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ランクル、ビーエム、フィアット・・・等。自動車ニュースが5分で分かる!先週(20年8月3日週)の最新情報まとめ

8月3週の自動車関連ニュースを国内外問わずお届けします。

自動車業界の最新ニュースをスピーディにチェックしたい方にもおすすめ!新型車情報など、自動車業界注目のニュースをピックアップしました。

 

ゴードン・マレー・オートモーティブ ハイパーカー「T.50」をワールドプレミア

伝説のスーパーカー「マクラーレンF1」の生みの親でもある、ゴードン・マレーが立ち上げた英国企業「ゴードン・マレー・オートモーティブ」は8月4日、同ブランド初の市販ハイパーカー「T.50」をオンラインにて発表しました。

搭載されるコスワース製3.9L V12自然吸気ユニットは最高回転数12,100rpmと市販車では驚異的な高回転域まで許容し、最高出力663PSと最大トルク467Nmを発揮します。

無駄な装備は一切排除したカーボンファイバー製のボディは、1トンを切る986kgと軽量に仕立てられています。

また、ボディ下部のエアーを400mmの電動ファンを用いて吸い取り、後方に排出することで強力なダウンフォースを生み出す空力デバイスが備わっています。

価格は236万ポンド(約3.3億円)で、100台の限定生産の予定です。

 

参考:天才デザイナーのゴードン・マレーが究極のマシン「T.50」を発表。V12で超軽量1トン切り!?

 

トヨタ ランドクルーザープラドの改良型を発売 ディーゼルエンジンの出力が向上

トヨタは8月3日、ランドクルーザープラドを一部改良し発売しました。

2.8Lディーゼルターボエンジンは従来の177馬力から204馬力へ向上し、SUVらしい力強い走りを追究しています。

安全装備ではToyota Safety Senseの機能を向上させ、プリクラッシュセーフティの夜間の歩行者と昼間の自転車運転者にも対応したほか、ヨーアシスト機能付のレーンディパーチャーアラートやロードサインアシスト、先行車発進告知機能を全車標準装備しました。

価格は362万円から553万円です。

 

参考:TOYOTA、ランドクルーザープラドに出力を向上したディーゼルエンジンを採用、安全装備も充実

 

カーメイト 新型通信規格の採用で通信性能が3倍のエンジンスターターを発表

カーメイトは8月3日、新たな通信規格「LoRa(R)」を使用した汎用エンジンスターター「TE-W8000」とプッシュスタート車専用エンジンスターター「TE-W80PSB」を8月4日に発売すると発表しました。

「LoRa(R)」は建物などの障害物にも強く長距離通信が可能な通信規格で、従来の通信方式のエンジンスターターと比較して3倍の通信距離を達成しています。

また、アンテナ内蔵型リモコンにより、始動時のアンテナ伸縮の手間もなく使い勝手が向上しています。

プッシュスタート専用モデルも同時にラインナップしているので、幅広いラインナップに対応しています。

 

参考:通信性能が3倍に※、より多くのクルマに適合する高性能エンジンスターターを発売

 

BMW 3シリーズにエントリーモデル「318i」を追加

BMWジャパンは8月3日、3シリーズに新グレード「318i」を追加し同日に発売すると発表しました。

318iは156馬力・250Nmを発生する2L直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載したエントリーモデルとなります。

安全性能では高性能3眼カメラ、高性能プロセッサーおよびレーダーによる最先端の運転支援システム「ドライビング・アシスト・プラス」や、車両が直前に前進したルート最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となる「リバース・アシスト機能」も標準装備と、エントリーモデルながら安全装備は充実した仕様となっています。

また、スポーツモデル「318i M Sport」もラインナップされています。

価格は「318i」で489万円、「318i M Sport」は559万円です。

 

参考:BMW 3 シリーズのラインアップにBMW 318i を追加

 

ミシュラン 公道も走行可能なサーキットタイヤ「PILOT SPORT CUP 2 CONNECT」を発表

日本ミシュランタイヤは8月4日、ドライグリップ性能と安定したハンドリング性能を向上させた公道も走行可能なサーキットタイヤ「MICHELIN PILOT SPORT CUP 2 CONNECT」を発表しました。

従来品の「MICHELIN PILOT SPORT CUP 2」からドライグリップや操縦安定性を向上させ、より速いラップタイムの更新と、それを安定し出し続ける耐摩耗性を備えています。

