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交通事故証明書とは?交通事故証明書の取り方から注意点まで徹底解説!

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交通事故にあったらその場で警察への連絡やけが人の救護などをして、後日に任意保険を使って補償を受けるのが一般的な流れです。

任意保険による補償を受けるために必要な「交通事故証明書」ですが、内容を詳しく知っていて取り慣れているという方は非常に少数なはず。

今回は交通事故証明書とは一体なんなのか、そして取り方や注意点まで解説していきます。この記事を読んで、いざという時にも冷静に対応できるように備えておきましょう。

交通事故証明書ってどんな書類?

交通事故証明書はその名の通り「交通事故が発生したことを客観的に証明する書類」です。事故発生日時や場所・状況などが記載してあります。自動車安全運転センターという警察庁所轄の組織が発行します。

交通事故証明書はどんな時に必要?

交通事故証明書は、下のように様々な場面で有用な書類です。

  • 任意保険(自分・相手)から補償を受けるとき
  • 自賠責保険から補償を受けるとき
  • 通退勤中の事故で労災保険を利用するとき
  • 交通事故が起因するケガの治療で会社を休むとき
  • 交通事故の示談,調停,訴訟をするとき

交通事故関係の出来事を処理するほとんどの場面で、交通事故証明書が必要です。

交通事故証明書の申請から交付、郵送までの期間

交通事故証明書は様々な取得方法があり、手元に届くまでの期間が異なります。

  • 自動車安全運転センター(発生場所の管轄)での申請:即日
  • 自動車安全運転センター(発生場所以外の管轄)での申請:10日前後
  • 郵便局での申請:10日前後
  • インターネットでの申請:10日前後

事故が発生した箇所を管轄する自動車安全センターに行けば即日発行できます。ただし、事故発生直後は事故の情報がセンターまで届いておらず発行できない可能性もあります。事故発生から数日後に発行手続きをしてください。
それぞれの詳しい取得方法を以下で説明していきます。

交通事故証明書の取り方

交通事故証明書の取り方は以下の4種類あります。全ての方法で発行手数料が600円必要で、方法によっては別途振込手数料が必要です。
また、郵送で入手する場合は交通事故証明書に記載の住所以外への郵送は不可なことも覚えておいてください。

郵便局で申請

自動車安全運転センターや警察署で自動車事故証明書申請用紙をもらい、必要事項を入力して郵便局の窓口で手数料の支払いをして手続き終了です。郵便局のATMでも手続き可能です。後日郵送で手に入ります。

自動車安全運転センター窓口で申請

自動車安全運転センターで申請用紙をもらったら、そのまま窓口で手数料を支払って申請できます。事故発生場所の管轄の自動車安全運転センターであったら即日交付できるので、最も早く証明書を入手できます。

インターネットで申請

自動車安全運転センターのホームページから申請可能です。公式ページから氏名や住所・事故内容などを入力しコンビニなどでお金を振り込めば自宅に郵送されます。

自動車保険加入者は保険会社から申請

保険会社が代行して交通事故証明書を取得できます。なので、保険会社に保険金を請求する場合は自分で証明書を取得せず保険会社に任せるケースが多いです。

交通事故証明書の申請に関する注意点

交通事故証明書の申請にはいくつか注意点があります。事故の証明になる大切な書類なので、注意点をよく把握して必要なときに確実に入手できるようにしましょう。

警察に事故の届け出をしていないと発行できない

交通事故証明書を発行する自動車安全運転センターは警察庁管轄です。事故があったことを警察が把握していない場合は発行できません。交通事故にあったら必ず警察に連絡することを忘れないようにしてください。

交通事故証明書を申請できる人は決まっている

交通事故証明書を申請できる人は以下のように決まっています。

  • 交通事故の加害者
  • 交通事故の被害者
  • 交通事故証明書の交付を受けることについて、正当な利益がある方(損害賠償の請求権のある親族・保険金の受取人など)

また、委任状を用意すれば代理人の申請も可能です。ただしインターネットからの申請は代理人を立てられず本人のみなことに注意してください。

交通事故証明書には申請期限がある

交通事故証明書には以下のように申請期限が定められています。

  • 人身事故:事故発生から5年間
  • 物損事故:事故発生から3年間

申請期限を過ぎたら発行不可になるので注意してください。
 

交通事故証明書はいざという時に大活躍する書類

交通事故証明書の概要について解説してきました。取り慣れている方は少ない書類ですが、誰しも取得する可能性があります。

事故を起こしたら必ず警察に連絡することを覚えておいてください。もし連絡を怠ると交通事故証明書の発行ができなくなります。

事故を起こすとパニックになってしまいますが、正しい知識を頭に入れておいて、いざという時に備えておきましょう。

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