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札幌で使えるカーシェアまとめ!利用する際の注意点は?

2021.11.28

近年、様々な分野でサービスが開始・拡大されているシェアリングサービスですが、車もその例外ではありません。

カーシェアは、車を個人で所有せず複数人数で共有するといった仕組みなのですが、旅行先での観光にも上手に応用することで、快適な旅を楽しむこともできます。

この記事では、特に札幌の観光でのカーシェア利用を想定してご紹介します。

札幌の移動手段で車は必要?

「最果ての地」ともいわれ、現在でも手付かずの原野が拡がる地域もある北海道ですが、その中心である札幌は開発の進んだ日本屈指の大都市です。

大きな街ですので見どころ各所を巡るためには、何らかの交通手段が必須となりますが、どういったものを利用できるでしょうか?

札幌での主な移動手段

大都市であるだけに、電車・地下鉄・バス・タクシーと、公共の交通機関も充実しているので、手段そのものに困ることはありません。

観光にも日常でも車が便利な理由

ただし、公共交通機関を利用する場合には、路線図と時刻表を照らし合わせながら効率の良い乗り継ぎを図りつつ、最寄りの駅や停留所を探したり、乗り継ぎの待ち時間が発生したりといった手間や時間がかかってしまいます。

これが日常であれば地理に慣れるにつれて自然にできるようになるものですが、観光で訪れた場合にはよくよく下調べをしておかないと、ストレスを感じてしまったり、迷子になってしまったりしかねません(そういった成功と失敗こそ旅の醍醐味といった方も中にはいらっしゃいますが)。

 

なお、時間と距離に依らない貸し切りサービスを提供しているタクシー会社も多いのですが、料金はそれなりにかかりますし、利用者個々の好みと要望に対して運転手の資質からくる「当たり外れ」といったところも避けられません。

車を借りて移動するメリット

ですが、現地で車を借りることができれば、公共交通機関を利用する場合と比べると、格段に行動の自由と許容範囲が増します。

  • 出発や帰着の時間変更
  • 移動途中に思い立っての寄り道や休憩が簡単
  • 持ち運ぶ荷物はその場その場で必要な最低限で済む
  • 季節や気候で、服装を熟考して厳選せずに済む
  • 同行者にお年寄りや子供がいる場合は、本人も世話役も楽
  • あまり周りに気兼ねすることなく振る舞うことができる
  • 人数が多い場合は、費用を頭割りすれば公共交通機関を利用するよりも安上がりになる場合もある

 

運転に自信がない場合、不慣れな道を不慣れな車でというのが大きなデメリットになってしまいますが、そこをクリアできさえすれば、メリットは計り知れません。

レンタカー?それともカーシェア?

そこで車を借りようとした場合の手段が、従来からあるレンタカーと、近年サービス展開と拡大の著しいカーシェアです。

それぞれのメリット・デメリットのいくつかを簡単に挙げてみましょう。

レンタカーのメリットとデメリット

  • 利用の都度、店頭での利用手続きが必要
  • 貸出前に、必ず各部チェックとメンテナンスされている
  • (目的地にも店舗があれば)乗り捨てという利用方法ができる
  • 基本料金時間以内(4~6時間)の利用では割高になってしまう
  • 燃料は使用したぶん継ぎ足して返却しなければならない

カーシェアのメリットとデメリット

  • 一度登録してしまえば、利用手続きが簡単
  • 燃料は料金に込みで、備え付けの給油カードで給油(および洗車・車内清掃)できるが、前回利用者のマナーによっては、給油や洗車・清掃が必要な状態から利用せざるを得ない
  • (目的地にも店舗があれば)乗り捨てという利用方法ができる
  • 基本的に借り出した地点に返却する必要がある(レンタカーと同様に、料金割り増しで別のシェアリングステーションに返却できるシェアリングサービスもあり)
  • 料金体系が比較的短時間の利用に特化している

このように、メリット・デメリットが相互に表裏一体といった様相ではあります。

カーシェアはどちらかといえば、一定地域内で日常の細切れ時間での車の共有を主としたサービスですので、利用目的や利用時間によってはレンタカーよりもデメリットが多くなってしまうこともあるということですね。

前項で挙げた車でのメリットを考慮しながら、場合によっては公共交通機関と併用するのが、観光でのカーシェアの賢い使い方かもしれません。

カーシェアで行ける札幌の観光スポット

では、レンタカーよりも手軽に短時間の利用、かつ公共交通機関よりも楽をできるという、カーシェアのメリットを活かせる札幌の観光スポットといえばどんなところでしょうか?

