車内は肩こり、腰痛、目の疲れなど、体のお疲れがたまりやすい環境。体がだるくなると、心まで憂鬱になりますよね。そこでドライブ中の小休止に簡単にできて、即効性のある、ヨガのスパイスを加えた、ドライブ用エクササイズを紹介。
エクササイズを教えてくれたのは、カーライフアドバイザーであり、ヨガ講師でもある鈴木珠美先生です。
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眉間をプッシュしてリフレッシュ
運転は集中しているので目が疲れを感じるかたは多いと思います。とくに雨の日はまばたきの回数が減るので、眼精疲労を感じやすくなります。目が疲れると、頭痛や肩こりが出ることも。
そこで小休止に定期的に行いたいのが、酷使している瞳のケア。両手を組んで親指を立てて、眉間に親指を当て、じわーっと指を押し当てていく。約30~60秒。呼吸は鼻呼吸でゆっくりと鼻から息を吸って、鼻からゆっくりと吐き出しながら行うと、緊張していた体もほぐれます。頭もすっきりしてくるので、リフレッシュにも最適です。
後頭下筋群をほぐして、目も頭もすっきり
後頭下筋群は、頭と首の境目にある筋肉です。この筋肉は目の動きと大きく関わっています。頭と首の境目に手を当てて、目を動かすと、目の動きと連動して筋肉が動いていることがわかります。頭と首の境目の筋肉をほぐすことで、血の巡りもよくなり、酸素も行き届くので、目の疲れだけでなく、頭もすっきりするはずです。
やり方は簡単。耳の後ろにある骨と骨をつないだラインが、頭と首の境目です。境目を指でもんでほぐすだけ。長時間デスクワークをしたときの疲れを癒すのにも有効です。即効性があるので、ドライブの合間に行いましょう。
Text:鈴木珠美(カーユニウーマン編集長&ヨガ講師)
Photo:小林克好