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キャンピングカーじゃなくてもキャンプは楽しめるの?車選びのポイントとは?

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キャンプをする際には車があるととても便利ですが、ではキャンプに最適な車とはどのような車なのでしょうか。

キャンピングカーを購入できれば最高かもしれませんが、価格や駐車場所等の問題もあり誰もが購入できるものではありません。

もちろん荷物を載せられればキャンピングカーでなくてもキャンプをすることは可能なので、人数や道具の量によってはツーシーターのスポーツカーや軽自動車でもキャンプを楽しむことは十分可能です。

今回はキャンプにおすすめの車のタイプや、車選びのポイントを解説していきます。

キャンプにおすすめな車選びのポイント

キャンプに使用する車を選ぶときには注目したいポイントがいくつかあり、参加人数や積み込む荷物の量や目的地の路面状況などを考慮して選ぶ必要があります。

参加人数が多ければ多いほど荷物も多くなるので大きな車が必要になり、キャンプ場の場所によっては道路が未舗装だったり砂浜であったりと、ある程度の悪路走破性が必要になる場合もあります。

まずは車の積載量と走破性の2点について詳しく見ていきましょう。

荷室の広さ、荷物の出し入れのしやすさ

車を選ぶにあたって最も重視したいのが荷室の広さです。
広ければ広いほど余裕があり様々な荷物を積むことができて便利と思われがちですが、人数やキャンプのスタイルによっては荷物の量を抑えられるので無理に大きな車を購入する必要はありません。ファミリーキャンプでも荷物を少なく抑えれば軽自動車であっても十分にキャンプを楽しむことができます。
自分のキャンプスタイルに合った荷物を積めるだけの車を選ぶことが重要です。

荷物の量の他にもうひとつ重視したいのが、荷物の出し入れのしやすさです。
車によっては車高が高く、背が低い方や女性には高い場所に積んだ荷物や重い荷物の出し入れに苦労する場合もあります。
女性や子どもとキャンプに行くことが多い場合は、車高の低い車を選ぶと荷物の出し入れや車への乗り降りがスムーズになるのではないでしょうか。

走破性の高さ

積載量の他に注目したい点として挙げられるのが、走破性の高さです。
きちんと整備され、たくさんの人が訪れるキャンプ場であれば目的地までの道路は通りやすいように整備され、どんな車でも通ることができるようになっているはずです。
ですがキャンプ場の中には最低限の手入れしかされていない場所や、険しい山道を通ってやっとたどり着く、といったようなところも珍しくありません。
また未舗装の道路や傾斜が急な坂道を通ったり、季節によっては雪道や凍った道路などに遭遇することも。

これらを考えたとき、普通の車では通行が難しくなる場合があります。なので悪路を走行することが想定されている方であれば、4WD車やパワーのあるディーゼル車なども検討する必要があるでしょう。
4WD車やディーゼル車は、2WD車やガソリン車と比べると価格が高い傾向にあるので、自分がどのようなキャンプ場に行きたいか、目的地までの道のりはどのようになっているかを想定して、適切な車を選びましょう。

キャンプにおすすめな車のボディタイプ

キャンプでの車選びのポイントについてはご理解頂けたかと思いますので、次は車のタイプ別に解説していきます。

車が大きければ大きいほど乗車人数や荷物の量は余裕を持つことができるかもしれませんが、大きければいいというわけでもなく、それぞれにメリットとデメリットが存在します。

今回はキャンプにおすすめのSUV、ピックアップトラック、ミニバン、軽自動車の4つのタイプの車についてそれぞれの特徴を紹介したいと思います。

SUV

キャンプやアウトドアといえばSUVを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
SUVには4WDの車が多く、排気量が大きくパワーがある車も多いので、悪路などを走行するにはうってつけです。
荷室が広い車が多いので積載量にも余裕があり、運転する際の視点が高いので車体が大きくても意外と運転がしやすく、運転が苦手な方や普段あまり運転しない方にもおすすめです。

