【カーライフ】ロングドライブを安全に楽しむための体と心のストレッチ


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足、首、肩、腰、お尻。運転疲れ、移動疲れで少しだるくなった体を小休止に簡単にほぐす方法をお伝えします。だるくなった体をリセットすると、心もすっきり! 安全に快適に移動時間を楽しむための体と心のストレッチです。

目次

水分補給と深呼吸


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知らず知らずのうちに疲れが溜まってしまうのがロングドライブ。楽しい仲間と出かけているとテンションも上がっているので疲れに気が付きにくいものですが、運転者は常に緊張している状態が続いているので、体と心は疲労しています。そこで大切なのが小休止です。小休止では水分補給と、合わせて深い深呼吸をして、血の巡りをよくさせることがお疲れを流すコツ。意識的に深い呼吸を行いましょう。

靴を脱いで足裏をほぐそう


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同じ姿勢が続く車内では運転者はもちろん、同乗者も下半身がだるくなりがちです。そんなときは足裏をほぐして下半身のお疲れを解消。やり方は簡単。足裏をまんべんなく手の親指で押してほぐします。また便利なのがゴルフボールやテニスボール。ボールを地面に置き、靴を脱いで、少し体重をかけるように足裏でボールを踏みながら転がします。これだけでも血の巡りがよくなり、下半身がすっきりしてくるはずです。

首まわりをほぐそう


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車内では猫背になりやすく、首が前に出やすい状態です。この姿勢が続くと首コリからくる頭痛も起こりやすくなります。ドライブの小休止では首回りのストレッチを行って、すっきりさせましょう。やり方は後ろで手を組み、組んだ手をどちらか片方の腰に当てます。息を吸い、息を吐きながら首を腰に置いた手の方向へ頭を倒します。約20秒キープしたら、反対側も同様に。続けて、首を回します。息を吸いながら右から首を回し、息を吐きながら正面に戻ります。これを2回。反対側も同様に行います。

肩甲骨を動かそう


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首まわりをほぐしたら、肩甲骨を動かして肩まわりもすっきりさせましょう。両肘を曲げて肩の高さにセットします。息を吸って背筋を伸ばし、息を吐きながら肘と肘を背中で寄せ合います。肩甲骨と肩甲骨を背骨で挟むようなイメージです。この動作を5~10回繰り返しましょう。血の巡りがよくなり、肩まわりがすっきりとしてくるはずです。

腰痛予防に腰回りストレッチ


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長時間の運転が続くと、腰回りの筋肉が硬くなり、だるさが出てきます。もともと腰痛持ちの方ならなおさらロングドライブは憂うつなものです。そこで行いたいのが腰回りのストレッチ。腰幅に足を開き、背筋を伸ばし、両手は腰に添えます。脚の付け根から骨盤を前に押し出し、次に腰を右にスライドさせ、脚の付け根からお尻を後ろへ突き出し、続けて左に腰骨をスライド。前、右、後ろ、左の4点を通るように腰を回します。右回しを行ったら、左回しも行います。各5、6回繰り返しましょう。腰回りは上半身と下半身をつなぐ場所。硬くなった腰回りをほぐして、鈍い腰回りの疲れを流しましょう。

腰まわり&お尻のストレッチ


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ロングドライブで硬くなりがちな腰からお尻につながっている筋肉をほぐします。椅子に座って右足首を左太ももの上に乗せます。息を吸って背筋を伸ばし、息を吐きながら脚の付け根から体を前に倒します。なるべく背筋は伸ばしたままキープすることが腰からお尻まわりの筋肉を伸ばすコツ。約20秒キープしたら、反対側も同様に行います。腰痛予防にも効果が期待できるストレッチです。

ロングドライブを安全に快適に楽しむためには1時間半に1度、休憩時間をとることが大切です。首や肩、腰まわりがだるく、重くなってくると、集中力が落ちてきます。集中力を取り戻すためにもリフレッシュ休憩では軽く体を動かして、心をほぐすことがポイント。運転者だけでなく、同乗者も一緒にストレッチを行って、車との移動時間を楽しみましょう。

text by カーライフアドバイザー&ヨガ講師 鈴木珠美/beecar編集部

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