【最新ニュース】BMW318iに試乗~JAIA試乗会より~

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毎年恒例の輸入車試乗会(JAIA試乗会)が、2017年1月31日~2月2日の3日間、神奈川県中郡大磯町にある大磯ロングビーチを会場に開催されました。このイベントは、日本に外国車の輸入しているインポーターが加盟する日本自動車輸入組合(JAIA)の主催によるメディア向け試乗会で、自動車媒体を中心に様々なメディアが参加しています。我々にとっても1日で複数台の輸入車の試乗や比較ができることは限られるので、とても貴重な機会となっています。その中で、私が試乗したクルマたちを簡単に紹介していきたいと思います。

第1回目は、BMW318iを紹介します。これはBMWの主力モデルである3シリーズに、コンパクトな新世代の1.5L直列3気筒ターボエンジンを搭載した3シリーズの新エントリーモデル。

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外観上は、メイングレードの320iと比較しても違いはほぼなく、一番わかりやすい違いはテールに備わる318iのエンブレムくらいです。

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装備も充実していて、LEDヘッドライト、8.8インチモニター付きHDDナビゲーションシステム、衝突回避・被害軽減ブレーキ、車線逸脱警告、ITSスポット対応DSRC車載器などを廉価版の318i SEを含めて標準搭載。基本的に必要なものはほぼ備わっていそうな感じです。試乗車は、318i ラグジュアリーなので、内外装にクロームパーツが多用されるほか、ダコタレザーのシートのエクステリアなどを取り入れた上品な仕様となっています。

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3シリーズでは、最も小さい1.5L、しかも3気筒エンジンを搭載しているだけに、物足りなさがあるのではと心配されるかもしれませんが、これが意外なことに良い感じだからビックリ。エンジンスペックは最高出力136ps/4400rpm、最大トルク220Nm/1250rpm~4300rpmと、実用域で最高出力と最大トルクを発揮してくれるので、想像以上に良く走ります。確かにパワーはそこそこですが、このエンジンの魅力は、なんといっても軽快さ。気持ちよく回ってくれて、BMWらしいエンジンに仕上がっています。先々代モデルでバルブトロニックが初採用された318iを思い起こさせてくれるといえば、BMWファンには分かりやすいかもしれません。

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パワフルなエンジンもBMWの魅力ですが、小さいエンジンでも回転フィールの良さが味わえるのも、やはりBMWらしいところ。スペックでは語れない魅力にあふれています。BMWだけに安くはありませんが、409万円から3シリーズに乗れるのはちょっと良いニュースではないでしょうか。セダンだけでなくワゴンのツーリングも設定されていますが、ただアウトドア派など荷物と人を多く積むなら、出力の大きい320iの方が良いかもしれませんね

text & photo by OHTO Yasuhiro

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