SUVはキャンプに使用するには最もおすすめのタイプですが、もちろんデメリットもあります。
車高の高い車が多いので荷物の出し入れに力が必要だったり、人の乗り降りの際には女性や子どもは多少苦労するかもしれません。
また他のタイプの車と比べてタイヤが大きい車種が多いので、タイヤ交換の際には費用が高くなります。

ファミリーキャンプはもちろん、過酷な悪路を走行する場合など、幅広い使い方に対応できるタイプになっています。

ピックアップトラック

日本ではあまり馴染みのないピックアップトラックですが、皆さんはどのような車かご存知でしょうか?
簡単に言ってしまうと、荷室部分がトラックのボデーのような荷台になっているSUVのことなのですが、SUVとは一味違った特徴のある車になっています。
メリットとしてはSUVと同じように走破性が高く運転もしやすくなっているという点の他に、汚れたキャンプ道具や車内に入れたくないもの、例えばキャンプ後のゴミなども汚れを気にすることなく積むことが可能です。

デメリットとしては乗車部分が少し窮屈に感じるところと、荷物の盗難や落下の心配があるという点、日本車では種類が少なくあまり選択肢がないというところです。
海外メーカーではピックアップトラックを製造しているところがたくさんありますが、どれも車体が大きく、排気量も大きいものが多く自動車税が非常に高額になるので、日本で乗るにはおすすめできません。

人とは少し違ったスタイルを求めている方や、汚れなどを気にせず使いたい方におすすめです。

ミニバン

ファミリーキャンプなど人数が多いキャンプの場合はミニバンの利用をおすすめします。
小さい車でも工夫をすれば荷物はたくさん載せられますが、乗車人数にはどうしても限りがあるので、6人以上が乗車する予定があるのであれば3列目のシートがあるミニバンが選択肢に入ってきます。
乗車定員まで人を乗せると荷物が乗らなくなってしまうかもしれませんが、人と人の間や足元など、空間をうまく使うと相当な量の荷物と人を同時に運ぶことが可能です。

どの車にも言えることですが、どうしても荷物が乗り切らないときはルーフキャリアの取り付けなども検討しましょう。
ミニバンはSUVやピックアップトラックとは違い車高が低く荷物の出し入れはしやすいですが、走破性はそれほど良くないので、道路の状態があまり良くない場所は避けることをおすすめします。

軽自動車

軽自動車は人や荷物があまり乗らない代わりに、車体が安く、税金などの維持費が抑えられるという大きなメリットがあります。
普段あまり車を使わない、少人数やソロでのキャンプが多い、コンパクトなスタイルが好みなど、様々な方におすすめです。
軽自動車といっても車種によっては4WDで悪路走破性が高い車種があるなど、荷室の広さや走行性能などの面でも様々な特徴のある車が販売されているので、選択肢の広さもメリットのひとつです。

デメリットとしてはやはり乗車定員が最大で大人4人という点と、積載量の少なさ、パワーのなさなどが挙げられます。たくさんの荷物を積んでいると、急な坂道や高速道路では少し苦労するかもしれません。

ボディタイプ別、キャンプにおすすめの車2選

続いては車のボディタイプ別にキャンプで活躍すること間違いなしの車をそれぞれ2車種ずつ紹介します。
今回紹介する車はほんの一部ですが、車選びの参考にしてみてください。

SUV

ニッサン エクストレイル


ニッサン エクストレイル 公式HP
大容量の荷室と防水仕様のシート、両手が塞がっているときに便利なオートバックドアなど様々な便利機能が搭載されているアウトドアに最適な1台です。
2列シートと3列シートがあるので乗車人数に合わせて柔軟な選択が可能です。
最新技術を駆使した4WDでどのような路面状況でも安心して運転することができます。

スバル XV


スバル XV 公式HP
コンパクトながら本格的なSUVと同等の走行性能と、広い室内空間を備えています。
車高が低めなので人の乗り降りや荷物の出し入れがしやすく、後部座席を収納すれば自転車を載せられる程の空間が確保できます。
自動車業界でも評判の良いスバルアイサイトが装備されていて、多彩な安全機能で事故を防ぐと同時に、快適装備で運転をサポートしてくれます。

