に乗れる
カーリースではレンタカーやカーシェアなどと違って、自分だけの新車を手に入れることができます。
普通に購入する場合と違って頭金は0円、プランによってはリーズナブルな月額料金で利用できるため、何年も「マイカー貯金」をせずともすぐに新車に乗れるのです。
予算を考えると「新車でなく中古車でなければ買えない」と思っていた人でも、カーリースであればすぐに新車に乗れる可能性が高まります。
新車にこだわりがある方は、カーリースという選択肢も検討するのがおすすめです。
メリット5:カーローンより審査に通りやすい
カーリースの審査は、カーローンと比較して審査が通りやすいです。
カーリースは、自動車を購入するのではなく、自動車を借りる契約です。
支払い金額が少ない点や所有権がリース会社にあるため、審査を通過しやすくなっています。
メリット6:契約方法が簡単
カーリースは、全て手続きをWebで完結できます。
簡単に手続きを進めることができるので、店舗に行く必要もありません。
忙しくなかなか時間を作れない方も、スピーディな納車が可能です。
メリット7:契約満了時の選択肢がある
カーリースは契約が終わったら車を返却しなくてはならないから損だ、と考える方もいるでしょう。
また、契約満了時になってみないと今後も車が必要かどうかわからないため、カーリースではなく車を購入して好きなタイミングで売却や廃車ができる方が良いという方もいると思います。
そんな時は、契約満了時の選択肢が多いカーリースを選べば様々な状況に対応することができます。
返却・再リース・乗り換え・車をもらうなど、多くの選択肢を用意しているカーリースもあるので、事前に確認するといいでしょう。
メリット8:経費計上ができる
もし自営業や個人事業主としてカーリース契約をする場合は、月額料金をすべて経費として計上することができます。
車を現金一括購入した場合、車両代金を数年かけて減価償却するため、買った年にまるまる経費にできるわけではありません。
また、カーローンを組んだ場合は、ローン代金のうち利息のみが経費計上の対象となります。
カーリースは経費にできる金額が増えるだけでなく会計処理もシンプルになるため、自営業や個人事業主にはメリットが大きくなります。
カーリースをおすすめできる人の特徴
次にカーリースが適している方の特徴を解説します。
- まとまったお金がない人
- 車にかけるお金を一定にしたい人
- 車を利用する目的やプランがある程度決まっている人
- 車を大幅にカスタムしない人
- 気軽に車を手に入れたい人
- 常に新しい車に乗りたい人
- カーリースの審査が不安な人
この特徴に当てはまる方は、カーリースのメリットを活かすことができるでしょう。
まとまったお金がない人
まとまったお金を準備できない方は、カーリースがおすすめです。
カーリースの契約は、頭金や諸経費などの初期費用が不要です。
そのため、購入資金が準備できない場合も、低料金で新車に乗ることができます。
車にかけるお金を一定にしたい人
支払い金額を定額にしたい方は、カーリースがおすすめです。
カーリースの料金は、契約満了時まで月額料金が一定です。
月額料金には、メンテナンス代金などの維持費も含まれているので、急な出費の心配もありません。
車を利用する目的やプランがある程度決まっている人
カーリースは中途解約を認めておらず、中途解約をした際は違約金の支払いが発生します。
そのため、自動車を利用する目的やプランが決まっている方は、こうした中途解約のリスクを避けることができるでしょう。
カーリースを契約する際は、事前に利用するシーンを明確にして、自身に適したプランを選んでください。
車を大幅にカスタムしない人
カーリース契約では、車両の返却時に原状回復の義務があります。
そのため、ノーマルの状態でも気にならない方は、カーリースが適しています。
気軽に車を手に入れたい人
カーリースはまとまったお金がない場合でも、申し込みが可能です。
他にも月々の料金が一定な点やメンテナンスもディーラーに任せることができるので、気軽に車を手に入れたい方におすすめです。
常に新しい車に乗りたい人
カーリースでは乗り終わった後の売却や廃車手続きといった手間が一切ないため、常に新しい車に乗りたい人にも向いています。
乗り換えプランを用意しているカーリース会社を利用すれば、さらに気軽に次々と新モデルに乗れるでしょう。
また3年以内の乗り換えをすることで「車検知らず」のカーライフとなり、車検の手間と費用がかからないだけでなく、車の安全性や保証の面でも最高の状態で乗り続けられるというメリットがあります。
カーリースの審査が不安な人
カーリースには必ず審査があり、審査に通るか不安だという方もいるでしょう。
カーリースの審査はカーローンに比べるとややハードルは低いと言われており、審査の厳しさの面ではそれほど高くありません。
また、審査では「カーリースの月額料金と収入のバランス」が大きなポイントとなります。
カーリースでは契約年数やメンテナンスプラン、車のグレードやオプション、走行距離の上限など様々な部分で月額料金を抑える工夫ができるため、不安な場合はカーリース会社に相談し、最適なプランを練ることで審査通過率が高まります。
専用の窓口や相談専門スタッフを用意している会社や、自社審査のため通りやすい会社などがあるため、いろいろなカーリース会社を比較するのがおすすめです。
安心して使えるカーリース会社は?
