自動車保険の支払い拒否が少ないランキングを徹底分析！保険会社のせいではないって本当？
自動車保険はもしもの時の安心のために入るものですが、事故やトラブルの際に「保険会社から保険料の支払いを拒否された」という声があるのも事実です。
保険選びにおいては支払い拒否をするような会社は避けたいものですが、支払い拒否とはどのような事態なのでしょうか。
そこでこの記事では、支払い拒否が少ない保険会社ランキングTOP3をご紹介するとともに、「支払い拒否は保険会社のせいではないって本当？」という疑問にもお答えしていきます。
自動車保険の支払い拒否が少ないランキングTOP3
それでは早速、保険料の支払い拒否が少ない会社のランキングTOP3をご紹介していきましょう。
（※ランキングデータは日本損害保険協会より引用）
1位：AIG損害保険
| 保険会社 | AIG損害保険株式会社 |
|---|---|
| 保険名 | AAP（家庭用総合自動車保険） |
| 契約型 | 代理店型 |
| 特徴 |
|
AIG損害保険の特徴は、24時間365日、AIG損保の社員が事故受付センターに常駐しているという代理店型ならではのサポート体制です。
また、自走不能な際にはレンタカーやホテルなどを紹介してくれる「緊急アシストサービス」もあり、遠出が多い人にも安心です。
さらに、豊富な特約も用意されており、利用者が自身にぴったりの補償を組み立てることができます。自動セットされる人身傷害保険があるので、自転車などでのケガも補償されるのも嬉しいポイントでしょう。
2位：ソニー損害保険
| 保険会社 | ソニー損害保険株式会社 |
|---|---|
| 保険名 | ソニー損保の自動車保険 |
| 契約型 | ダイレクト型 |
| 特徴 |
|
ソニー損保では24時間365日、専任担当者または専門知識を有するスタッフが事故対応を行うとともに、セコム隊員が事故現場までかけつけてくれるサービスがあるので心強いのが特徴です。
また、業界最高水準のロードサービスが無料で付帯するとともに、走行距離が短ければ安くなる「走る分だけ」の保険料や無事故割引サービスなどがありお得。ダイレクト型ならではのリーズナブルな保険料が魅力です。
3位：損保ジャパン
| 保険会社 | 損害保険ジャパン株式会社 |
|---|---|
| 保険名 | THE クルマの保険 |
| 契約型 | 代理店型 |
| 特徴 |
|
損保ジャパンの自動車保険は24時間365日、事故受付だけでなく初動対応まで行ってくれるため、スピーディな事故解決が期待できます。
また事故対応は業界トップクラスの高品質なサポート体制が整えられており、安心して任せられるのが特徴です。
さらに、4つの基本補償と選べるオプション特約が用意されており、ユーザーに合わせた補償内容が選べます。先進の「つながるドラレコ Driving!」を活用すれば、素早い事故対応と運転特性スコアの算出が可能です。
支払い拒否が自動車保険会社のせいとは限らない理由
自動車保険に加入しているのに、事故やトラブルの際に保険金を支払い拒否されてしまっては保険に入る意味がありません。
しかし、保険金の支払いを拒否されてしまう理由には様々なものがあり、決して保険会社が払い渋りをしたものばかりとは限らないというのも事実です。
そこで、保険金の支払い拒否という災難に遭わないためにも、保険会社が支払いを拒否する正当な理由を見ていきましょう。
理由1.告知義務違反
自動車保険の「告知義務違反」とは、保険契約を結ぶ際に保険会社に対して正確な情報を提供しなかったり、重要な情報を隠したりすることを指します。
例えば、等級や免許の色、使用目的などを正確に伝えなかった場合、保険会社は正確なリスク評価ができず、適切な保険料や条件を提供できません。その結果、保険金支払いの際に問題が生じたり、保険金が支払われない場合があるのです。
具体的には、車の使用目的を「日常・レジャー」と申告したのに実際は仕事で使っていた、といった場合が挙げられます。
これらはたとえ書き間違いや入力ミスであっても違反と見なされてしまうため、支払い拒否になっても保険会社のせいとは言えないでしょう。
理由2.免責事由
自動車保険の「免責事由」とは、保険会社が保険金支払いを免除される理由という意味で、つまりは「保険に入っていても保険金が支払われない特別な理由」のことを指します。
保険金が下りない「免責事由」の一例には以下のようなものがあります。
- 契約者の故意や重大な過失による損害
- 地震や津波などの自然災害による損害
- 自己負担金（免責金額）が設定されている場合
- その他、契約プランで定められている場合
ちなみに「自己負担金（免責金額）」とは、契約者が自費で支払う費用（＝保険会社が支払いを免除されている費用）のことを指します。たとえば、自己負担金10万円という内容の車両保険の場合、修理代が50万円かかった時は契約者が10万円、保険会社が残り40万円を払うというものです。
なお、免責事由は保険会社や個別のプランごとに様々なものが設けられており、一律ではありません。そのため「支払いを拒否された」と思っても、実際は契約内容にあらかじめ盛り込まれた免責事由であったという例は多くあります。
理由3.重大事由
自動車保険の「重大事由」とは、保険金を不正に請求したり、保険金詐取目的での事故を仕組んだりするなどの不正な行為なことを指し、保険金支払い拒否の正当な理由となります。
詐欺や傷害などの犯罪であれば保険金が支払われないだけでなく、刑事罰の対象となる可能性もあります。
このような犯罪行為においては、保険会社が支払い拒否をするのも当然のことでしょう。
- 理由1.告知義務違反……契約者が正確な情報を申告しなかった場合
- 理由2.免責事由……自然災害や自己負担金など、保険会社が支払いを免除されると明記されているもの
- 理由3.重大事由……保険金詐欺目的などの悪質なもの
以上の理由から、保険金の支払い拒否が多い保険会社だからといって必ずしも保険自体の内容や評判が悪いわけではないと言えます。
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まとめ
今回は、自動車保険の支払い拒否が少ない保険会社ランキングと、支払い拒否についての解説をご紹介しました。
せっかく保険に入っても保険料が下りないということのないように、契約内容をよく吟味しておくことが大切です。
また、自分にぴったりの保険を選ぶためにも、複数社から一括で見積もりが取れるサービスを利用し、補償内容を比較検討するのがいいでしょう。
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