【初心者必見】カーシェアの仕組みとは?使い方と料金ルールを徹底解説!

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カーシェアは、使いたいときにサクッと手軽に車に乗れる便利なサービスです。

ただ、使ってみたいけれど、どういう仕組みのサービスなのかよく分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、カーシェアの仕組みやレンタカーとの違いを解説していくとともに、おすすめのカーシェアサービスもご紹介いたします。

目次

カーシェアの仕組み①レンタカーとの違い


カーシェアと似たサービスで、なじみがあるのがレンタカーでしょう。

ここではレンタカーとの比較を通して、カーシェアがどんな仕組みなのか詳しく見ていきます。

内容 カーシェア レンタカー
会員登録 あり なし
店頭での手続き なし あり
車の種類 少なめ 豊富
ガソリン 減ったら給油(代金0円) 満タン返却(代金実費)
乗り捨てサービス なし あり
車両の清掃・除菌 会員のマナーによる スタッフが清掃
免責補償 あり なし(オプション)
キャンセル料 予約時間直前までかからない 6日前以降は発生

会員登録

カーシェアではまず最初にそのサービスの会員登録をする必要があります。カーシェアは、その会員同士で車を「シェア」するサービスだからです。

一方、レンタカーでは会員登録は必要ありません。

店頭での手続き

カーシェアでは店頭での手続きは不要で、ネットやアプリからの手続きのみで車に乗ることができます。

また最初の会員登録の際も、多くの場合がネット上のみで手続きが完結するため、店頭に出向いたりスタッフと対面することなくサービスを利用できるのです。

一方レンタカーでは、車を借りる際はその都度、店頭での手続きが必要です。

車の種類

コンパクトカーやSUVなどのカテゴリ、またメーカーやモデルなどの車種については、カーシェアではそれほど多くは取り扱っていません。

カーシェアは拠点1ヶ所につき数台しか置いていませんし、またカーシェア全体としてもコンパクトカーやセダンが中心。さらに、希少モデルは人気でなかなか借りられないこともあります。

その点レンタカーは、カーシェアに比べて車種の取り揃えは豊富です。

ガソリン

カーシェアでは、利用料金にガソリン代まで含まれているため、サービス利用料以外でガソリン代を負担することはありません。

ただし、ガソリンが減ってきたら給油をする必要はあります。カーシェアの利用時間内でガソリンスタンドまで行くわけですが、その分、ポイントや割引サービスを受けられることがあります。

一方レンタカーでは、最後にガソリンを満タンにして返却します。この時のガソリン代はレンタカー利用料とは別に、自分で負担するものとなります。

乗り捨てサービス

乗り捨てサービスとは、借りた拠点とは別の拠点に車を返却できるサービスのこと。

カーシェアでは乗り捨てサービスは利用できず借りた拠点に返却しなければなりません。

レンタカーではプラン等によって乗り捨てサービスを利用でき、片道だけレンタカーで帰りは電車などの乗り方が可能となっています。

車両の清掃・除菌

カーシェアは会員同士で車をシェアするため、車内の清掃や除菌についても利用した会員が行います。そのため、利用する車によっては満足のいく清掃状態ではない可能性もあります。

一方レンタカーは車を利用するごとにスタッフが清掃を行うため、一定の清掃状態が保たれています。

免責補償

車に乗る上では、事故など何が起こるか分からないため、しっかりと保険に入っておきたいものです。

カーシェアでは利用料金に保険料が含まれており、何かの損害が発生した際の免責金(自己負担額)まで補償してくれる「免責補償」がついています。

レンタカーも利用料金に保険料が含まれますが、多くの場合、免責補償はオプションとなり、追加料金が必要となります。

キャンセル料

車を予約したけれど、やはりキャンセルしたいとなることがあります。

カーシェアでは予約時間の直前までキャンセルが可能で、それまでキャンセル料はかかりません。ただし予約時間を過ぎてしまうと利用開始とみなされ、通常の利用料がかかります。

レンタカーではほとんどの場合、予約の7日前までであればキャンセル料がかかりません。しかしそれ以降は所定のキャンセル料がかかることが多いようです。

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【絶対保存版】カーシェアとレンタカーを徹底比較!メリット・デメリット等を詳しく解説!

