レーシングドライバーの塚本奈々美です。
女子カート部(JKB)は結成時から、「環境破壊の元凶とされるクルマがいかに地球にやさしくなれるか」を世に問うため、チームスローガンを「Love Earth Love Speed」としています。
女子カート部のスローガンは「LOVE EARTH LOVE SPEED」
そして、JEVRA(市販電気自動車の日本選手権)には2010年の第1回から出場、また10年、11年と「無限」のハイブリッドカーで、もてぎJOY耐・7時間耐久に参戦しました。
11年もてぎJOY耐7時間耐久にはTV番組の企画で無限のCRZを駆る
14年のJEVRA日本選手権、BMWi3 773号で奈々美が準優勝
15年、JEVRA日本選手権はベンツsmart773号で奈々美が優勝!
さらに10年~、EV普及を目的に近未来EVフォーミュラ電子コミック<OVERTAKE!>を企画・原作、あの「女帝」でも知られる倉科遼先生にプロデュースに頂いて配信スタート、このコミックではJKBメンバーも大活躍しています。
コミックOVERTAKEに登場する女子カート部メンバー
ERK(電動レーシングカート)では、11年以降、ジャパンEVフェスティバル(コンバートEV日本選手権)とERKジャパンカップで優勝を重ね、11年のもてぎK-TAI5時間耐久レース(エンジンカートレース)では、唯一のERKで5時間、55周回を走破して新記録を樹立するなど、ERKでは国内No.1の地位を不動のものとしています。
11年、ジャパンEVフェスティバルでERK日本チャンピオン獲得、同レースに出場した片山右京選手と
13年、エキサイティングGoGoEVフェスで優勝した奈々美
13年、ERKカップジャパンは奈々美と奈々花コンビでシリーズ年間チャンピオンも獲得
今年も11月3日に筑波で開催されるジャパンEVフェスティバルに出場する予定です。
14年のジャパンEVフェスティバルは、EVクラス、ERKクラスで準優勝、ダブル表彰台となった
15年のジャパンEVフェスティバルで日本一奪回!(サリア、奈々花、さやか)
12年にはビート(ノーマルエンジン車)にマイクロハイブリッドシステムを搭載してハイブリッド化、8月のK4-GP10時間耐久(富士)で女子カート部3人による燃費改善の実証ランを実施、雑誌やDVDでも特集されました。
12年、K4GPに出場したマイクロハイブリット搭載ビート773号
また、これまでのEV活動を体系的にまとめて短大や専門学校、工業高校で講義をしたり、鳥取県のEV普及CMに出演したり・・・と、活動範囲が拡がっています。
鳥取EVプロモーションCMでは日産リーフに乗る
今や、ハイブリッドはもとより、EVや燃料電池車が普及し始め、自動運転なども近い将来実用化されるなど技術の革新が続きます。
そうした中、私は改めて女性や子供たちに向け、地球にやさしいエコ運転をテーマにしたイベントなどソフトなアプローチも手掛けたいなと思っています。
そう、「クルマはもっと地球にやさしくなれるのだから・・・」との想いとともに。
塚本奈々美 http://nana-jkb.com/
「くるまマイスター検定」アンバサダー