トヨタ ルーミーは、コンパクトカーでありながらスーパーハイトワゴン系の軽自動車のようなデザインで近年人気が急上昇しているモデルです。
そんなルーミーをカーリースで借りるなら、どのカーリース会社がお得なのでしょうか。
この記事では、トヨタ ルーミーをカーリースするのにおすすめの5社と、その人気の秘密をご紹介します。
ルーミーをカーリースするメリット
トヨタの人気コンパクトカー「ルーミー」。
気になっている方も多いと思いますが、普通に購入するか、それともカーリースをしようか迷っている方もいるかと思います。
そこで、カーリースを利用してルーミーに乗る際のメリットをご紹介しましょう。
初期費用がかからない
ルーミーをカーリースするメリットとしてまず何より大きいのが、初期費用がかからないことです。
購入する場合は一括払いであってもカーローンを利用するにしても、まずはじめに車両本体価格の2~3割程度の頭金を用意しなければなりません。
ルーミーのメーカー希望小売価格はグレードによって約155万〜209万円となっていますので、購入するなら頭金として約30万円~62万円、それに加えて登録時の諸費用がかかることになります。
それに比べ、カーリースでは頭金や諸費用といった初期費用は0円です。
マイカーのためにコツコツ貯金をしたり、あるいは預金を切り崩す必要もないので、カーリースでは車に乗り始める際の負担が非常に軽くなっているのが特徴です。
月々の支払いが一定
カーリースでは契約したリース期間中ずっと、毎月変わらない定額の月額料金を支払っていきます。
これが「車のサブスクリプション」とも呼ばれる所以です。
乗り始めから最後までずっと同じリース料で初期費用もないので、カーリースでは家計を管理するのがとてもラクになります。
また、その月額料金には車両本体価格のほか、自動車税や自賠責保険料、プランによっては車検代やメンテナンス費などがコミコミになっており、車にまつわる費用を一元管理できるのも便利なポイント。
家計簿をつけたり中長期でライフプランを練ったりする際にも、月々定額はとても分かりやすくシンプルです。
急な出費を気にせず乗れる
車を購入した場合、たとえば自動車税は毎年5月に1年分の金額が課税されます。
また車検は初回は3年、それ以降は2年に1度のタイミングとなり、その時に自賠責保険と自動車重量税を支払うため数万円~十数万円の出費となります。
他にもバッテリーなどの交換部品やメンテナンスなど、車を持っていると不定期に高額の出費があり、時に慌ててしまうことも多いもの。
その点カーリースであれば、リース期間終了時まで月々定額なので急な出費に慌てることはありません。
さらに、「どの税金は何日まで」などいちいち覚えておく必要もないので、管理の手間も省けてストレスも少なくなるのが嬉しいポイントです。
カーリースでルーミーがおすすめな人
ルーミーに乗りたいと思っている方の中で、ルーミーを購入するよりもカーリースの方ががおすすめという人はどんな人なのでしょうか。そのポイントをピックアップしてみました。
- すぐにルーミーを手に入れたい人
- 月々定額でルーミーに乗りたい人
- 経費として計上したい人
すぐにルーミーを手に入れたい人
カーリースでルーミーを借りるのがおすすめなのは、できれば今すぐにでも乗り始めたいという人です。
頭金のためにこれからマイカー貯金を始めたり、生活費を切り詰めて無理をしたりすることなく、初期費用0円ですぐに新車を手に入れられるのがカーリースです。
結婚や転勤、お子さんが産まれるなどライフステージでは様々な転機が訪れますが、なるべく早く車が欲しい、日々の足として使いたいという方もいらっしゃるでしょう。
地域によっては特に、車がなければ生活できないといった場所もあると思います。
そんな方には、頭金を用意せずに済み、しかも新車に乗れるというカーリースがおすすめです。
月々定額でルーミーに乗りたい人
たとえば前述したような、結婚や転勤、新しい家族が増えた方などは毎月の収入や支出が不安定になることと思います。
そんな時に車にまつわる不定期の出費が重なっては、家計のやりくりも大変。
人生の大変な時だからこそ、月々定額でそれ以上かからないという安心感は大きなものと言えます。
ルーミーは特に、免許取りたての方から夫婦、ファミリー、シニアの方まで幅広く愛されて使い勝手のいい車ですので、カーリースでの月々定額の安定感は嬉しいポイントとなるでしょう。
経費として計上したい人
個人事業主の方が仕事で使うためにカーリースを利用した場合、リース料を経費として計上することができます。
購入した場合でももちろん経費にできますが、購入とカーリースでは経費計上の方式がやや異なります。
