MENU

【豆知識】高速道路に右ルートと左ルートが存在する理由とは?

2022.01.08

高速道路で右ルートと左ルートに分かれている区間に遭遇したことはありませんか?
どっちを選んでも結局すぐに合流しますし、なぜ左右に分かれているのだろうと疑問を持っている方も多いかもしれません。

今回は高速道路で右ルートと左ルートが存在する区間とその理由、そしてどちらを選ぶといいかを解説します。

知らなくても問題はありませんが、知っておくとスッキリするでしょう。
左右のルートに分かれている区間を走るときは、今回伝授する豆知識をぜひ思い出してみてください。

高速道路の右ルートと左ルートが存在する区間とその特徴


高速道路の右ルートと左ルートが存在する場所は下の4区間です。

  • 東名下り線:大井松田IC~足柄SA間
  • 東名上り線:日本坂トンネル付近
  • 中央道下り線:上野原~大月IC間
  • 名神上下線:天王山・梶原トンネル付近す

それぞれどんな特徴があるか解説します。

東名下り線:大井松田~足柄SA間

東名下り線の大井松田~足柄SA間は以下のような特徴があります。

  • 全長:約19.3km
  • 左ルートを選んだ場合のみ、鮎沢PAに入れる

左右どちらでも長さはほとんど変わりません。
右ルートにはSA・PAがないので、休憩したいときは左ルートを選び鮎沢PAに入りましょう。

東名上り線:日本坂トンネル付近

続いて、東名上り線:日本坂トンネル付近の特徴です。

  • 全長:約3.6km
  • 左右ルートにほとんど違いはない

全長は約3.6kmで、左右どちらもほとんど違いはありません。

中央道下り線:上野原~大月IC間

中央道下り線にある上野原~大月間の特徴は以下の通りです。

  • 全長:約4km
  • 左右ルートにほとんど違いはない

全長は約4.0km。他の区域と同じように左右のルートで距離などにほとんど違いはありません。

名神上下線:天王山・梶原トンネル付近

最後に、名神上下線の天王山・梶原トンネル付近です。

  • 全長:約8km
  • 上りの左ルートは京都縦貫道、京滋バイパス、第二京阪、山大崎出口に入れる
  • 下りの左ルートは京都縦貫道、京滋バイパス、第二京阪、新名神、山大崎出口に入れる

全長は約8km。上下線とともに左右ルートに分かれています。
左ルートでしか侵入できない道がいくつかあります。そちらに行きたい場合は左ルートに行くことを忘れないようにしてください。

高速道路に右ルートと左ルートが存在する理由


右ルートと左ルートが存在する理由は混雑解消のためです。
4ヶ所全てかつては渋滞しがちな区画でした。現在でも交通量が多いと渋滞しますが、左右ルートに分かれたため以前よりは減りました。

渋滞がひどかった理由は山岳地帯、交通量が多い場所だということで、4区画で共通しています。
山岳地帯だと上り坂やカーブでスピードが知らず知らずに落ちて渋滞を引き起こします。そして、交通量が多いのでより顕著に車の流れが滞ります。

そこで、かつての上り線(下り線)を下り線(上り線)とし、潰した道路は新設することによって路線を増やし、渋滞緩和を狙ったというわけです。

高速道路の右ルートと左ルート、どっちがいい?


結局、右ルートと左ルートはどちらを選ぶべきでしょうか。
下の事柄から考えていきましょう。

  • 高速道路の右ルートと左ルートはどちらが早い?
  • 高速道路の右ルートと左ルートで距離は一緒?
  • 高速道路の右ルートと左ルートを選ぶ際の注意点

高速道路の右ルートと左ルートはどちらが早い?

速さは右ルートの方が少しだけ早いでしょう。その理由は以下の2つです。

  • 左ルートにしかない施設や分岐があるため、車が多い
  • 分岐前に左車線にいる車は左ルートに、右車線にいる車は右ルートにいきやすい

東名下り線 大井松田IC~足柄SA間、名神上下線 天王山・梶原トンネル付近にはそれぞれ左ルートにしかない施設や分岐があります。
それらに入りたい車は左ルートに入るため、左の方が交通量が多くなる傾向があります。

また、左車線は走行車線、右車線は追い越し車線であるため、右車線の方が車の流れが速いです。
左車線の車は左ルートに、右車線の車は右ルートにそのまま入りやすいため、右ルートの方がスピードを出す車が集まるケースがあります。

高速道路の右ルートと左ルートで距離は一緒?

厳密には数百m程度変わってきますが、ほとんど一緒だと考えてよいでしょう。

高速道路の右ルートと左ルートを選ぶ際の注意点

右ルートと左ルートを選ぶ際の注意点は以下の通りです。

  • 左ルートにしかない施設や分岐がある
  • 若干右のほうが速いかもしれないが、どちらを選んでも大きな違いはない

左ルートにしかない施設や分岐があるため、それらに入りたいときは間違えて右ルートを選ばないように気をつけてください。
もし右ルートに行ってしまったら、次のICで降りて再び高速道路に乗り直さなければいけません。

そして、若干右のほうが速いかもしれませんが、ほとんど誤差の範囲内です。
仮に全長を20kmと21kmして1kmの違いがあるとすると、80km/hで走った場合、20kmは15分、21kmは15分45秒程度で走り終わります。
普通に流れていれば誤差は多くても1分以内なので、その違いを気にする必要はありません。早く走り抜けたいから無理やり右ルートに入ったりしないように気をつけてください。

もう高速道路の右ルートと左ルートで迷わない!


高速道路の右ルートと左ルートについて解説しました。

左ルートにしかない施設や分岐があるため、そこに入りたいときは間違えて右ルートに行かないようにしてください。
走り抜けるだけだという場合は、右でも左でもほとんど違いはありません。

高速道路の豆知識でした。
ルート分岐に差し掛かったときは今回紹介した話を思い出して、右か左どちらに進むか迷わないようにしてください。

関連記事

・バイパス道路と高速道路って何が違うの?意外と知らないバイパス道路について
・高速道路に種類があるってご存じですか?それぞれの特徴や違いを解説
・【豆知識】サービスエリアとパーキングエリアの違いとは?定義・特徴を詳しく解説!