カーシェアの仕組み②利用の流れと注意点


次に、カーシェアの利用の流れをご説明しましょう。またあわせて、注意点についても挙げていきます。

カーシェアの利用方法

入会

まず、利用したいカーシェアサービスを選んで入会します。
ほとんどのカーシェアはネット上での入会手続きとなり、即日~数日で車を利用できるようになります。

ネット予約

カーシェアの会員となったら、利用したいステーションと車を選んで予約します。
こちらもインターネットかアプリでの予約となります。

会員カードやICカードで解錠

予約が完了したら、予約した車があるステーション(カーシェアの車が置いてある拠点)まで出向き、その車の解錠をします。

その際は、カーシェアの会員カードか、あるいはその代わりとして登録したご自身のICカードを使います。

給油・洗車(必要がある際)

乗車中にガソリンが減ってきたら、ガソリンスタンドで給油をします。

どの程度減ったら給油するのかは利用するカーシェアによって異なりますが、半分~1/3程度となっています。

また、汚れが気になる場合などは洗車を行います。

ガソリン代・洗車代はどちらも利用料に含まれているため実費の負担はありませんが、時間と手間はかかります。

そのため給油・洗車を行った場合はポイントサービスや割引などを受けられる場合があります。

返却

返却予定時間までに、車を返却します。

前述のように、別の拠点へ返却する乗り捨てサービスは利用できないため、必ず借りたステーションに返却しましょう。

カーシェアの注意点

料金

カーシェアの料金は、入会したサービスの月額料金+車の時間ごとの利用料金となります。

その月にまったく車に乗らなかった場合でも月額料金だけはかかりますので、使う頻度が少ない人は注意しましょう。

中には、車の利用料が少し割高になりますが月額料は無料というプランを用意しているカーシェアもありますので、プランをよく確認するといいでしょう。

利用時間

車を6時間以上連続利用する場合、時間ごとの料金とは別に「距離料金」として1kmあたり10円~20円程度がかかる場合があります。

利用するカーシェアによって異なりますので、事前に確認しておきましょう。

ステーション

カーシェアの拠点であるステーションで注意したいのは、よく使うステーションの利便性です。

ステーションは駐車場の一角などに設定されていることが多いので、狭さや出し入れのしやすさなど、運転初心者は特に注意が必要です。

また、自分が利用したいステーションの車の利用状況も大切。人気車でひっきりなしに借りられているなどの状況もあり得ますので、入会前にチェックしておきたいものです。

車種

カーシェアでは選べる車種があまり豊富ではありません。

そのため、乗員の数や用途によっては利用できないこともあります。

自分が利用するシーンをあらかじめ想定し、その用途に合った車種があるか確認の上カーシェアに入会するといいでしょう。

チャイルドシートの貸し出しの有無

ほとんどのカーシェアではチャイルドシートの貸し出しサービスはやっていないか、取り扱いが少ないようです。

チャイルドシートについては、あらかじめ利用するカーシェアのホームページなどで確認するのがいいでしょう。

カーシェアの仕組み③料金の課金方法


カーシェアの仕組みで気になるのが、やはり料金です。

こちらもレンタカーと比較する形で見ていきましょう。

カーシェアとレンタカーの料金比較

初期料金

カーシェアでは、入会時に1,000円~2,000円ほどの初期費用がかかります。

これは車の解錠に必要な会員カード代であることがほとんどで、入会時に1度だけ支払います。

一方、レンタカーでは初期費用はかかりません。

月額料金

カーシェアに入会すると、月額料金を支払います。これは車の利用がなくても毎月かかります。

プランによっては月額料金がないものや、車を利用すると月額料部分の割引サービスがあるものもあります。

レンタカーの場合は月額料金はかかりません。

時間料金

カーシェアとレンタカーで同じコンパクトカーを借りるとして、それぞれ6時間、12時間、24時間で利用した場合を見てみましょう。(※金額はあくまで参考です)

利用時間 カーシェア時間料金 レンタカー時間料金
6時間 約5,000円 約6,000円
12時間 約6,000円 約7,000円
24時間 約7,000円 約8,000円

