カーリースは車の購入やレンタカーとは異なり、車を数年単位の長期間借り続けるという方法です。月々の支払いを一定にでき家計管理がしやすい、初期費用を抑えて新しい車に乗れるというメリットから、多くの人々に利用されています。
そんなカーリースですが「頭金あり」か「頭金なし」かで迷うことが多いのではないでしょうか。どちらもメリット・デメリットがあるため、一概にどちらがいいかとはいえません。自分のライフスタイルや経済状況に合った選択が重要です。
本記事では、カーリースの頭金ありとなし、それぞれのメリット・デメリットを解説し、どのような人に向いているのかを具体的に紹介します。カーリースを検討していて頭金をあしなしどちらにするか迷っている方はぜひ参考にしてください。
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カーリースは頭金あり?なし?それぞれのメリット・デメリット
カーリースは頭金ありなしでそれぞれメリット・デメリットが存在します。それぞれどんなものか解説していきます。
カーリースを頭金ありで利用するメリット・デメリット
カーリースを頭金ありで利用するメリットは以下の通りです。
- 月々の支払いが安くなる
- グレードの高い車をリースできる可能性が上がる
頭金を入れると残りのリース料が支払った頭金の分だけ少なくなります。これには、月々の支払いが安くなること、そして信販会社から借り入れる総金額が下がり審査に通りやすくなるというメリットがあります。そのため、グレードの高い車をリースしたいときに有効です。
一方、頭金を入れると初期費用が高額になるというデメリットがあります。カーリースのいいところは初期費用なしで車に乗れることですが、頭金はその利点と相反しているともいえます。
カーリースを頭金なしで利用するメリット・デメリット
カーリースを頭金なしで利用するメリット・デメリットは以下の通りです。
- 初期費用をできるだけ安く抑えられる
- 手元に多くの資金を残しておける
頭金なしだと初期費用をできるだけ抑えられます。手元に多くの資金を残せるため、生活費を確保できることをはじめ、病気の治療費が必要になった、家電が壊れて買い替えなければいけないなどの急な出費にも対応しやすくなります。
ただし、頭金をなしにすると信販会社から借りるお金が多くなるため、月々の支払いが多くなることと審査に通りにくくなるデメリットには注意が必要です。
カーリースの頭金あり・なしの場合の支払いの違い
カーリースの頭金あり・なしの場合の支払いの違いをシミュレーションしてみます。
仮に、200万円の車を8年(96か月)乗るとして、8年後の残価(車の価値)を40万円とすると、以下のように月々の支払金額が変わります。
- 頭金なし:16,666円
- 頭金10万円:15,625円
- 頭金30万円:13,541円
- 頭金100万円:6,250円
頭金を多くいれるほど月々の出費は少なくなります。とはいえ、カーリースの利点のひとつは初期費用が抑えられることなので、頭金を多く入れるとそのメリットが薄れてしまいます。カーリース業者やご自身の経済状況と相談しつつ、頭金をいくら入れるかを判断してください。
カーリースの頭金あり・なしはこんな人におすすめ
カーリースの頭金あり・なしはメリット・デメリットがあり、一概にどちらがおすすめとはいえません。それぞれどんな人に向いているかを解説します。
カーリースの頭金ありがおすすめな人
カーリースの頭金ありは以下の人におすすめです。
- 月々の支払いを抑えたい人
- リースで高級車に乗りたい人
- 審査に通るか不安な人
- 手元の資金に余裕がある人
頭金は多く入れれば入れるほど信販業者から借りる金額が少なくなるため、ユーザーは月々の支払額を抑えられます。借りるお金が少なくなるということは審査にも通りやすくなるということです。収入面で審査に通るか不安な方や、リースで高級車に乗りたい方も、頭金を多く入れることをおすすめします。
ただ、頭金をありには上記のメリットがありますが、生活用の資金を削ってまで頭金を入れてはいけません。日々の生活資金は残しておくために、頭金ありを選択したい方は、ある程度手元の資金に余裕が出てからカーリースを申し込みましょう。
カーリースの頭金なしがおすすめな人
一方、カーリースの頭金なしがおすすめな人は以下の通りです。
- できるだけ初期費用を抑えたい人
- 自由に使える資金を手元に残しておきたい人
- 乗る車にこだわりが少ない人
- ある程度の安定した収入がある人
頭金なしは初期費用を抑えたい人に有効です。手元の資金を温存しておきたい、または急な出費に備えたいと考える人に適しています。また、頭金なしだと信販会社から借りる金額が大きくなります。審査が通りにくくなるため、乗る車にこだわりがなく安いものでもよい人、ある程度の安定した収入があり審査に不安がない人も頭金なしが向いているでしょう。
まとめ
カーリースを選ぶ際の頭金あり・なしのメリット。デメリットとどんな人に向いているかを紹介しました。
車をリースで契約する際の頭金あり・なしの選択は主に金銭面で重要なポイントとなります。頭金ありの場合、初期費用はかかりますが、月々の支払いが抑えられ審査にも通りやすくなります。一方、頭金なしの場合、初期費用を抑えられるため手元資金を温存することができますが、その分毎月の支払いが高くなり審査も厳しいものになります。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分のライフスタイルや経済状況に合った選択してください。
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