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【洗車あるある】Vol.02 洗車の失敗から学ぶ、洗車のポイント

©beecar編集部

マイカーをもっていなくても誰かの車の洗車を手伝ったなどで、誰もが洗車の経験はしているのではないでしょうか。今回は洗車の失敗あるあるを紹介します。失敗から学びましょう!

もこもこ泡を作るための正しい手順

洗車の最大のポイント!といっても過言ではないのが、カーシャンプーで作る、もこもこの泡。洗車の仕方を紹介する記事でも「泡で車のボディを洗いましょう」という文章をよくみかけますし、記事に添えられている写真もクリーミーな“もこもこ”した泡の写真が掲載されています。

でも実際はなかなか、もこもこっとした泡が上手くできなくて四苦八苦している方も少なくないようです。より泡立たせるために、ついつい規定量以上にカーシャンプー注入してしまったという経験はありませんか?適量を超えてカーシャンプーを入れるといっけん泡立つものの、すすぎの段階でなかなかシャンプーが落ちないということになるので、カーシャンプーの量と水の割合は定められた適量を守ることがポイント。また泡立たせるための手順もあります。

まず、バケツに適量のカーシャンプーを先に入れるのがセオリー。ありがちな間違いは水をはったバケツにカーシャンプーを入れること。これだとなかなかうまく泡立ちません。次に勢いよく水を注ぎます。水圧が調整できるホースノズルがあると便利です。最初は強めの水圧で注ぎ、規定の水を半分ほど入れたら、仕上げは水圧を弱めてクリーミーな泡を作ります。

もこもこ、クリーミーな泡を作るコツは、カーシャンプーの規定量を守ること、バケツにカーシャンプーを入れてから水を注ぐことです。

ゴシゴシ洗いは洗車傷のモト

©beecar編集部

洗車の仕方、ハウツーを読むと「車のボディに洗車傷をつけないために、カーシャンプーで作った泡で洗いましょう」という一文をよくみかけませんか?泡で洗うということはわかっていても、頑固な汚れを発見するとつい、スポンジを持つ手に力が入ってしまうものです。でもゴシゴシ洗いは洗車傷のモト。

では実際、泡で洗うとはどういうことなのか?たっぷりと泡をスポンジにつけて、泡をボディに乗せ、ボディをなでるように一方向に滑らせるように洗うのが洗車傷を最小限に抑えるコツ。ほとんど手には力をいれません。泡をボディになでるようにつけて、汚れを浮かせるのがポイント。水アカ汚れなど発見した際は、水アカ落とし専用のクリーナーなどを用いて落としましょう。

洗車日和はいつ?

天気のよい日の休日。時間もあるし洗車でもしようかな? と思ったことはありませんか? でも天気の晴れの日は洗車日和ではありません。晴れの日に外で洗車をすると、ボディに乗せたシャンプーの泡が乾くのが早いので、シャンプーの泡で浮いた汚れも一緒にボディにこびりつきます。シャンプーの泡が乾かないうちにシャンプー洗いの工程を終えて、水で流すことがきれいに仕上げるコツのひとつ。

洗車日和は、曇りの日。そして涼しい朝方か夕方がベスト。もし屋内に洗車場があれば天候気にせずいつでも洗車ができるので、最高の洗車場ですね。

中性シャンプーであれば何でもOK?

最後にときおり「カーシャンプーは家庭用洗剤でもOKですか?」という質問をいただきます。確かに家庭用洗剤でも中性タイプのものであれば使うことは可能ですが、家庭用洗剤は車に使う場合は、泡切れが悪いというケースも。車を洗うときは車専用のカーシャンプーを使うことをおすすめします。

洗車の正しいやり方を習う場面はなかなか遭遇しません。私自身、最初に洗車を経験したのは、両親の車を洗うお手伝いからでした。両親も我流。だから小さな失敗はいくつもあります。失敗を経験しながらこうでもない、あーでもないと考えながら、少しずつ要領を得ていく。でもその学びの段階には、洗車を通してマイカーへの愛情も芽生えていくと思います。洗車時間を楽しみましょう!


text by カーライフアドバイザー&ヨガ講師 鈴木珠美/beecar編集部