札幌市中心部から30分から1時間ほどで行けるところから、いくつかご紹介します。

ノースサファリサッポロ

誓約書を書かないと入場できないゾーンがあったり、園内各所に「危険」「自己責任」の看板が立っていたりと、「日本一危険な動物園」と名を馳せるノースサファリサッポロ。

動物園としては小規模ながら、展示動物との距離が物理的にも心理的にも近い!ところが「日本一危険」ともいわれる所以となっています。

そこにだけ注目してしまうと、スタッフや注意書きの指示を守りきれないかもしれない子供を連れていくのにはどうかといったところもありますが、他で得難い経験とはなるのではないでしょうか?

札幌の中心部からは40分ほどの郊外にあり、公共交通機関での乗り換え等不要で荷物は必要なものだけ車から持ち出せば良いというところで、カーシェアのメリットを活かせるスポットです。

ノースサファリサッポロ

北海道開拓の村

北海道の開拓の歴史がテーマの、屋外博物館です。

北海道開拓における歴史的建造物を移築した実物や、再現された建築物を見学することができます。

明治期のものが主ではありますが、昭和初期生まれのお年寄りには琴線に響くものがあったりして、ついつい疲れ果てるまで見て歩くようになってしまうかも?

位置でいえば札幌市の外縁といったところで、公共交通も充実してはいるのですが、広大な園内を見学して歩くことになる行き帰りと、荷物は必要なものに絞って車に置いておけるという点で、車の利用は大きなメリットになります。

北海道開拓の村

幌見峠展望駐車場

日本で唯一といわれる夜景専用駐車場で、その名のとおり札幌を見渡すことができる幌見峠の頂上にあり、「車に乗ったまま」で札幌の夜景を展望することができます。

札幌中心部からは10~20分といったところなので、宿に帰ってきたはいいが持て余した時間があったときに付近での空きを検索してみて・・・・・・といった使い方で、カーシェアのメリットを活かせるのではないでしょうか? 大切な人とふたり、タクシーの運転手さんの肩越しに景色を眺めるというのも、シチュエーションを考えてみるとちょっと遠慮したいところですし。

ちなみに昼間も利用可で、特に7月の間はラベンダー畑越しの札幌市街の展望を楽しむこともできます。

幌見峠展望駐車場

 

ただ、これらのいずれも現地で過ごす時間が長めとなりますので、車は駐車場に置いているだけでも利用料金がかかっていることになってしまいます。

カーシェアの特性を100%活かして、よりお得に使いたいのであれば、さらに短い時間で市内に絞った多数の目的地を回るような使い方が有効かもしれません。

札幌でカーシェアを利用する際の注意点

札幌は街そのものが広く新しいため、歴史ある古い町並み・・・・・・といった観光地と比べると、車での移動や駐車について、問題となることはそれほど多くありませんが、いくつか思い当たることを挙げてみます。

季節と天候

やはり非道民が北海道で車を運転する上での注意点を考えたときに、一番に思い当たるのは雪と凍結ですね。

市街地や近郊では早々に除雪されますし、冬場はシェア用の車にもスタッドレスタイヤが装備されていますが、スノードライブの経験が浅い人が、慣れない道と慣れない車でいきなり地元の人のペースに混じって走るのは非常に危険です。

自信のない場合、予約はキャンセルして、公共交通機関の利用に切り替えましょう。

走行ペース

北海道の交通の流れは、他県と比べると速めであることが多いです。

市街地だけならそれほどでもありませんが、郊外にまで出るようなことがあったなら、漫然と流れに乗ったり、広く真っすぐな道を過信することなく、自分が御しきれるペースで走れているか適宜確認しましょう。

距離感

北海道でのドライブやツーリングは、地図を眺めながらなんとなくで計画を立ててしまうと距離感が狂ってしまっていて、実際走ってみるととんでもなく距離があったということがありがちです。