また、公道の走行も可能で、サーキット走行後もタイヤを履き替える事なく一般道の移動も可能となっています。

サイズは17インチから21インチの計23サイズで、9月1日より順次発売です。

価格はオープンです。

 

参考:日本ミシュランタイヤ、より速く安定したラップタイムを刻む公道も走れるサーキットタイヤ『MICHELIN PILOT SPORT CUP 2 CONNECT』発売

 

国土交通省 車検項目に自動運転技術等に用いられる電子制御装置の検査も導入へ 令和3年10月以降の新型車を対象に

国土交通省は8月5日、車検項目に自動運転技術等に用いられる電子制御装置の電子的な検査を開始することを発表しました。

昨今、自動ブレーキをはじめとした自動運転技術は、幅広い車種への搭載が進んでいます。交通事故の抑制に繋がる効果が見込めるものの、誤作動や故障などで正常に作動しなかった場合、大きな事故へ発展してしまう恐れがあります。

車検における電子的な検査の開始は、令和 3 年 10 月以降の新型車を対象に令和 6 年 10 月から始まるということです。

 

参考:自動運転に対応した新たな検査手法を導入します!! ~道路運送車両の保安基準の細目を定める告示等の一部改正について~

 

フィアット 500Xにスポーティーな新グレード「500X Sport」を追加

8月4日、FCAジャパン株式会社は、Fiat 500Xにスポーティなデザインや走りを特徴とする新グレード「500X Sport」を追加することを発表しました。

充実した安全装備とゆったりとした室内空間など、実用性の高いFiat 500X。専用サスペンションに加えて、スポーツフロントバンパーなどの専用エクステリアをはじめとするスポーティな内外装を採用しています。

19インチ10スポークタイプのアルミホイールやボディ同色ホイールアーチモールディングにより、低重心感が強調されています。

 

参考:Fiat 500Xに新グレード「500X Sport」登場 スポーティなルックスと走りで日常の運転にワクワクを

 

日産、感染者対策用の仕切カーテンを発売

8月4日、日産自動車株式会社は、新型コロナウイルスの感染拡大防止策の一つとして、「NV350 キャラバン」と「NV200 バネット」に取り付けることができる仕切りカーテンの発売開始を発表しました。

仕切りカーテンは、全国の日産自動車で販売、取り付けを行います。前席シートと後部座席の間に装着することで、感染症の拡大防止対策が可能になります。

 

参考:日産、感染症対策用の「仕切りカーテン」を発売

 

ケンタッキー×NEXCO中日本 ドライブスルーでのETC決済の試験運用を開始

日本ケンタッキー・フライド・チキンは8月3日より、NEXCO中日本など4社で実施するETC多目的利用サービスのドライブスルーでの試行運用をスタートしました。

ETC多目的利用サービスとは、物品販売や飲食の決済等に活用することを目的とし、今回このサービス利用は日本で初めての試みとなります。

キャッシュレスによる決済は新型コロナウィルスの接触防止の観点からも、今後の利用拡大が期待されるサービスです。

今回の試験運用は「ケンタッキーフライドチキン 相模原中央店」のみで実施され、一般ユーザーが事前にモニター登録を行うことで利用が可能となります。

 

参考:日本KFC、ETC多目的利用サービスの試行運用に参加 ~日本初、ドライブスルーでのキャッシュレス決済を検証~

 

ボルボ、7月の世界販売台数が前年比14.2%に

ボルボ・カーズは8月5日、欧州、米国、中国での販売台数が前年に比べて増加し、7月の販売台数は62,291台となり、世界販売台数が前年度比14.2%であることを発表しました。

欧州では新型コロナウイルス感染拡大防止に関わる規制が解除され、7月には販売台数が増加しました。

SUVシリーズの需要が増加したほか、V60・S60も好調なことも増加の要因としています。

しかしながら、1-7月の通算販売台数は前年比マイナス16.0%と、新型コロナウィルスによる需要現象の影響を受けています。

 

参考:ボルボ・カーズ、7月の世界販売台数 前年比14.2%増を記録

 

8月3日自動車関連ニュースまとめ

トヨタやBMW、フィアットなど多くの自動車メーカーから、新型車の発表が行われた8月3週。

ボルボでは、欧州では新型コロナウイルスによる規制が解除されたことから、前年より販売台数が増加するなど、自動車業界にとっては嬉しいニュースも飛び込んできました。

まだまだ新型コロナウイルスは世界中で猛威を奮ってはいますが、徐々に上昇しはじめた自動車業界、今後どのようなニュースが舞い込んでくるかにも注目です。