レーシングドライバーの塚本奈々美です。
よくレースを始めたきっかけは?と聞かれます。私の場合は、たまたま訪れた地元のカート場でレーシングカートに魅了され、レーシングドライバーを目指して上京。そして、周りのクルマ好き仲間で「女子カート部」(JKB)を結成してカート レースで実績を積み、その後4輪レースやドリフトにステップアップしました。
日本の、いや世界のトップカテゴリーで活躍されるレーシングドライバーのほとんどがレーシングカートを経てプロドライバーになったと言っても過言ではありません。そういう意味では、カートの普及はモータースポーツの入口や底辺の拡大に直結します。
2007年に設立した女子カート部(JKB)は、これまで国内最大級のカート耐久「もてぎK-TAI7時間耐久」(2013年)で2位タイ(104台中)となり優秀周回数賞、レディース賞、茂木町賞をトリプル受賞、また個人ス プリントでもJKBメンバーがTOYOTA・SLカートミーティング全国大会レディースクラスで3回の優勝、レッドブルカートファイトジャパンファイナルへの出場を果たすなど、本気で自動車業界、モータースポーツ界を盛り上げようと活動して来ました。
また、<モータースポーツ=環境に悪>というイメージを払拭すべく、EVカートにも挑戦、ジャパンEVフェスティバルで2011年に優勝(日本チャンピオン)、ERKカップジャパンでも2010年~、4回のシリーズチャンピオンに輝き、また鳥取県のEVプロモーションCMに出演するなど、女性目線で私たちだからこそ出来るユニークな活動も展開しています。
今季からはシュアラスター女子カート部として、カートレースはもちろん、ドリフト部会を立ち上げるなど活動の幅を拡げています。ぜひ皆さんにもカートを経験して頂きたいし、女子カート部(JKB)のことも応援して頂きたいですね。
塚本奈々美
http://nana-jkb.com/