思い付きでちょっと寄り道のつもりが、車の返却時間を過ぎてしまったり、給油タイミングを逃してしまってガス欠といったことにもなりますので、実際の距離と所用時間も把握するようにしましょう。

 

あと、これは札幌での利用に限りませんが、乗り慣れない車を運転するわけですから、走り出す前には各種計器やスイッチの位置、給油口の位置や油種のチェックにくわえ、走り始めてから一度はブレーキの感触や効き具合のチェックはしておくとよいでしょう。

札幌で人気のカーシェア3選

では、実際に札幌で利用できるカーシェアには、どんなものがあるのでしょうか?

それぞれの特色とともに主なものを3選してみました。

dカーシェア

NTTドコモが運営しているカーシェアサービスです。

 

ドコモ自身がサービス展開しているわけではなく、レンタカー会社9社およびカーシェア会社4社と提携して予約と料金徴収を仲介しているシステムなので、用途と目的次第でレンタルとシェアリングをワンストップかつシームレスに、各社の特色とともに使い分けることができます。

登録は免許証の写真を撮って送付することで、スマートフォン上だけで登録完了することができます。

登録完了後は、地域と利用日時を指定してマップを開けば、利用可能な会社および車種と料金が表示され、予約もスマートフォン上のみで完結することができ、シェアのプラン利用であればスマートフォンのNFC機能で車を解錠して利用できます。

 

なお、利用料金はドコモポイント発行の対象になっているので、dカードユーザーにはその点でも有利になっていますし、ドコモ回線利用者は電話料との合算請求も選択できます。

dカーシェア公式HP

トヨタシェア

トヨタが運営するカーシェアサービスで、主に各地の販売ディーラーがシェアステーションになっています。

 

ディーラーとはいえ、登録が済んでいれば乗り出しに際して店頭での手続き等は不要で、スマホのNFC機能で解錠して乗り込んで出発することができます。

 

トヨタ直営だけあって、トヨタ車のラインアップが小から大まで充実しており、通常ディーラーでの試乗というと、セールス氏同乗でごく近所をぐるりといった感じになるのですが・・・・・・。

観光ついでにセールス氏を伴うことなく、自身の利用目的や選定基準に沿って、じっくり試乗と購入検討といった使い方も考えられますね。

タイムズカー

タイムズカーはタイムズモビリティが運営するカーシェアサービスで、自社運営のコインパーキング「タイムズパーキング」をシェアリングステーションとして使用しています。

 

Webからの入会手続き完了はできますが、利用には発行されるICカードが必要で、店頭受け取り、Web受付からの郵送、無人入会機での発行といった方法があります。

宿泊施設と提携した「タイムズパーキング」にシェア車両を配置する「ホテル&カーシェア」というサービスも展開しており、札幌では2021年10月末現在で、ニューオータニイン札幌と札幌サンプラザにて「ホテル&カーシェア」のサービスが提供されています。

この2箇所ではホテルのエントランスに直結した駐車場がシェアリングステーションとなっているため、シェアリングステーションに向かうことなく車に乗り込んで出発し、帰着すればそのまま返却することができるようになっていますので、ホテルを観光の拠点として使った場合の利便性は非常に高いといえます。

カーシェアで札幌の移動を便利にしよう

あくまでコストにだけこだわった場合には、観光利用において必ずしもベストな選択にはならないこともあるカーシェアですが、利用シーンと目的によっては公共交通機関やレンタカー以上の利便を図ったり、使い方によっては安上がりにすることもできます。

また、札幌のような大きな街で、公共交通機関をあれこれ下調べするのが億劫になるような場合でも、近くにシェアリングステーションがありさえすれば、24時間いつでも思い立ってすぐに出かけられることは、コスト以上の利便である場合も多いのではないでしょうか?

 

くわえて地元にて自家用車を所有している場合でも、利用シーンと目的によっては使えなかったり使いづらいこともありますし、購入を検討したい車種がシェアされていれば、売り手側の干渉なしにじっくり試乗・検討することもできます。

目的に応じたカーシェアサービスに登録しておいて、観光や日常での活用をしてみてはいかがでしょうか?