自動車ニュースが5分で分かる!先週(21年3月22日週)の最新情報まとめ

3月22日週の自動車関連ニュースを国内外問わずお届けします。

自動車業界の最新ニュースをスピーディにチェックしたい方にもおすすめ!新型車情報など、自動車業界注目のニュースをピックアップしました。

目次

アルピナ 「B8 グランクーペ」を発表

アルピナ社の日本総代理店であるニコル・オートモビルズは3月25日、「B8 グランクーペ」を発表しました。

「B8 グランクーペ」は、「BMW 8シリーズグランクーペ」をベースに快適性と走行性能の向上が図られたモデルです。

エンジンは4.4リットルV型8気筒に2基のツインスクロールターボが組み合わされ、最高出力621PS、最大トルクは800Nmを発生。

アルピナ独自のチューニングにより、最大トルクの発生回転数は2000回転と、低回転から力強い加速感を味わえながら、巡行最高速度は324km/hとハイスピード走行も可能となっています。

エクステリアには空力的に最適化され、エレガントに流れるラインのエアロシステムを装備し、アルピナの伝統でもある20本スポークデザインの21インチホイールを装着しています。

内装には自動車業界で用いられる中では最高品質の天然レザーを使用した「アルピナ・ラヴァリナ・インテリアにウォールナットトリムなど、上質な空間を演出しています。

参考:五感を満たす ニューBMW ALPINA B8 Gran Coupé

トヨタ 「ダイナ」2t積系に低燃費ディーゼルエンジンをラインナップ

トヨタは3月25日、「ダイナ」の2t積系を一部改良し発売しました。

カーゴモデルでは従来3タイプあったディーゼルエンジンのラインアップを2タイプに見直し、N04C-VTエンジンをより低燃費のN04C-WDエンジンに変更しました。

また、ワイドキャブに、高所作業車専用のキャブ付シャシーを新たに設定しました。

TECS(メーカー完成特装車)では、ベース車と同様の改良に加え、車両運搬車ではオートマチック車及び3.5t積載仕様、また、リフト付トラックではオートマチック車及びワイドキャブ車のラインアップを充実化が図られています。

また、荷室内での作業性を向上を目的に、アルミバンでは荷台内の室内灯がLEDに変更されています。

「ダイナ」2t積系の価格は「カーゴ」が4,720,000円~6,224,000円、「TECS」が5,074,000円~12,463,000円です。

参考:ダイナ2t積系、ディーゼルエンジンのラインアップを見直し

ジープ 「ラングラー」の価格を改定 1~1.5%の値上げ

FCAジャパンは3月25日、JeepブランドのSUV「 Wrangler(ラングラー)」のメーカー希望小売価格を2021年4月1日(木)から変更すると発表しました。

新技術開発に向けた投資および原材料価格の上昇に伴う値上げとのことです。

価格改訂幅は1%~1.5%で、価格は5,180,000円~6,380,000円です。

参考:「Jeep® Wrangler」価格を変更

日産 上海モーターショー2021で最新車両と技術を出展

日産自動車は、3月26日、4月21日から28日まで一般公開される上海モーターショー2021で、パフォーマンスと燃費性能における最新モデルと技術を出展すると発表しました。

新型日産エクストレイルの中国市場での初公開や、日産が電気自動車の中国初進出モデルとしてクロスオーバーEV「日産 アリア」を展示します。

また、日産独自の電動パワートレイン技術「e-POWER」の中国への導入も発表予定です。

参考:日産自動車、上海モーターショー2021で革新的モデルと技術を出展

スバル 「アイサイト」付きの中古車を月額定額制で利用できるサブスクを開始

スバルは3月26日、運転支援システム「アイサイト」付きの中古車を月額定額制で提供するサブスクリプションサービス「SUBARU サブスクプラン」を開始しました。

税金や自動車保険料、メンテナンス費用を含めて月額税込39,820円からアイサイト付きのSUBARU車に乗ることが出来るサブスクリプションサービスです。

申し込みはインターネットより受け付け、SUBARU販売店が車両の引き渡しとメンテナンスを含めたサービスを担当するとのことです。

「SUBARU サブスクプラン」は神奈川県と新潟県でサービスを開始し、今後順次拡大していく予定としています。

参考:SUBARU 運転支援システム「アイサイト」付きのクルマを月額定額制で利用できる 「SUBARU サブスクプラン」を中古車で開始

VW 東京マリオットホテルとコラボ EV「e-Golf Premium」の体験付き宿泊プランを発売

フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは3月22日、東京マリオットホテルとのコラボレーションで、期間限定の「フォルクスワーゲン“e-Golf Premium”体験付き宿泊プラン」を発売すると発表しました。

東京マリオットホテルとフォルクスワーゲンのロゴが入った特別な電気自動車「e-Golf Premium」が用意され、東京の街を環境に優しい電気自動車でのドライブを楽しめるプランです。