ピックアップトラック

トヨタ ハイラックス


トヨタ ハイラックス 公式HP
ピックアップトラックといえばハイラックスを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
圧倒的な悪路走破性と様々なアクティビティに対応する荷台を備えています。
汚れた荷物や車内に入れたくない荷物も気にせず積み込むことができるのでかなりハードな使い方にも耐え得るのではないでしょうか。

ジープ グラディエーター


WEBモーターマガジン
2021年に国内発売の発表が見込まれているジープのピックアップトラックです。
ラングラーをベースにしているので快適装備や走行性能は折り紙つき。
ハイラックスと同様にハードなアクティビティで活躍してくれることは間違い無いでしょう。
ピックアップトラックを検討している方は、まだ日本国内ではほとんど走っていないこの車も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

ミニバン

ミツビシ デリカD:5


ミツビシ デリカD:5 公式HP
ミニバンながらSUVに引けを取らない走行性能を誇るのがデリカD:5の最大の特徴です。
2.2リッターのディーゼルエンジンと18インチのタイヤでパワフルな走りを実現しつつ、スポーツ走行も楽しめるパドルシフトなども装備されています。
最大8人の乗車定員と多彩な収納設備を備え、長時間の運転でも疲れにくい快適装備にも力を入れたあらゆるシーンで活躍してくれる1台です。

ホンダ ステップワゴン


ホンダ ステップワゴン 公式HP
ステップワゴンの最大の特徴はやはり縦にも横にも開くリアゲート、大きな荷物の出し入れには縦開きのドアを使い、ちょっとした荷物であれば横開きのドアを開けることで、後ろにスペースが無い場所や身長の低い方でも楽に開閉が可能です。
アウトドアシーンでは荷物を出し入れする機会も多いので、少しでも労力を少なくすることでストレスなく楽しむことができるのではないでしょうか。
またファミリーカーとしての面でも様々な快適装備を備え、ハンズフリースライドドアや100V電源、子供やお年寄りでも乗り降りしやすい低い床など、日常でもキャンプ等でも使いやすい車になっています。

軽自動車

ダイハツ ウェイク


ダイハツ ウェイク 公式HP
軽自動車ながら非常に広い室内空間を備え、車内の至る所に配置された収納や、高い視点による死角の少なさが特徴の車です。
シートアレンジを工夫すれば自転車などの大型の荷物を積むことも可能なほどの車高の高さがあり、前後シートをフラットにすれば大人がゆったりできるほどの長さの空間になるので車中泊も可能です。
軽自動車なので維持費も抑えられ、普通車に比べると気軽に所有することができるのもメリットのひとつではないでしょうか。

スズキ ジムニー


スズキ ジムニー 公式HP
ジムニー独自のスタイルが非常に人気の老若男女から支持を得ている車です。
4人乗りながら後部座席は狭く、荷物もあまり載せられませんが、それを補って余りある魅力のある車ではないでしょうか。
本格的なオフロード性能とシンプルながら機能性を重視したインテリア、ターボエンジンやパートタイム4WDなど、ジムニーの長い歴史の中で積み上げられてきた技術が詰まった1台に仕上がっています。

それぞれに合わせたキャンプにおすすめな車を選ぼう!

今回はキャンピングカーでなくてもキャンプは楽しめるのかということをテーマに解説してきましたが、極端なことを言ってしまうとどのような車でもキャンプは可能です。

セダンやスポーツカーでも、人数や荷物を工夫すればキャンプができないということはありません。

現在乗っている車でも荷物を載せるルーフキャリアを取り付けたり、キャンピングトレーラーを取り付けたりすれば、さらにたくさんの荷物を運ぶことができるようになり活動の幅が広がるでしょう。

それぞれの置かれている環境や車の使い方を考慮し、快適なアウトドアライフを送るためにも今回の記事が車選びの手助けになれば幸いです。

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