アウディ・ジャパンは、アウディのミッドサイズSUV「アウディQ5」のフルモデルチェンジを行い、10月2日より発売を開始しました。新型の価格は、657万円~887万円です。
8年ぶりのフルモデルチェンジで2代目へ進化したQ5は、プラットフォームを一新し、最新世代のA4などと同じ「MQBevo」のモジュラープラットフォームを採用しています。
これによりボディサイズはややワイドとしながらも、徹底した軽量化により先代比60kgも軽く仕上げられているのが特徴です。
最新のアウディアイコンを取り入れたスポーティなエクステリアを持ち、先代よりも広々したキャビンスペースを実現。ラゲッジルーム容量も通常時で先代比+10Lの550Lを確保。最大で1550Lまで拡大できるので、日常から週末のレジャーまで幅広い用途に応えてくれます。
アウディの先進性が最も感じさせるダッシュボードは、8.8インチの高解像度液晶モニターを装備。より多彩な操作性を実現したセンターコンソール上のタッチパッドも加えられています。またオプションでメーターパネル自体をモニター化できる「アウディバーチャルコクピット」も選択可能となります。
「Audi connect」と呼ばれるコネクテッド機能強化も新型の魅力のひとつ。インフォテイメントシステムからのインターネット接続や専用オンラインサービスに加え、専任のオペレーターサービスまで対応。さらに緊急時自動通報を行うSOSコールや故障時など車載システムからのロードサービスの要請なども行えるようになっています。
パワートレインは、Q5用の252ps/370Nmの2.0L TFSIエンジンと7速SトロニックとSQ5用の354ps/500Nmの3.0L TFSIエンジンと8速ティプトロニックの2タイプのみ。どちらもアウディのAWDシステム「クワトロ」が搭載されています。
先進の安全運転支援機能も搭載され、10km/h~85km/hの速度域で前方100mの他車や歩行者を検知し、警告や自動ブレーキ作動で事故の回避や被害軽減を図る「アウディプレセンスシティ」、65km/h~250 km/hの領域で車速や前走車との車間維持を行うACCを標準装備するほか、2017年12月以降のデリバリーされるモデルからは、65km/h以下の渋滞した自動車専用道路で、加減速から停止、同一車線内走行のためのステアリングアシストを行う自動運転レベル2の機能の「トラフィックジャムアシスト」、65km/h以上で走行中、車線逸脱回避のステアリングアシストを行う「アウディアクティブレーンアシスト」なども標準化されるそうです。
グレード構成はシンプルで、Q5は、Q5 2.0TFSIクワトロとこれをベースにした250台限定のファーストエディション、そして、高性能仕様のSQ5の3グレードの展開となります。
発表会場には、ゲストとして、モデルや女優として活躍する「すみれ」さんが登壇し、齋藤 徹アウディ・ジャパン社長とのミニトークショーを行い、イベントを盛り上げてくれました。
text & photo by OHTO Yasuhiro