キャンピングカーはレンタルできる!普通免許でも運転可能?基礎知識や種類も解説

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キャンプなどのアウトドアやレジャー、旅行等では車を使用している方が多いと思いますが、そんな方々の中にはキャンピングカーに興味をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。

キャンピングカーはアウトドアや旅行好きの方は一度は憧れるものですよね。かといって予算の都合や住宅・駐車場等の事情もあり、購入するにはなかなかハードルが高いものです。

ですが購入が難しいからといってキャンピングカーを諦める必要はありません。購入できなければ必要な時だけレンタルすればいいのです。

今回はキャンピングカーのレンタルについて、基礎知識や種類をメリット・デメリットを交えて紹介していきます。レンタルを利用したい方はもちろん、キャンピングカーの購入を検討している方もぜひご覧ください。

目次

キャンピングカーの基礎知識

まず初めにキャンピングカーの基礎知識について詳しく解説していきたいと思います。

一言にキャンピングカーといっても種類は様々なので、どこが普通車と違うのか、どのような車をキャンピングカーと呼ぶのか、というところから見ていきましょう。

キャンピングカーとは?

キャンピングカーといえば車体が大きく、車内にベッドがあったり、水道やトイレが装備されているものを思い浮かべる方が多いと思いますが、実はただ車内で寝泊まりできるだけの車をキャンピングカーと呼ぶ場合もあります。

アメリカやカナダなど欧米でのキャンピングカーと、日本で広く知られているキャンピングカーでは認識が少し異なり、欧米では長期の滞在に使用したり住宅の代わりとして住んでいる方も多くいるようです。

日本ではキャンプやバーベキューなどのレジャーに使用されることが多いので、水道やキッチンなどの生活をするための設備はなく、荷物を積んだり車中泊をしたりするだけの車もキャンピングカーとして扱っています。

日本では自動車メーカーからキャンピングカーは販売されておらず、普通車やバス、トレーラーなどを購入してからカスタムするか、すでにキャンピングカーとして完成された車をカスタムショップ等から購入する、もしくは今回の記事で紹介しているレンタルを利用する、のいずれかになります。

キャンピングカーと普通車の違いは?

次は皆さんが普段乗っている普通車とキャンピングカーの違いについて見ていきましょう。

先ほども書いた通り日本では寝泊まりするだけの車をキャンピングカーと呼ぶこともありますが、ここでは本格的なキャンピングカーと普通車の違いについて解説します。

キャンピングカーには様々な設備があり、車両により異なりますがベッド・キッチン・トイレ・冷蔵庫・電子レンジ・シャワーなど生活に必要なものが一通り揃っている車両も多くあります。

また、設備の違いにより異なりますが、本格的なキャンピングカーは「特種用途自動車」として登録する必要があります。

キャンピングカーの登録について解説すると長くなるので今回は省きますが、登録している設備・構造から変更があった場合は、登録情報を変更しなければ違法になるケースがあるということを覚えておいてください。

キャンピングカーの種類

キャンピングカーを購入するにしてもレンタルするにしても重要なのは種類ですよね。

自分に必要な設備はどんなものか、どのくらいの大きさが良いかなど、実際に見てみないと分からないことも多いと思いますが、次はそれぞれのタイプのキャンピングカーについて特徴などを押さえつつ紹介していきたいと思います。

バンコン

普通車をカスタムしてキャンピングカーにしたものをバンコンと呼びます。

普通免許で運転できる車がほとんどで、ハイエースやキャラバンなどのバンタイプの車を使用することが多く、普通車サイズなので運転がしやすいのが特徴です。

日常生活でも気軽に乗ることができて駐車場などに困ることも少ない車両ですが、車両高が高い車が多いので立体駐車場などでは注意が必要です。

あくまで普通車をカスタムしたものなので、居住空間があまり広く確保できず大人数での宿泊には適しません。夫婦二人での使用や、まだ子どもが小さい家族での使用をおすすめします。

キャブコン

トラックなどをカスタムしてキャンピングカーにしたものがキャブコンです。

バンコンよりも居住空間が広く設備も整っているものが特徴で、人数が増えても余裕を持って過ごすことが可能です。

普通車よりも車体が大きいので運転には注意が必要です。車両の幅や長さによっては普通車用の駐車場に停められない場合もあるので、トラック用の駐車場を探したりしなければならず日常使いには適しません。

ベースとなるトラックの大きさによっては普通免許では運転できないものがあるので注意が必要です。

バスコン

キャブコンよりもさらに広い居住空間を持つバスコンは、マイクロバスをカスタムしたキャンピングカーです。

多人数でも余裕を持って使用することが可能で、バンコン・キャブコンよりもさらに充実した設備が整っています。

広い車内を活用して2部屋に分けて利用するなど幅広いカスタムが可能ですが、車体がかなり大きいので駐車の際にはバス用のスペースを探す必要があります。

バスの大きさになると普通免許では運転できないものがほとんどなので、中型免許もしくは大型免許を取得している必要があります。

軽キャンパー

軽自動車をキャンピングカーとしてカスタムした軽キャンパーは、バンコンよりも車体が小さいので、普段はあまり運転しない、運転にあまり自信がないという方でも気軽に利用できます。