これを見ると、短い時間であるほどカーシェアがお得になっています。

カーシェア距離料金とレンタカーガソリン代の比較

時間料金ではカーシェアの方が安くなりましたが、利用時間が6時間を超えると、カーシェアには「距離料金」がかかる場合があります。

一方レンタカーでは利用料金とは別にガソリン代がかかりますので、カーシェアの距離料金とレンタカーのガソリン代を比較してみましょう。

6時間未満使用 10キロ、50キロ、100キロを走行した場合

カーシェアの場合、6時間未満の使用では距離料金はかかりません。

なおレンタカーのガソリン代は170円/L、燃費は10km/Lとして計算します。

走行距離 カーシェア距離料金 レンタカーガソリン代
10km 0円 170円
50km 0円 850円
100km 0円 1,700円

6時間未満の利用であれば、当然カーシェアの方が安くなります。

6時間以上使用 10キロ、50キロ、100キロを走行した場合

カーシェアでは6時間以上の連続使用で距離料金がかかる場合があります。

なお距離料金は18円/kmとして計算します。

走行距離 カーシェア距離料金 レンタカーガソリン代
10km 180円 170円
50km 900円 850円
100km 1,800円 1,700円

6時間以上の利用の場合、カーシェアの距離料金とレンタカーのガソリンで代は、ややカーシェアの距離料金が上回っています。

カーシェアにはこのほか月額料金もかかってきますので、カーシェアをお得に利用したいなら、6時間未満の短時間での利用が向いていると言えるでしょう。

カーシェアのおすすめ活用方法


上記のように、カーシェアでは6時間未満の短時間での利用がお得です。

それではそんなお得な乗り方もふまえて、カーシェアでおすすめしたい活用方法をご紹介しましょう。

ちょっとした予定の時に

雨の日の送り迎え

カーシェアは使いたい時にスマホからサッと予約して、15分単位で利用できるのが魅力。

たとえば雨の日の送り迎えなど、急に使いたくなった時も気軽に車が使えて便利です。

気分転換にドライブ

日々のちょっとした気分転換に、ドライブに出かけるのも効果的です。

いつもと違う景色を見たり、ラジオを聴きながら運転するとストレス解消にもなります。
レンタカーを借りるほどではなくても、マイカー感覚でちょっと乗れると行動の幅も広がります。

深夜の急な用事に

カーシェアの便利なところの一つが、深夜でも使えること。終電が終わってしまってからの急な用事にも対応できます。

また深夜のお得なパック料金などもあり、たとえば電車が止まってしまった場合など、会社近くのカーシェア拠点からパック料金内で自宅と往復することも可能。タクシー代より安く済むこともあります。

