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【ドライブの小休止に♪ ヨガストレッチ】Vol.04 正しい運転姿勢は腰痛予防にも効果を発揮

車内は肩こり、腰痛、目の疲れなど、体のお疲れがたまりやすい環境。体がだるくなると、心まで憂鬱になりますよね。そこでドライブ中の小休止に簡単にできて、即効性のある、ヨガのスパイスを加えた、ドライブ用エクササイズを紹介。
エクササイズを教えてくれたのは、カーライフアドバイザーであり、ヨガ講師でもある鈴木珠美先生です。

セーフティドライブの要でもあり 腰痛予防にもなる、正しい運転姿勢をマスターしよう

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正しい運転姿勢で運転することはアクセル、ブレーキ、ハンドル操作を的確に行うためにも大切なポイントですが、実は、腰痛予防にもつながります。たとえば背もたれを倒し過ぎていると、骨盤が後傾し過ぎてしまうので腰に負担がかかりやすくなります。また座席のシートが遠すぎても、近すぎても腰に負担がかかります。

それでは正しい姿勢のおさらい。お尻と、シートの隙間ができないように深く腰をかけて、左足はフットレストに置き、右足でブレーキペダルをいっぱい踏んだときに、膝が少し曲がる程度の位置にシート位置を調整します。背中はシートにつけて頭はヘッドレストにつけた状態で、ハンドルの頂点に両手を置き、肘が伸びきらない位置にセット。すでに腰痛がある人は、背もたれは少し立て気味にすると、腰が立ちやすいので腰まわりが楽になります。

運転しているとすぐに腰が痛くなる、すでに腰痛持ちのかたは、今一度、安全のためにも、運転姿勢を見直してみましょう。

腰痛予防、腰まわりを伸ばしてひねる

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それではさっそく、腰まわりをほぐしましょう。スタートポジションは膝を立てて座る体育座りの姿勢から。肩幅に後ろに手をついて、右足を左の太ももにかけます。足を組んだらそのまま左に足を倒して、倒しきったら顔を右に向けて約30秒。反対側も同様に行います。
ドライブ中は、同じ姿勢が続くので腰まわり、背中が固まりがちです。気持ち良ければ、1分ほどキープしてもOK。固く感じているところは血の巡りも悪くなっています。優しく腰まわりをひねることで、緊張した部分をほぐし、滞っていた血の巡りもよくなります。定期的に行いましょう。

Text:鈴木珠美(カーユニウーマン編集長&ヨガ講師)
Photo:小林克好