街中でもよく見かける、大人気の高級ミニバンといえばトヨタ アルファードです。
押し出し感のある力強いフロントフェイスと豪華で快適な内装が好評を博していますが、高級ミニバンというだけあって価格も高級路線。
購入するにはややハードルの高いアルファードですが、カーリースを使えば月々定額でアルファードに乗ることができます。
そこで今回は、アルファードが借りられるカーリース5社を比較するとともに、アルファードをリースするメリット・デメリットなどをご紹介していきます。
アルファードのカーリースってどうなの?
トヨタの高級ミニバン、アルファードは人気が高く、憧れのクルマとなっています。
レンタカーやカーシェアなどでも借りられますが、数も少なく予約でいっぱいということもしばしば。
そんなアルファードですが、カーリースで借りることは可能です。
しかも、レンタカーのような「わナンバー」ではなく、見た目はマイカーのように乗ることができるのです。
大人気のアルファード!
トヨタ アルファードは2002年に登場した高級路線のミニバンで、当時すでに人気を博していた日産 エルグランドに対抗する形で発売されました。
価格やエンジンなどの点で優位に立ち、2015年のフルモデルチェンジでより迫力のあるフロントグリルを採用してからは、ミニバン市場で押しも押されぬ「アルファード一強」状態を築いています。
また2023年6月1日には8年ぶりに待望のフルモデルチェンジをチェンジを果たし、新車市場でより注目されている車種です。
では、その人気の秘密を見てみましょう。
高級感のある内外装
アルファードの魅力は何といっても、高級感のある内外装です。
外装では、大型のフロントグリルが特徴。メッキ加飾が豪華さと迫力を醸し出し、ひと目でアルファードだと分かる個性を打ち出しています。
内装では14インチのディスプレイオーディオや作りこまれているデザインから、ラグジュアリーな雰囲気となっています。
広々空間の居住性
2023年にフルモデルチェンジを果たしたアルファードは7人乗りのみの設定となっており、後席シートは快適性に優れています。
後席シートはキャプテンシートになっているため、ゆったり広々空間でくつろぐことができます。
今までは上級グレードにしか装備されていなかったパワーオットマン(電動の足置き)も、Zグレードから装備されており高級感が増していることも特徴です。
優れた安全性能
アルファードは快適さや高級感だけでなく、安全性能にも優れています。
アルファードはLサイズの大型ミニバンで、着座位置が高く重量があることで、取り回しの難易度はやや高めとなっています。
しかし、たとえば視界の高さゆえに白線が見えにくい、車の重心が高いためカーブが曲がりにくいといった事象に対しては、車線を中央を走るようハンドルサポートを行う「レーントレーシングアシスト」などが不安定さを補ってくれます。
その他にも自転車や歩行者を検知する「プリクラッシュセーフティ」やアクセルとブレーキの踏み間違いを防止する「インテリジェントクリアランスソナー」など様々な先進の安全装備が搭載されています。
アルファードをリースするメリット
このようにたくさんの魅力があるアルファードですが、カーリースで借りた場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。
- 月々定額、頭金なし
- メンテナンスパックで安心
- 業務用なら経費にできる
- 人気車なので残価が高い
まずアルファードの新車購入価格は500万円台後半~800万円台までと、グレードによってはかなり高額になってきます。
アルファードの魅力である高級感を堪能するにはやはり高級グレードや様々なオプション装備を選びたいところですが、購入するとなると負担が大きくなってしまうため、月々定額・頭金なしというメリットは大きいと言えます。
また取り回しの難しいLサイズミニバンであっても、カーリースの充実したメンテナンスパックであれば修理や車検などの際も安心です。
また、アルファードは高級サルーンとしてお客様のおもてなしをするにもぴったりですが、自営業で業務用として使う場合、カーリースであれば月々の支払いを全額経費として落とせるのもリースの利点です。
さらにアルファードならではのメリットとして、その人気の高さから中古車価格も高く、残価(乗り終わった時点での車の価値)が落ちにくいため、残価設定のあるカーリースならよりお得に借りやすくなるということが挙げられます。
アルファードをリースするデメリット
それでは逆に、アルファードをカーリースするデメリットはあるのでしょうか。
- 中途解約できない
- 走行距離制限がある
- カスタムできない
- モデルチェンジした場合、残価が下がる可能性
アルファードは上質な内装と周囲を見下ろすような視界の良さが人気ですが、床が高い分、お子さんやお年寄りの乗降性はそれほどよくありません。
内装にしても、大人がゆったりとくつろぐ設定になっており、小さなお子さんがシートを汚してしまっては台無しに。
しかし、カーリースでは基本的に中途解約ができないため、リース期間中に家族が増えたり用途が変わったりしても、すぐ乗り換えることができないのです。
またその他のカーリースの制限として、走行距離制限やカスタムの制限があります。
仕事で毎日長距離を走ったり、また豊富にあるアルファード専用カスタムを楽しんだりすることが出来ないのはデメリットと言えるでしょう。
そして、先程アルファードをリースするメリットとして残価が落ちないことを挙げましたが、アルファード人気がこのまま続いたとしても、フルモデルチェンジ時は要注意です。
カーリースの残価設定では契約終了時の市場価値が反映する「オープンエンド方式」と反映しない「クローズドエンド方式」があります。
一般に、車がフルモデルチェンジを行うと現行車は「先代モデル」となり、価値が下がってしまいます。すると「オープンエンド方式」の場合影響が出て、清算金が必要になる場合があります。