購入の場合、車は「資産」の扱いとなり、少しずつその価値が目減りしていく「減価償却」という概念を用いて毎年経費を計上していきます。
そのためたとえ現金一括購入したとしても、その年にその全額が経費になるわけではありません。
その点カーリースであれば、車という資産を所有するのではなくあくまで「リース品」という名目の費用ですから、月々のリース料を丸ごとそのまま経費として計上することが可能となります。
ただしカーリース会社によって、運送業などの事業用としてはリースできないなどの制限もありますので、用途や走行距離制限などを事前に確認しておきましょう。
ルーミーの基本スペックと魅力
それではここで、ルーミーの基本スペックとその魅力をチェックしておきましょう。
ルーミーの基礎的なスペック
トヨタ ルーミーは2016年に発売を開始したトールワゴン型のコンパクトカーです。
「ルーミー」のほかスポーティな印象の「ルーミーカスタム」がラインナップされており、どちらもガソリン車のみとなります。
2020年にマイナーチェンジを実施され、フロントフェイスが刷新。これまでのやや角ばった雰囲気から曲線の柔らかみを増しつつも、キリっとシャープな印象も際立って人気を集めています。
ボディサイズは全長3,700mm(カスタムは3705mm)×全幅1,670mm×全高1,735mmで、燃費は18.4km/L(WLTCモード/2WDモデル)となっており、取り回しの良さと低燃費を両立させました。
ちなみに、ボディサイズを軽自動車のホンダ N-BOXと比較してみると、コンパクトカーでありながらスーパーハイトワゴンとしての魅力も兼ね備えるルーミーの特徴が分かります。
N-BOXは全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,790mm。ルーミーの方が室内空間が一回り大きくゆったりとして、なおかつ全高は軽ハイトワゴンに劣らないのですから居心地の良さはバツグンです。
また、燃費も比較してみると、N-BOXの2WDモデルは21.2km/Lですからこちらも決して劣ってはいないのです。
車種名 | ルーミー/ルーミーカスタム |
---|---|
ボディタイプ | 5ドアトールワゴン |
グレード | X、G、G-T/カスタムG、カスタムG-T | 駆動 |
|
ボディサイズ |
|
排気量 | 996cc |
乗員定員 | 5名 |
燃費 | 16.8~18.4km/L(WLTCモード) |
メーカー希望小売価格(税込) | 1,556,500円~2,090,000円(2021年8月現在) |
ルーミーの魅力とは?
ルーミーは、単独で見るとそれほど派手な車でもなく、知名度もバツグンとは言えず地味な面もあります。
コンパクトカーと軽ハイトワゴン、どっちつかずのように見えるかもしれません。
しかし、軽ハイトワゴンを検討している人が「もう少し座席に余裕が欲しい」と思った時はルーミーが最適です。
あるいは小さなお子さんがいる場合は、ヤリスやフィットなどのコンパクトカーより天井高のあるルーミーの方がチャイルドシートまわりが便利でしょう。
シニアの方も、軽よりも安定感のあるコンパクトカーでなおかつ取り回しも良好、お子さんやお孫さんが遊びに来た時も活躍するルーミーは選択肢に入ってきます。
このように、一見どっちつかずに見えても、実は幅広い層が「ルーミーはどうかな」と検討しているのです。
さらには、トヨタが扱う軽自動車はピクシスシリーズ1種のみであり、「トヨタ車」で軽に近い車を探す人は必然的にルーミーが候補に挙がってきます。
軽ハイトワゴン風に見えてゆったりとした普通車、黄色ではなく白ナンバーというのも一つのポイントかもしれません。
- 軽ハイトワゴンに比べ、室内空間がゆったり
- 普通のコンパクトカーに比べ、天井が高くて使いやすい
- お子さんからシニアまで乗りやすくクセがない
- トヨタ車で軽自動車のようなモデルを探す人にピッタリ
- 軽自動車風なのに白ナンバー
ルーミーをカーリースした場合の人気5社を徹底比較
ここまで、ルーミーをカーリースするのがおすすめな人や、ルーミーの特徴、魅力を見てきました。
それでは、ここからはルーミーを実際にカーリースした場合の月額料金を人気5社でシミュレーションしていきます。
今回はルーミーの基本グレードである「X(2WD)」を選び、リース期間は7年、同クラスのメンテナンスとオプション装備をチョイスして各社を比較してみました。
ただし、「リースナブル」のみ7年プランがないため5年プランでご紹介しています。
KINTO
カーリース名 | KINTO |
---|---|
