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覆面パトカーの見分け方とは?代表的な車種や豆知識を徹底解説!

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皆さんは車を運転中にいつの間にか後ろや隣に覆面パトカーがいてびっくりした経験はありませんか?
そして中には交通違反をして検挙されたことがあるという方もいるかと思います。

覆面パトカーにはいくつか種類があり、いろんなメーカーの車が採用されています。
今回はそんな覆面パトカーの特徴や見分け方、豆知識などについて詳しく解説していきます。

見分け方や遭遇した時の対処法などは様々なものがありますが、交通違反を見つからないように注意するのではなく、覆面パトカーが近くを走っていても問題なく堂々と運転できるように普段から安全運転を心がけてください。

覆面パトカーの10の見分け方

覆面パトカーには様々な特徴があり、遠くから見ただけでは見分けることは難しくなっています。
しかし車種はある程度絞られてくる他、車体の色や運転の様子を観察すれば早い段階で見分けることが可能です。

まずはそのポイントを10個紹介します。

見分け方1:車種

まず車種ですが、代表的な覆面パトカーとして挙げられるのがトヨタのクラウンです。
基本的にはセダンタイプの車が採用されていて、クラウンの他にはマークX、スバルのレガシィ、日産のスカイラインなども採用されています。

都道府県ごとに珍しい車種が採用されている場合もありますが数はかなり限られています。
最も数が多いクラウンと、その次に多いマークXを見かけた時は覆面かもしれないと思って運転しましょう。

見分け方2:ボディカラー

覆面パトカーには派手なボディカラーは採用されません。
主に白・黒・シルバーといった地味な色が使われていて、街中や高速道路を走っていても目立たない色になっています。

見分け方3:バックミラーの数

覆面パトカーには助手席からでも後ろの確認ができるように、バックミラーが2つ装備されています。
バックミラーが縦に2つ並んで取り付けられている車を見かけたら覆面パトカーの可能性が高いので注意しましょう。

見分け方4:運転席と助手席の人の格好

覆面パトカーには警官が2人で乗車している場合がほとんどで、ヘルメットか帽子をかぶっています。
そして車外からだと分かりにくいですが青色の制服を着用しています。

セダンタイプの車で2人乗車、ヘルメットのようなものが見えた時は特に注意しましょう。

見分け方5:スモークフィルム

覆面パトカーを後ろから見た時に、前述したようなヘルメットが見えたり、乗車人数を分からなくするように覆面パトカーはリアガラスにスモークフィルムが貼り付けられています。

また、リアガラス部分に違反車を誘導するための電光掲示板を取り付けているのでそれを分かりにくくする効果もあります。
後ろから車内が見えないような処理をしてあるセダンを見かけたら少し注意して運転しましょう。

見分け方6:ナンバーの地域名

覆面パトカーは主に所属している都道府県内で走行しているので、他県ナンバーの車は基本的には覆面パトカーではありません。

覆面パトカーと思われる車両を発見した時はナンバーを見てみて、地元ナンバーであれば特に注意しましょう。

見分け方7:ボディの綺麗さ

覆面パトカーはかなりの頻度で洗車をしているので常にピカピカに磨かれていて、雨や土の汚れがほとんど付いていないきれな状態に保たれています。

つまりあまり洗車をしていないような汚れた車両は覆面パトカーである可能性が低いということです。
覆面パトカーかな?と思ったらそういった細かいことにも注目してみましょう。

見分け方8:アンテナ

覆面パトカーには無線通信をするための機材が搭載されています。
その為、無線用のアンテナを取り付ける必要があるのですが、最近の覆面パトカーのアンテナは非常に小型化され取り付け場所も様々です。

これは見分けるのはかなり難しいですが、一般車両であれば何もないはずの箇所にアンテナのようなものが取り付けられている場合は覆面パトカーである可能性があります。

見分け方9:運転の仕方

覆面パトカーは基本的に制限速度を守って運転しています。
幹線道路や高速道路など、他の車が制限速度より少し早く走っていても、流れに乗らずきちっと制限速度を守って運転しています。

よく言われることですが、車のスピードメーターには誤差があるので10km/h程度の速度超過であれば検挙されることは少なくなっています。
なので覆面パトカーの存在に気づかず、遅い車がいるからといって明らかに速度超過をして追い抜くと検挙される確率が高くなるということですね。

見分け方10:車の屋根

覆面パトカーの屋根部分には、緊急走行をするときにランプを出すための装置が取り付けられています。
これは普通に走行している時は隠れているものなのですが、覆面パトカーを上から見るとランプが出てくる屋根部分に四角い切れ込みが入っているのを見ることができます。

車高が高い車やトラックなどから見るとランプの部分が確認できるので、覆面パトカーかもしれないと思ったら屋根を観察してみましょう。

覆面パトカーの見分け方で重要な代表的車種

(写真はクラウン)

覆面パトカーには採用される基準があり、全てを満たしている車両のみ採用されます。
なのでセダンならどれでも覆面パトカーの可能性があるというわけではなく、限られたごく一部の車種のみなので特定の車種だけに注目すれば見分けやすくなります。