他のキャピングカーと比べるとベース車両が安いので価格は安く抑えられますが、室内はかなり狭くなってしまうので、ファミリーでの利用には向いていません。

荷物を載せるスペースを考慮すると、大人が2人で過ごすには少し狭いかもしれません。ですが駐車場に困ることはなく、日常使いでも気軽に利用できるのは大きなメリットなのではないでしょうか。

トラックキャンパー

先ほど紹介したキャブコンはトラックの荷台部分を居住空間にカスタムしたものでしたが、トラックキャンパーはキャブコンとは異なり「荷台部分に居住空間を載せる」という方式を採用しています。

ピックアップトラックや軽トラックに脱着が可能な居住部分を載せることで、必要のないときは切り離して走行することができます。

バンコンや軽キャンパーと比べると設備が充実していることが多いことも特徴です。

居住部分は荷物扱いなので、次に紹介するキャンピングトレーラーのような登録や車検の必要はなく、維持費が安く抑えられる反面、車から一度出ないと居住部分に入れなかったり、走行中は居住部分で過ごすことができないなどのデメリットもあります。

車体が大きくなってしまうので走行には注意が必要ですが、普通免許で運転が可能なものがほとんどなので、普通とは少し違うキャンピングカーに乗りたいという方は検討してみてはいかがでしょうか。

キャンピングトレーラー

キャンピングトレーラーは非常に便利で見た目にもインパクトがあり、キャンパーに人気の車両ですが、利用するにあたっては知っておかなければならない点がいくつかあります。

ひとつは車両を登録する必要があること、トレーラー部分は車とは別に登録しなければならず、登録方法が複数あったり必要書類に様々な数値を記入しなければならなかったり少し面倒な部分があります。

維持費の面でも注意が必要です。キャンピングトレーラーは車検を受けなければならず、自動車税を納めたり、高速料金が高くなったり、駐車場台やメンテナンス代なども必要です。

けん引する車側には、キャンピングトレーラーを取り付ける為のヒッチメンバーという部品が必要ですし、電気系の配線もしなければなりません。

またキャンピングトレーラーの動きは独特なので、運転にはコツが必要です。

けん引部分の総重量が750kg以下であれば普通免許で運転が可能で、750kgを超えるとけん引免許が必要になります。

少し面倒な部分もありますがキャンピングトレーラーにはそれを補って余りある魅力がたくさんあります。

充実した設備に広々とした室内、長期の旅行やキャンプはもちろん、自宅駐車場に置いておくだけでもひとつの部屋として使うこともできます。

活用方法はまさに十人十色、自分だけの使い方を見つけるのも楽しいかもしれませんね。

キャンピングカーをレンタルしよう

ここまでキャンピングカーの基礎知識や種類について解説してきましたが、次はレンタルについてお話ししたいと思います。

購入するのはなかなかハードルが高いので、必要な時だけレンタルしてアウトドアを楽しみましょう。

また、キャンピングカーの購入を検討している方で、購入前にいろんなキャンピングカーを試したいという方にもレンタルはおすすめです。

キャンピングカーレンタルの相場

キャンピングカーのレンタルは平日、土日、ゴールデンウィーク等のハイシーズンでは料金が異なり、バンコンやキャブコンであれば平日1日15,000円〜20,000円、土日は1日20,000円〜25,000円、ハイシーズンで1日25,000円〜30,000円となる場合が多いようです。

この他にレンタカー会社によっては様々な物品を貸し出しているところもあるので、その分が料金に上乗せされる場合もあります。

おすすめのレンタカーサイト

レンタカーを借りるにはどこのサイトがいいのか、初めての場合はよくわからないと思います。
そんな方に向けておすすめのレンタカーサイトを3つご紹介します。

ナッツのレンタルキャンピングカー

ナッツのレンタルキャンピングカー公式サイト

全国に7つの店舗があるキャンピングカーレンタル会社です。
キャブコンタイプを主に取り扱っていて、WEBサイトから予約が可能です。
普通免許で運転できるものばかりなので初めての方でも安心してレンタルできます。

バンシェア

バンシェア公式サイト

キャンピングカーを所有している方が車を使っていない時に貸し出しを行なっているカーシェアサイトです。
全国でカーシェアを募集していて、ファミリー向け、キャンプグッズあり、ペットOKなど、使用用途やジャンル別に検索することができます。
様々なタイプの車が掲載されていて選択肢が豊富なところも魅力です。

キャンピングカーレンタルのロードクルーズ

キャンピングカーレンタルのロードクルーズ公式サイト

WEBサイトから予約が可能で、店舗に行かなくてもキャンピングカーを停めている場所に行けば借りられるシステムを採用しています。
予約状況をWEBサイトから確認可能なので、自分が借りたい車がいつ空いているか確認できます。また、借りたい場所と車を選択すると車の外観と内装を見ることができるのでイメージを掴みやすく、自分に合った車を選びやすいところも特徴です。

自分にあったキャンピングカーを見つけよう

今回はキャンピングカーについて詳しく解説してきましたがいかがだったでしょうか。

費用や駐車場所の関係でキャンピングカーを購入するのはなかなか手が出ないという方も多いと思います。
そんなときはレンタルを利用していつものキャンプやアウトドアを少し違ったものにしてみませんか?

憧れのキャンピングカーに乗って快適なアウトドアライフを。

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