グレード | ルーミー X(2WD) |
リース年数 | 7年(84回払い) |
月額料金 | 34,870円(ボーナス払いなし) |
月額料金に含まれるもの |
|
メンテナンスプラン | 「トヨタメンテナンス」を選択 |
メンテナンス項目 |
|
オプション装備 |
|
走行距離制限 | 1,500km/月 |
KINTOでルーミーをカーリースすると月額34,870円となりました。
他のカーリースではあまり見られない「任意保険コミの金額」となっており、大変お得です。
定額カルモくん
カーリース名 | 定額カルモくん |
---|---|
グレード | ルーミー X(2WD) |
リース年数 | 7年(84回払い) |
月額料金 | 36,042円(ボーナス払いなし) |
月額料金に含まれるもの |
|
メンテナンスプラン | 「シルバー」を選択 |
メンテナンス項目 |
|
オプション装備 |
|
走行距離制限 | なし(リース期間7年以上の場合) |
定額カルモくんでルーミーをカーリースすると月額36,042円となりました。
メンテナンスプランに「返却時の原状回復費用補償」までが含まれており、充実しています。
リースナブル
カーリース名 | リースナブル |
---|---|
グレード | ルーミー X(2WD) |
リース年数 | 5年(60回払い) |
月額料金 | 34,100円(ボーナス払いなし) |
月額料金に含まれるもの |
|
メンテナンスプラン | 「シンプルプラン」を選択 |
メンテナンス項目 |
|
オプション装備 |
|
走行距離制限 | プランにより異なる |
リースナブルでルーミーをカーリースすると月額34,100円となりました。
ただし、これは5年リースでの金額ですので、他リース会社の7年リースシミュレーションと違うことに注意しましょう。
コスモMyカーリース
カーリース名 | コスモMyカーリース |
---|---|
グレード | ルーミー X(2WD) |
リース年数 | 7年(84回払い) |
月額料金 | 34,870円(ボーナス払いなし) |
月額料金に含まれるもの |
|
メンテナンスプラン | 「シルバーパック」を選択 |
メンテナンス項目 |
|
オプション装備 |
|
走行距離制限 | 1,500km/月 |
コスモMyカーリースでルーミーをカーリースすると月額34,870円となりました。
コスモMyカーリースでは系列SSでのガソリン代割引サービスもあるので、合わせてお得になります。
MOTAカーリース
カーリース名 | MOTAカーリース |
---|---|
グレード | ルーミー X(2WD) |
リース年数 | 7年(84回払い) |
月額料金 | 37,290円(ボーナス払いなし) |
月額料金に含まれるもの |
|
メンテナンスプラン | 「通常パック」を選択 |
メンテナンス項目 |
|
オプション装備 |
|
走行距離制限 | なし |
MOTAカーリースでルーミーをカーリースすると月額37,290円となりました。
オプション装備のパック内にドラレコも含まれており、また走行距離制限がないのも嬉しいポイント。
また最安値挑戦中で、他リースサービスより高い場合は値引きしてくれる可能性があります。
ルーミーをカーリースした場合の安い順ランキング
月額料金のシミュレーションはいかがでしたでしょうか、リース会社各社ともそれぞれ特色があり、自分に合ったカーリース会社を選ぶことが大切になります。
それではここから、上記のシミュレーションをもとにカーリース会社を安い順ランキングにして、あらためてリース会社をご紹介していきましょう。
なお、安い順といってもプランや個別の状況により詳細がかなり異なってきますので、あくまで参考としてご検討ください。
1位:KINTO
カーリース名 | KINTO |
---|---|
取扱い車種 | トヨタ車・レクサス車の一部 |
オプション装備 | 所定パッケージから選択 |
月額料金 | 月額1万円台~(ルーミー例:34,870円) |
契約期間 | 3年・5年・7年(レクサス車は3年のみ) |
走行距離の上限 | 1,500km/月 |
KINTOはトヨタが運営するカーリースで、トヨタ車とレクサス車を取り扱っています。
シミュレーションではルーミーが7年契約で34,870円となりました。
これよりさらに安い金額のリース会社もありましたが、KINTOの特徴である「任意保険コミである」という部分を考え合わせるとルーミーをカーリースするには最も安いリース会社と言えるでしょう。
もちろんルーミーはトヨタ車なので、メンテナンスのお任せも安心。