アルファードは2023年にフルモデルチェンジして現在は4代目なので、新型情報は数年先と言えることから残価が下がる心配はないでしょう。
アルファードのカーリースが合う人
アルファードをリースする場合、上記のとおり、メリットもデメリットもあります。
そんな中でも、アルファードのカーリースが合う人もいます。
それでは、購入するのとカーリースを利用するのとでどんな違いがあるのか見てみましょう。
カーリースと購入の違い
新車を一括払いで購入する場合、頭金と初期費用、そして車両代金がかかります。アルファードの場合は約600万円~800万円以上かかり、かなり高額な貯金が必要となります。
また車を維持するには税金やメンテナンス代、保険料、車検費用などもその都度かかってきます。
カーリースと購入との違いとして大きいのは、カーリースは頭金不要で月々定額のリース料を払うことです。
残価設定のあるカーリースであれば、リース終了時の残価をあらかじめ車両価格から引いた残りを月で割って支払うため、残価が高い車ほどお得に借りることができます。
また税金やメンテナンス代、保険料、車検費用などの維持費は月額料金にコミコミになっているため、リース料以外はガソリン代と駐車場代などだけの出費で済みます。
カーリースとカーローンの違い
カーローンを利用して新車を購入した場合、まず最初に頭金と初期費用がかかり、その後は月々ローン代+金利がかかります。
一括払いよりは少ないにしろ、頭金と初期費用だけでも最低100万円以上のまとまった金額が必要です。
また、ローン代は月々ほぼ定額とはいえ、税金やメンテナンス代、保険料、車検費用などがその都度かかるため、月の出費はバラバラになります。
ローンと比較して、カーリースであれば上述のように維持費もコミコミのため毎月の出費が読みやすく、家計の管理もしやすいのが特徴です。
充実したメンテナンスパックを選べばオイル交換代や車検代なども月額料に含まれるので、ふいの出費に慌てることはありません。
カーリースはこんな人にオススメ
以上のことを踏まえると、アルファードのカーリースをおすすめしたいのはこんな人です。
- 頭金なしで乗りたい人
- 月々定額で安定した家計がいい人
- 支払いが一本化されている方がわかりやすい人
- 走行距離が多くなく、カスタムしない人
アルファードをカーリース出来るサービス5選
それではここで、アルファードのカーリースができるサービスを5つご紹介しましょう。
今回はそれぞれの公式サイトから、アルファードのZグレードのカーリース料金を紹介します。
おすすめその①:定額カルモくん
- 2024年3月時点では注文不可
「定額カルモくん」は、全国30,000店舗以上の提携する整備工場でメンテナンスが受けられるカーリースです。
最長11年まで1年単位でリース期間を選ぶことができ、月額料金を安く抑えることができます。
またクローズドエンド方式の残価設定なので、契約終了時の追加清算の心配はありません。
さらに、契約時に「乗り放題オプション」を申し込んでおけば、契約終了後にリース車両を返却することなく、愛車として乗り続けることも可能です。
おすすめその②:ニコノリ
- 月額56,075円~
(グレード:Z/リース期間5年/ボーナス払いなし)
ニコノリは、全国どこでも新車を納車してもらえるため、自宅にいながら契約ができるカーリースです。
契約はネットで完結できることから、店舗にいく必要がなく忙しい方でも申し込みやすい特徴があります。
車やカーリースプランについてわからないことがあれば、専属アドバイザーへ相談も可能です。
複数の信販会社と提携しており審査に通りやすい特徴もあるため、まずはアルファードが契約できるか審査に申し込みましょう。
おすすめその③:KINTO
- 月額80,630円
(グレード:Z/リース期間5年/ボーナス払いなし)
「KINTO」はトヨタ車とレクサス車を扱うカーリースです。
トヨタが運営しているため、メンテナンスや点検などもすべてディーラーに任せられるので、安心感のあるカーリースと言えます。
またKINTOの月額料金には自賠責保険だけでなく、任意保険料もコミになっているため、別途手続きをする手間も省けて利便性が高いことも特徴です。
おすすめその④:リースナブル
- 2024年3月時点では注文不可
業界で最安クラスの月額料金を実現しているのが「リースナブル」です。
安さの秘密は、リースナブル独自の車両割引や、オープンエンド方式の残価設定。下取り清算の際に査定額が残価を下回った場合に差額を支払う仕組みでこの安さを実現しています。
またリースナブルは途中解約やカスタムもOKな上、ディーラーより早いスピード納車も特徴。
気になる方は一度見積もりと審査申し込みをしてみましょう。
おすすめその⑤:MOTAカーリース
- 2024年3月時点では注文不可
「MOTAカーリース」は、老舗自動車メディアのMOTA(モータ)が運営するカーリースです。
残価設定をしていないため、契約後はクルマをもらうことができるほか、走行距離制限やカスタム制限もないので自由に乗ることができます。
リース期間は5年、7年、11年年から選べ、2種類用意されたメンテナンスパックでは全国5,500拠点の工場で整備を受けることができます。
また、新車のメーカー保証を走行距離無制限で7年まで延長する「新車7年延長保証」をオプションで付けることができる独自のサービスも魅力となっています。
まとめ
今回は、人気車種アルファードのカーリースについて、メリットやデメリット、お得に借りられるリース会社などをご紹介いたしました。
アルファードに乗ってみたいと思っても、購入するには金額がネックという方はたくさんおられると思います。
カーリースであれば、頭金なし・月々定額でアルファードに乗りはじめることができます。
カーリースの特性やデメリットなども踏まえた上で、ご自身にあったプランを検討してみることをオススメいたします。
※写真は公式サイトより引用しています
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