【2022年5月最新版】ETCカードおすすめランキング!人気でお得なのはどれ?
高速道路を利用するのであれば、もはや必須と言っても過言ではないETCカード。
料金所で停まらずスムーズに通行できるほか、時間帯によってはお得な割引もあるETC。国土交通省によればETCの利用率は90%を超えているということで、日本中のドライバーに広く浸透していると言えるでしょう。
そこで今回は、おすすめのETCカードやETCにまつわる基礎知識、メリットやデメリットなどをご紹介していきます。
なお、記事で紹介している内容は2022年5月時点での最新情報となっています。
ETCカードおすすめランキング
それでは早速、ETCおすすめランキングの1位~5位をご紹介していきます。
クレジットカードの年会費と、付帯カードであるETCカードの年会費や発行手数料などをまとめてありますので、ぜひ参考になさってください。
選び方のポイントなどは記事の中でじっくりご説明いたします。
1位:JCB CARD W
カード名 | JCB CARD W |
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クレジットカード年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
ETCカード年会費 | 無料 |
ETCカード発行手数料 | 無料 |
JCB CARD Wは、18歳~39歳までの入会限定で、年会費永年無料、高いポイント還元率を誇るクレジットカードです。
18歳~39歳までに作成すれば、40歳以上になっても年会費無料のまま継続が可能です。
またETCカードについても年会費、発行手数料無料のため、コストの点でも安心です。
40歳未満の方はぜひ検討してみてください。
2位:VIASOカード
カード名 | VIASOカード |
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クレジットカード年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5%(ETC利用はポイント2倍) |
ETCカード年会費 | 無料 |
ETCカード発行手数料 | 1,100円 |
三菱UFJニコスのクレジットカード、VIASO(ビアソ)カードはオートキャッシュバック機能があり、たまったポイントを自動でキャッシュバックしてくれます。
また、クレジットカードの年会費は永年無料のため安心です。
ETCカードの方も、発行手数料はかかるものの年会費は無料。ポイント還元のキャッシュバックとあわせて便利に利用できます。
3位:三井住友カード ナンバーレス
カード名 | 三井住友カード ナンバーレス |
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クレジットカード年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
ETCカード年会費 | 無料(前年の利用がない場合550円) |
ETCカード発行手数料 | 無料 |
三井住友カード ナンバーレスは、カードの券面にカード番号などが印字されていないクレジットカードで、セキュリティ性が高くなっています。
ETCカード発行手数料無料で、前年に1度でもETC利用があれば年会費も無料です。
ETC利用が多い方にはおすすめです。
4位:エポスカード
カード名 | エポスカード |
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クレジットカード年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
ETCカード年会費 | 無料 |
ETCカード発行手数料 | 無料 |
エポスカードは年会費無料で、アニメなどとコラボしたデザインのカードも人気のクレジットカードです。
2021年4月から新デザインを採用して縦型となり、カード番号や名前は裏面に印字されてセキュリティ性がアップしています。
ETCカードは年会費、発行手数料ともに無料のため、クレジットカードもETCカードも低コストで利用できます。
5位:リクルートカード
カード名 | リクルートカード |
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クレジットカード年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.2% |
ETCカード年会費 | 無料 |
ETCカード発行手数料 | JCB:無料/マスターカード・VISA:1,100円 |
リクルートカードはポイント還元率が1.2%とかなり高く、年会費も永年無料というお得なクレジットカードです。
ETCカードも年会費、発行料ともに無料ですが、親カードでマスターカードかVISAカードを選んだ場合のみ発行手数料がかかります。
高速道路の利用が多い場合、この還元率であれば現金払いよりもETC利用が断然お得になりますので、高速利用が多い方にぜひおすすめです。
ETCカードの基本知識
それではここで、そもそもETCカードとは何か、どうやって使うのかということについて、ETCカードの基礎知識を見ていきましょう。
ETCカードとは?