趣味を充実

旅行先の足として

カーシェアは会員になれば全国どこでもそのカーシェアの拠点を利用できるので、旅行先や出張先などで役に立ちます。

現地では数時間に1本しかバスがなかったなど交通の便が悪いこともありますので、カーシェアという選択肢が増えれば旅行の楽しみも広がります。

遠出にドライブデート

車でしか行けない場所に遠出したり、ドライブデートをするのは楽しいものです。

天気などの様子を見ながら、ふと思い立った時に予約をして、近くのステーションから出発するというのもカーシェアならではの醍醐味と言えるでしょう。

スノーボードへ

スキーやスノーボードなど、ウィンタースポーツを楽しむにはやはり車が便利です。

カーシェアであれば早朝借りて深夜に返すにも便利ですし、天候が悪化した場合なども予約直前のキャンセルが可能と、アウトドア利用にも向いています。

また、カーシェア会社によっては月額料無料のプランもあるため、冬だけ、夏だけという季節利用がお得にできるのも嬉しいポイントです。

番外編

ペーパードライバーの為の練習

マイカーを持っていないペーパードライバーは、たまに車に乗らないと運転を忘れてしまいがちです。

カーシェアであれば保険料も含め15分200円程度でちょこちょこ練習でき、運転のカンを保つのにも役立ちます。

仕事の休憩スペースに

外回りの仕事中などに、喫茶店に入るのとほとんど変わらない料金で、カーシェアの車を休憩スペースとして利用することもできます。

暑さ寒さをしのいでのんびり一人でくつろげる。カーシェアならこのような使い方もアリです。

人気のカーシェアサービスランキング


それではここで、人気のカーシェアサービス4つをご紹介しましょう。

カーシェア初心者の方でも利用しやすく、ステーション数も多いものを厳選しました。

おすすめカーシェア①:dカーシェア


dカーシェアはドコモが運営するサービスで、入会すると初期費用・月額料金0円で5つのカーシェアを利用することができます。

dカーシェア入会で利用できる5つのカーシェア
  • オリックスカーシェア
  • 三井のカーシェアーズ(旧:カレコ)
  • カリテコ
  • トヨタシェア
  • NISSAN e-シェアモビ

これら5つのカーシェアのステーション数を合計すると日本全国で8,000ヶ所にもなり、旅行や出張でも便利に使えるのが特徴です。

個別に入会すると手間や費用がかかりますが、dカーシェアであればアプリで全てのカーシェア車両を検索することもでき、使い勝手が良いのも嬉しいポイント。

また、カーシェア利用でdポイントがたまる・使えるのもメリットでしょう。dポイントは汎用性が高く、ドコモユーザーでなくても街中やショッピングでお得に使えます。

上記5つのどれかのカーシェアを検討するのであれば、dカーシェアが断然オススメです。

カーシェア名称 dカーシェア
初期費用 0円
月額料金 0円
利用料金 200円/15分~
ステーション数 5つのカーシェア合計で8,000ヶ所以上

dカーシェア公式HP

おすすめカーシェア②:楽天カーシェア


楽天グループが運営する「楽天カーシェア」は初期費用と月額基本料が0円のカーシェアです。

入会すると、「オリックスカーシェア」「カリテコ」という2社のカーシェアを両方利用することができます。

2社利用しても維持コストがかからないので負担が少なく、また用途やステーションの場所、料金形態によって使い分ければオトクにカーシェアを使えますよ。

さらに、「楽天ポイント」がたまる・使えるのも楽天ユーザーには嬉しいポイントです。

カーシェア名称 楽天カーシェア
初期費用 0円
月額料金 0円
利用料金 220円/15分~
ステーション数 2つのカーシェア合計で約2,000ヶ所

※2024年6月14日時点で確認した情報です

楽天カーシェア公式HP

おすすめカーシェア③:三井のカーシェアーズ(旧:カレコ)

三井のカーシェアーズ
三井のカーシェアーズ(旧:カレコ)は東京を中心に展開するカーシェアで、三井グループが運営しています。

初期費用は無料で、月会費無料プランもあるので頻繁に使わない人にもおすすめ。また時間料金は一般的なカーシェアが15分ごとの料金ですが、三井のカーシェアーズ(旧:カレコ)なら最短30分から10分単位で予約できるのも便利なポイントです。

さらに三井のカーシェアーズ(旧:カレコ)は車種のラインナップも豊富で、大勢で乗れるミニバンなども多く取り揃えられています。

カーシェア名称 三井のカーシェアーズ(旧:カレコ)
初期費用 0円
月額料金 0円~980円
利用料金 150円/10分~
ステーション数 約4,200ヶ所

三井のカーシェアーズ
公式HP

おすすめカーシェア④:タイムズカー


タイムズカーは、全国に約17,000以上という業界最大数の拠点を持つカーシェアです。

ステーション数が多いのが何より魅力で、自宅周辺だけでなく旅先やお出かけ先で使うのにも大変便利。

また、頻繁に入会金や月額料金2ヶ月分が無料になるキャンペーンも実施していますので、お得な機会に入会するのがおすすめです。

カーシェアを比較したランキングも作成していますので、サービスについて詳しく知りたい方は参考にしてください。

カーシェア名称 タイムズカー
初期費用 カード発行料1,650円
月額料金 880円
利用料金 220円/15分~
ステーション数 約17,000ヶ所

まとめ


今回は、カーシェアの仕組みやレンタカーとの違いなどをご紹介しました。

カーシェアは短い時間で深夜なども利用でき、休憩スペース代わりにするなど柔軟な使い方も可能となっています。

気軽に使えるカーシェアを利用して、自分なりの便利な使い方を探してみるのもいいですね。

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