メーカーならではの安心感と任意保険込みという他にないサービスを合わせ、なおかつ安さにこだわる他社にもまったく引けを取らない月額料金ですから、ルーミーをカーリースするならKINTOは必ずチェックしておきましょう。
2位:リースナブル
カーリース名 | リースナブル |
---|---|
取扱い車種 | 乗用車約30車種、商用車約7種 |
オプション装備 | 所定パッケージから選択 |
月額料金 | 月額6,600円~(ルーミー例:34,100円) |
契約期間 | 3年・5年 |
走行距離の上限 | プランにより異なる |
リースナブルは、新車が月額6,600円からという、その名の通りリーズナブルなカーリース会社です。
3年と5年というかなり短めの契約期間のみのプランですが、5年プランでのシミュレーションでルーミーが月額34,100円でした。これは他社の7年プランの月額とほぼ同じ金額です。
もし他のリース会社でルーミーを5年プランで借りるなら7年プランより割高になりますので、総合的に考えてリースナブルの料金はお得ということになります。
3位:コスモMyカーリース
カーリース名 | コスモMyカーリース |
---|---|
取扱い車種 | 国産全車種から選べる |
オプション装備 | 自由に設定可能 |
月額料金 | 月額8,140円~(ルーミー例:34,870円) |
契約期間 | 3年・5年・7年・9年 |
走行距離の上限 | 月500km、1,000km、1,500kmから選べる |
コスモMyカーリースはガソリンスタンドでおなじみのコスモ石油が運営するカーリースです。
シミュレーションではルーミーが7年契約で34,870円となりました。
ガソリンスタンド系列ならではのサービスとして、メンテナンスの内容が充実しており、整備や消耗品交換を安心して任せられる点が挙げられます。
またリース契約するとガソリン代が割引きになるサービスもあり、燃料代を合わせて考えるとお得なカーリースです。
4位:定額カルモくん
カーリース名 | 定額カルモくん |
---|---|
取扱い車種 | 国産全車種から選べる |
オプション装備 | 自由に設定可能 |
月額料金 | 月額1万円台~(ルーミー例:36,042円) |
契約期間 | 1~11年まで1年単位で選べる |
走行距離の上限 | 1,500km/月(リース期間6年以下の場合。7年以上は制限なし) |
定額カルモくんは、新車が月額1万円台からという業界最安値を実現するカーリース会社です。
シミュレーションではルーミーが7年契約で36,042円となりました。
定額カルモくんのカーリースはコレという際立った特徴はあまりありませんが、全体的に手堅く安心感があります。
ユーザーのニーズに合わせて契約期間が自由に選べる点や、リース終了時の残価精算のないクローズドエンド契約である点も嬉しいポイントです。
5位:MOTAカーリース
カーリース名 | MOTAカーリース |
---|---|
取扱い車種 | 国産全車種から選べる |
オプション装備 | 自由に設定可能 |
月額料金 | 月額5,610円~(ルーミー例:37,290円) |
契約期間 | 5年・7年・11年 |
走行距離の上限 | なし |
MOTAカーリースは、老舗の自動車メディアMOTA(モータ)が運営するカーリースです。
シミュレーションではルーミーが7年契約で37,290円となりました。
今回ご紹介した5社の中では一番高い結果となりましたが、MOTAカーリースは残価設定がないため、走行距離の制限がなく車のカスタムも自由であるのは大きなポイントです。
またオプション加入により、契約終了時に車をそのままもらうことも可能。
ルーミーは年代を問わず長く楽しめる車ですので、旅行好きや日々の通勤で長距離を乗る方はMOTAカーリースでルーミーをリースし、そのままマイカーにするのもおすすめです。
カーリースでお得にルーミーに乗ろう!
今回は、トヨタ ルーミーの特徴や魅力、お得なカーリース5社のランキングなどをご紹介しました。
ルーミーはコンパクトカーと軽トールワゴンのイイトコ取りをしたようなクルマです。
お子さんからシニアにまで愛され、飽きの来ない、使い勝手のいいモデルとなっています。
軽自動車が気になるトヨタ車ユーザーにも人気があり、最近特に売り上げ台数が伸びて注目を集めているため、カーリースでも納期が延びる傾向にあります。
カーリースのルーミーが気になる方はこの記事を参考に、ぜひ早めにチェックしてみてください。
◆今回の記事が気になった方におすすめの記事はコチラ!
↓↓↓
【最新】軽自動車のカーリース人気車種ランキング!安くておすすめはどれ?