覆面パトカーの中でも最も数の多いクラウンを代表として、かなりマイナーな車両も採用されているのでそれぞれのメーカーごとに紹介していきましょう。

トヨタ「クラウン」「アリオン」「カムリ」「マークX」

覆面パトカーの中でも最も数が多いのがトヨタ車です。
その中でもクラウンはかなりの割合を締めていて、次いでマークX、そして最近ではカムリも採用されています。

しかもカムリはTRDと呼ばれる特別仕様が採用されていて、かなり性能が良い車両です。
これらのようなトヨタのセダンで、白・黒・シルバーなどの目立たない色の車を見かけたら覆面パトカーかもしれないので観察してみましょう。

日産「スカイライン」「セレナ」「エルグランド」

日産車も覆面パトカーが採用されている車種がいくつかあり、代表的なのはスカイラインです。
スカイラインはクラウンと同じセダンなので採用されるのは納得できますが、実はセレナやエルグランドのようなミニバンも覆面パトカーに採用されています。

後ほど解説しますが覆面パトカーは2つの種類に分けられ、セダンは主に交通違反の取り締まり、ミニバンは捜査車両と言って、犯罪捜査用の車両として活躍しています。

スバル「レガシィB4」「WRX S4」

クラウンなどと比べると数は少ないですが、覆面パトカーにはスバル車も採用されています。
こちらも基本的は地味で目立たない色の車が多いですが、ごく稀にブルーの車両も目撃されています。

不自然なほどゆっくり走っているレガシィやWRXを見かけた時は、警察官が乗っていないか見てみましょう。

スズキ「キザシ」

「キザシを見たら覆面パトカーだと思え」と言われるほどの車です。
その理由としては、一般のユーザーに販売されている数が少なく非常に珍しい車両だからです。

キザシは一般車よりも覆面パトカーの方が多いという噂もあるほどでした。
珍しい車両なので目立ちやすく、クラウンなどと比べると比較的見分けやすい車両であると言えるでしょう。

覆面パトカーの豆知識

代表的な車種の紹介をしたところで、続いては覆面パトカーにまつわる豆知識について解説しましょう。
覆面パトカーの種類や役割、なぜクラウンが多く採用されているのかなど、細かく紹介していきます。

覆面パトカーは2種類ある

先ほども少し触れましたが、覆面パトカーには種類があります。
クラウンやマークXのようなタイプは交通取締用四輪車と呼ばれ、主に交通違反を取り締まることを目的としています。

対してセレナやエルグランドのようなミニバンは捜査車両と呼ばれ、交通違反ではなく犯罪の捜査に使用されるものです。

交通取締用四輪車には基本的に制服を着用した警察官が乗車していますが、捜査車両には制服を着用していない警官が乗っている場合もある他、サイレンやランプなどが装備されていない車両もあるようです。

覆面パトカーにクラウンが多い理由

覆面パトカーで最も数が多いのはクラウンですが、ではなぜクラウンが選ばれているのでしょうか。
警察車両の購入時には、入札という形でどの車種を採用するか決定するのですが、金額や導入台数など様々な入札条件がある中でその全てをクリアしなければ採用されません。

その条件をクリアする数が最も多いのがクラウンだということですね。
入札時の条件によってマークXが採用されることもあれば、キザシを採用する場合もあるということになります。

覆面パトカーの役割や目的

なぜ白黒2色のパトカーだけでなく覆面パトカーが存在するのかというと、主に2つの理由が考えられます。

1つは犯罪捜査の際に目立ちたくない場合です。
白黒のパトカーでは目立ちすぎる場合に、車両の尾行や周辺のパトロールをする役割があります。

もう1つは交通違反をさせないための抑止力です。
白黒のパトカーだけでは、周囲に姿が見えなければちょっとくらい違反しても捕まらないだろうという気の緩みが出る可能性も考えられますが、どこで覆面パトカーが見ているか分からないという状況であれば、そういった気の緩みも少なくなります。

覆面パトカーはただ違反車を取り締まるだけでなく、違反をさせないための抑止力という役割も持ち合わせています。

覆面パトカーが後ろをついて来たときの対処法

では運転中に覆面パトカーと遭遇してしまった場合はどういう対応をすればいいのでしょうか。

その答えは「普通に運転する」です。
シートベルトをきちんと締め制限速度を守り、止まるべきところでは止まる、歩行者や自転車には道を譲る、スマホ等の操作はしない、そういった当たり前の運転をすれば覆面パトカーが後ろをついて来ても何も恐れることはありません。
堂々と運転しましょう。

周りの車をよく観察し、覆面パトカーを見つけてみましょう。

スピードの出やすい幹線道路や郊外、高速道路などに覆面パトカーはよく出没します。
周りをよく観察していると段々とそれらしき車がわかってくるようになるはずです。

普通に堂々と運転していれば捕まることはないので、覆面パトカーを見つけても慌てたりせず安全運転を心がけてください。

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