カーリースはデメリットだらけと言われているケースもありますが、サービスの性質を理解し、そしてデメリットと言われている点を解消しているカーリース会社を選ぶことが重要です。
安心して使える代表的なカーリース会社をいくつか紹介します。
おすすめ①:定額カルモくん
月額料金(新車リース) | 11,610円~(ボーナス払い無し) |
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料金に含まれるもの | 車両代金、登録諸費用、各種税金、自賠責保険 |
任意保険 | 含まない |
メンテナンス | オプション |
選べるメーカー・車種 | 国内全メーカー、全車種 |
新車・中古車 | 新車・中古車 |
リース期間 | 1~11年 |
走行距離制限 | 月1,500km、7年以上の契約は制限なし |
契約方式 | クローズドエンド方式 |
公式HP | 定額カルモくん |
はじめに紹介するのは、カーリースの様々なデメリットをカバーし、顧客満足度98%以上の定額カルモくんです。
- 契約期間が1~11年の間から選べる
- 契約方式はクローズエンド方式
- もらえるオプションがある
契約期間11年はカーリース会社の中でも最長で、かつ1年単位で選べるのでライフプランに合わせやすくなっています。
残価精算のないクローズエンド方式で、車がもらえるオプションもあります。
もらえるオプションを付ければ、カスタムしたい方や走行距離が心配な方が心配せずに車に乗れます。
国内全メーカー、全車種の取り扱いがあり、オプションやグレードも選べるので、ラインナップも豊富です。
また最大49,500円割引になるネット割引もあるほか、期間中の申し込み&審査通過で最大3万円のPayPayギフトカードが当たる「申込者数20万人キャンペーン」を開催中です。
おすすめ②:新車リースクルカ
月額料金(新車リース) | 29,700円~(ボーナス払い無し)※併用可 |
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料金に含まれるもの | 車両代金、登録諸費用、各種税金、自賠責保険 |
任意保険 | 含まない |
メンテナンス | オプション |
選べるメーカー・車種 | 国内主要メーカーの一部の車種 |
新車・中古車 | 新車 |
リース期間 | 2年・3年 |
走行距離制限 | 月1,000km |
契約方式 | クローズドエンド方式 |
公式HP | 新車リースクルカ |
中途解約が心配な方におすすめするカーリース会社はクルカです。
12ヶ月経過後であればいつでも解約金無料で中途解約が出来る自由解約型プラン「KURUCA FREE」(クルカフリー)を用意しています。
元から契約期間が2年または3年(車種によって異なる)となっており、短期間で乗り換えたいと考えている人にはおすすめです。
クレジットカード払いが可能なので、毎月の支払いでクレカのポイントが貯まるのは魅力と言えるのではないでしょうか。
他にもおすすめのカーリース会社をまとめたランキングTOP20を紹介していますので、もっと比較したい方は参考にしてください。
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