【車販売最前線コラム】ボディカラーは車選びでも重要なポイント!

皆さん、こんにちは。自動車販売店向け研修講師兼ライターの内田です。

こちらのコラムでは、長く中古車業界に携わってきた経験から、皆さんの中古車購入に役立つ情報をお話しています。

目次

中古車選びで重要なポイントとなるボディカラー

「車は洋服と同じ」と言う人もいて、車のボディカラー選びは重要なポイントになるでしょう。

ボディカラーが中古車の価格を左右する

クラウン、フーガ、レクサスGSなど、こだわりのラグジュアリーセダンの中古車を探す人にとって、ボディカラーは重要なポイントとなります。ブラック、パールホワイトなど定番の人気色がある一方で、シルバーは意外と人気が無いですし、ワインレッドは好みが分かれるところです。よって、中古車の中でも、特にラグジュアリーセダンは、ボディカラーによって中古車の価格が大きく変動しがちなカテゴリーとなっています。車種によっては価格が数十万円も変わってくる場合があります。

ボディカラーの選び方は?

これは、気に入ったカラーを選べば良いだけです。ただ、新車の場合は欲しいボディカラーをオーダーすれば良いのですが、中古車の場合はそうはいきません。中古車は、所有者が手放さない限り生まれてきません。よって、基本的に流通している中から探すしかないのです。つまり、無い時は無いのです。

ですから、私の場合は、中古車を選ぶ際にボディカラーはあまりこだわりません。しかし、「何色でも良いのか?」というわけでもありません。好きなカラーを選ぶのではなく「このカラーだけは絶対にイヤだ」というのを決めるようにしています。もちろん、「絶対にイヤ」というカラーが無い場合も、車種によってはあります。

絶対NGだったカラーを買ってみたら・・・アレ!?

私事ですが、ある輸入車の中古車を購入しました。その車を探す際、「絶対にイエローだけはイヤだ」と思っていましたが、結局購入したのはイエローでした。その車のカタログではイメージカラーだったイエローですが、市場では不人気で価格が安かったですし、実物を見ると意外と悪くなかったのです。周囲の反応も「輸入車だとこういうカラーに乗りたいよね」と概ね好評なのは意外でした。

「下取りで査定が低くなるよ」と言われることもありますが、元々の購入価格が安いので、そこは気にしません。ブルーやブラックにしておけば、乗り込む度に「わが愛車よ、なんてカッコいいんだ」とホレボレしたのかもしれません。しかし、イエローでも私のところに来れば“愛車”ですから、乗る度に愛着が増しています。しかも、イエローはカタログでイメージカラーだったのです。

「この車はイエローで売り出そう!」と思ったメーカーの人、デザイナーがいるハズ。つまり、イエローを“良し”とした私の思考は、メーカーの人たちと同じだったのかも!?そんなポジティブな思考になることができました(笑)。

ボディカラーは楽しんで選ぶ!?

一般的に市場での人気がイマイチなボディカラーのダークブルーですが「昼間はダークブルー。しかし夜は“ブラック”にしか見えない!つまり2つのカラーを楽しめる!?なんて欲張りなカラーだ」と思いませんか?

このように、中古車の場合、どんなボディカラーでも否定をせず、ポジティブな思考で見ていくと、楽しく選べそうですよね♪

これからも、ときどきこうしたクルマ購入ノウハウをご紹介していきますので、よろしくお願いします。

text by 内田憲志

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