また、空気中や床、壁、布などに付着するウイルスやアレル物質を約99%取り除く処置をし、良質な眠りを提供するエアウィーブ社の新開発ベッドマットレスを設置したプレミアムな客室「Purewellness room with airweave(ピュア ウェルネス ルーム ウィズ エアウィーヴ)」に宿泊することが出来ます。

「フォルクスワーゲン“e-Golf Premium”体験付き宿泊プラン」は2021年3月26日~2021年12月31日まで(除外日:2021年4月18日、2021年7月18日~9月5日)の期間限定となっています。

参考:フォルクスワーゲン、東京マリオットホテルとコラボレーションし 電気自動車“e-Golf Premium”の体験付き宿泊プランを発売

ダイハツ 紫外線除菌装置を全国のダイハツ販売店へ無償貸与

ダイハツ工業は、3月26日、紫外線(UV)による除菌装置「 ULTLABUSTER(ウルトラバスター)」を、全国の販売会社へ3月27日より順次無償貸与すると発表しました。

「ULTLABUSTER」は室内の空気を強力に吸い込み、筐体内に格納された6本の紫外線ランプの照射により除菌する装置で、ダイハツ社内で設立された「くらしとクルマの研究所」が開発。

自動車づくりで培ったノウハウを活かし、空気吸入口から出口までの構造を設計することで、静粛性等の性能向上が図られています。

社内の診療所や事務所、近隣の医療機関や販売会社で実証実験を行い、改良を重ね、既にダイハツから近隣医療機関等に約250台無償貸与がされています。

今回は、貸与先の医療機関でご好評をいただいていることを踏まえ、来店されるお客様に少しでも安全・安心な環境をつくるため、全国の販売会社に順次展開となったそうです。

参考:紫外線による除菌装置「ULTRABUSTER」を 全国の販売会社に無償貸与

ボルボ 中国・大慶工場が100%クライメート・ニュートラル電力で運用開始

ボルボ・カーズは3月24日、中国・大慶市にある製造工場が、100%クライメート・ニュートラル電力での運営を開始したと発表しました。

クライメート・ニュートラルとは、製造工程で消費される電気エネルギーなどの発電で発生する二酸化炭素などの温暖化ガス量を算出し、それに基づいて排出量削減証明書を購入することで、発生した二酸化炭素を相殺することです。

大慶工場はバイオマス発電(83%)と風力発電(17%)による電力を使用し、工場の年間CO2排出量を約34,000トン削減できると試算しています。

また、ボルボ・カーズは中国の現地サプライヤーにも100%カーボン・ニュートラル電力に切り替えるように働きかけていくとしています。

参考:ボルボ・カーズ大慶工場、100%クライメート・ニュートラル電力使用へ

2月の福島県沖地震による被災を受けたエビスサーキット 東コースの営業再開へ

エビスサーキットは3月23日、2月13日福島県沖で発生した地震により見合わせていた東コースの営業を4月1日より再開すると発表しました。

2月13日、23時08分頃に福島・宮城にて発生した「震度6強」の地震により、サーキット内にて大規模な土砂崩れが発生し、複数のコースや周辺設備が崩壊し営業を中止していました。

3月13日に一部コースの営業が開始されていましたが、今回、エビスサーキットの中で最も歴史のある東コースが再開となりました。

被害の大きい西コース、ドリフトランド、くるくるランドの復旧については目途が立たない状況とのことですが、比較的被害が少なかったコースや場内の道路については復旧が進んでおり、準備が整ったコースから順次営業を再開するとしています。

参考:東コース営業再開のお知らせ

ナビタイム カーナビアプリ「NAVITIMEドライブサポーター」をApple CarPlayに対応

ナビタイムジャパンは3月23日より、カーナビアプリ「NAVITIMEドライブサポーター」にて、「Apple CarPlay」に対応しました。

車載ディスプレイと連動することで、車内においてより高い視認性、操作性で利用でき、車載ディスプレイから取得される車速などの情報を利用できるようになるため、トンネル内などGPSを取得できない場所でもより正確なナビゲーションが可能となります。

また、車載ディスプレイに最適化されたUIでのルートの表示および案内が可能になります。

なお、「Apple CarPlay」の利用には、主にトラックやタクシーなどの商用車を日常的に運転するプロドライバーやヘビーユーザー向けに特化した機能を提供する「プレミアムプラス」コース(月額800円(税込)、年額8,000円(税込))への登録が必要です。

参考:『NAVITIMEドライブサポーター』Apple CarPlayに対応、視認性に優れた車載ディスプレイで利用可能に

まとめ

フォルクスワーゲンと東京マリオットホテルのコラボレーションのように、自動車体験型のコンテンツが増えてきました。

宿泊プランと自動車試乗がセットになったプランはメルセデスベンツでも提供しており、各メーカーで自動車を体験できる新しい方法を打ち出してきています。

車両のインターネット販売もこれから加速していくと思われますが、見ず触れずで高価な買い物はなかなか難しいものです。実車に触れて体感できる機会を設けることが、今後の自動車販売のキーとなるでしょう。

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