ETCカードは、高速道路などの有料道路を通行する際、通行料金を自動決済する「ETCレーン」を通るために必要なものです。
無線による自動決済のためには、ETC車載器というハードウェアと、ETCカードというソフトがセットで必要になります。
ETCカードには通行料金が記録され、そこに紐づけられた個人のクレジットカードや銀行口座などを通して決済が行われます。
その意味でETCカードはいわば、高速料金専用のクレジットカードと捉えることもできるでしょう。
ETCカードの使用方法
ETCカードを使用するにはまず、車内にETC車載器というハードウェアを取り付ける必要があります。
新車の場合はオプション装備として付けておくことが多いと思いますが、もし付いていなければ購入の上、カーショップなどに依頼して取り付けてもらうことになります。
ETC車載器の設置が完了したら、発車前に車載器にETCカードをしっかり差し込みましょう。
きちんと差し込めていないとETCレーンを通れないため、緑色のランプなどで差し込みを確認できる車載器も多くあります。
差し込みができていれば、あとは何も操作しなくてもETCレーンをそのまま通るだけで自動決済がなされます。
なお、一部を除いてETCカードはレンタカーやカーシェア、友人の車など、車載器さえあればどの車でも使うことが可能です。
ただし、盗難などのトラブルを防ぐためにも、停車中やお出かけ後はしっかり抜き取って身につけておくのがおすすめです。
ETCカードの種類は2つに分けられる
さて、ETCカードとひとくちにいっても、それは1種類ではなく、いろいろな会社から発行されています。
大きく分けるとそれは2種類となり、クレジット機能の有無で分かれています。
クレジットカードで発行
ETCカードの中でも主流となるのは、クレジットカードの付帯サービスとして発行しているETCカードです。
支払いはクレジットカードの利用料金と一本化されての引き落としとなります。
このカードは親カードとなるクレジットカードに付帯するため、ETCカードのみの発行はできません。
また、ほとんどのクレジットカード会社で、親カード1枚につきETCカード1枚の発行となっています。
なお、このタイプのETCカードはさらに以下の2つに分けることができます。
ETC一体型
ETC一体型のカードとは、元となるクレジットカードにETCカード機能が付与されているものです。
つまり、1枚でクレジットカードとしても、ETCカードとしても利用することができます。
高速道路の利用頻度が低く、たまにしかETC機能を利用しない場合などは、その時になって慌ててETCカードを探す必要もないため便利です。
ただ、差しっぱなしにしてしまった時のリスクなどもあるため、慎重に扱う必要があります。
ETC分離型
ETC分離型とは、元となるクレジットカードに対し、ETCカードが単独で1枚発行されるものです。
このETCカードは元となるクレジットカードと紐づいてはいるものの、通常の買い物などのクレジット機能はないため、分離型であれば悪用や紛失のリスクを下げることができます。
現在、多くのクレジットカード会社はこの分離型での発行となっています。
クレジットカードなしで発行
ETCカードの2種類めは、クレジットカードを作ることなく発行できるタイプのETCカードです。
クレジット機能がないため、発行にあたってクレジットの審査も必要ありません。
ETCパーソナルカード
ETCパーソナルカードはクレジット機能のない個人向けのETCカードで、高速道路会社などが発行しています。
クレジット審査はありませんが、カード作成にあたり保証金などを納める必要があります。
支払い方法は後払いで、指定の口座からの引き落としとなります。
ETCコーポレートカード
ETCコーポレートカードは法人や個人事業主向けのETCカードで、上記と同じく高速道路会社などが発行する、クレジット機能のないカードとなります。
法人が法人用のクレジットカードを作る際はその実績などが審査されますが、立ち上げたばかりの法人や開業直後の個人事業主などは審査に通りにくい実情があります。
そんな時、クレジット機能のないETCコーポレートカードであればすぐに作ることができ、経費計算等もスムーズになります。
ETCカードの種類のおすすめはどっち?
ETCカードとして、クレジットカードに付帯するタイプのものと、クレジット機能のないものという2種類をご紹介しました。
では、この2種類はどちらがいいのでしょうか。おすすめな人を以下でご紹介します。
クレジットカード有りがおすすめな人
元々クレジットカードを所有していたり、日常的に利用している人は、クレジットカードに付帯するETCカードがおすすめです。
親カードを既に持っていればETCカードの発行は簡単で、ネットから申し込むだけで届きます。
また、ETC利用額はクレジットカード自体のポイント還元にも反映するため、さらにお得に利用することができるのです。
また、現在クレジットカードを持っていない人であっても、ETC用に1枚作っておいて損はないでしょう。
クレジットカードはETCカードの他にも様々な付帯サービスがあり、賢く使えば生活の質を上げることにもつながります。
クレジットカード無しがおすすめな人
クレジットカード無しがおすすめな人は、クレジット審査を経ずにETCカードが欲しい人や、クレジットカードを持ちたくない方、それから会社を立ち上げたばかりの法人の方などです。
クレジットカードはとても便利な反面、使いすぎが心配だったり、紛失などのリスクがあったり、人によっては「自分は向いていない」という方もいるでしょう。
また状況によってクレジット審査に通りにくいこともあるため、そんな時はクレジットカードとは関係なくETCカードを利用できるETCパーソナルカードやETCコーポレートカードが便利です。
ETCカードを作るメリットとデメリット
ETCカードを作るためには、クレジット機能の有り無しなどを考慮したり、場合によってはイチからクレジットカードを新規作成するなど、大変だなと思った方もいるかもしれません。
ここではETCカードを作るメリットとデメリットを挙げてみますので、ぜひ参考にしてください。
ETCカードを作るメリット
ETCカードを作るメリットはやはり、高速道路でスムーズにETCレーンを走行できることです。
料金所でいちいち停まって、財布から現金を出すやり取りは大変です。通行券の紛失、お釣り間違いのトラブルなどはETCであれば起こりません。また現在は特にコロナの影響で、非接触型の決済が推奨されているということもあります。
そして高速道路の利用が多い方にとっては、ETC割引やマイレージポイントも見逃せないメリットでしょう。
クレジットカードに付帯するETCカードを利用すれば、これとは別にさらなるポイント還元ポイント還元もありお得です。
また、ETCカードを作れば通行料の記録にもなるため、家計簿などをつける際にも便利です。
ETCカードを作るデメリット
一方、ETCカードを作るデメリットも見てみましょう。
デメリットとしてはまず、そもそもETCシステムを利用するためのセットアップ費用が挙げられます。
もしETC車載器が付いていない場合は、まず本体を購入して設置する費用や手間がかかります。
ETCカードにしても、発行手数料や年会費、保証金などがかかる場合があり、また発行にはある程度の時間もかかります。
もし高速道路の利用がほとんどないのであれば、ETCにより得られるメリットはこれらの費用や手間に見合わないかもしれません。
高速道路の利用頻度と、ETC車載器設置・ETCカード作成の費用や手間を勘案し、判断するのがよいでしょう。
ETCカードはこんな人におすすめ
上記のメリットとデメリットをまとめると、ETCカードはこんな人におすすめだということができるでしょう。
ETCカードを作るメリット |
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ETCカードを作るデメリット |
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ETCカードはこんな人におすすめ |
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ETCカードのおすすめの選び方
それでは、ETCカードを選ぶ際にはどのようなことに気をつければいいのか、おすすめの選び方をご紹介します。
ETCカードの年会費の有無をチェック
ETCカードを選ぶ際には、まずそのETCカードの年会費の有無をチェックしましょう。
特にクレジットカードに付帯するETCカードの場合は、クレジットカードの年会費とは別に、ETCカード自体の年会費がかかることがあります。
これはクレジットカード会社ごとに条件が異なるため、年会費の有無や金額をチェックしておきましょう。
またETC利用額や会員ランクによっては無料というところもあるため、条件を細かく見ておくのがおすすめです。
ETCカードの発行料がかかるか
次にチェックしたいのはETCカードの発行料です。
クレジットカードとETCカードの一体型であればこの発行料はかかりませんが、分離型の場合は発行手数料がかかることがあります。
金額はおよそ1,000円~2,000円程度ですが、もし年会費もかかる場合だと、両方無料のカードと比べてコストに大きな差が出てきます。
ETC利用時のポイント還元率
クレジットカード付帯のETCカードの場合、クレジットカードのポイント還元率もチェックしたい項目となります。
ETC利用額が多ければその分ポイント還元も多くなりますので、還元率によってお得度が変わってくるからです。
もし今所有しているクレジットカードのポイント還元率が低い場合、ETCカード作成をきっかけに、ポイント還元率が高いクレジットカードを新たに作成してETCカードを発行するのもひとつの手と言えるでしょう。
ETCカードで有料道路の運転をスムーズに
今回は、おすすめのETCカードやETCにまつわる基礎知識、メリットやデメリットなどをご紹介しました。
ETCカードにはクレジットカードに付帯するものと、クレジット機能を持たないものの2種類がありますので、状況に応じてどちらか選ぶとよいでしょう。
またクレジットカードに付帯するものであれば、年会費やポイント還元率などクレジットカードごとの特徴を比較して、お得に利用するのがおすすめです。
高速道路の利用がある程度多いのであれば、ETCを利用するメリットが大きくなります。
記事の冒頭でご紹介したETCカードおすすめランキングを参考に、ぜひお得なカードを作成してください。
なお、記事で紹介している内容は2022年5月時点での最新情報となっています。
ETCカードに関するよくある質問
ETCカードの発行に必要なものはありますか
既に所有しているクレジットカードに付帯するETCカードの場合、ネットから届け先の住所などの必要事項を入力するだけで発行が可能です。
クレジットカードを新たに作成する場合は、身分証明書などクレジットカード会社が指定する書類が必要となります。
クレジット機能のないETCカードの場合、申込書の郵送や保証金の振込が必要です。
ETCカードの発行に審査はありますか
既に所有しているクレジットカードに付帯するETCカードの場合、クレジットカードの利用状況や支払い状況などを鑑みて、問題がなければすぐに発行されます。
新たにクレジットカードを作成する場合は、クレジット審査に通過したのちにETCカードも発行されます。
クレジット機能のないETCカードの場合、利用規約に基づく審査はありますが、いわゆるクレジットの与信審査はありません。
ETCカードはどれくらいの期間で作れますか
既に所有しているクレジットカードに付帯するETCカードの場合、カード会社によっては最短で数日、一般的には約1~3週間程度かかります。
新たにクレジットカードを作成する場合はETCカードを同時申し込みすることができますが、あくまで付帯カードのため、親カードが届いた後に約2週間程度で別送される点に注意が必要です。
またクレジット機能のないETCカードの場合、申し込みからカード発行まで約1ヶ月程度となっています。