ライフカードは年会費が無料でお得なポイントサービスもあり、初心者の方でも作りやすいクレジットカードです。
そんなライフカードに付帯するETCカードはどんな特徴があるのでしょうか。
この記事ではライフカードとそのETCカードについて、作り方や基本情報、口コミ・評判などをご紹介していきます。
ライフカードのETCカードの特徴
ライフカードは、ライフカード株式会社が発行するクレジットカードの中で基本となるスタンダードカードです。
ライフカードは独自の審査基準があるため審査が通りやすいと言われており、また年会費無料で作れるためクレジットカード初心者をはじめとした幅広い方が利用しています。
そしてライフカードを作ると、その追加カードとして「ライフETCカード」を発行することができます。
では早速、そのライフETCカードの特徴を見ていきましょう。
発行費用・年会費が無料
ライフETCカードは発行手数料が無料、年会費は初年度無料となっています。
次年度以降の年会費は1,100円(税込)ですが、年に1度でもライフカードかライフETCカードを利用した場合、翌年の年会費は無料となります。
日常的にライフカードを使う方であれば、実質無料と言っても過言ではないでしょう。
ライフカード自体の年会費も無料なので、クレジットカードとETCカードの両方を年間コスト無しで維持できるのは嬉しいポイントです。
ライフカードをすでに持っていれば審査不要
ライフカードをすでに持っている方であれば、ライフETCカードの発行に際して審査は不要となっています。
はじめにライフカードを作る際の審査さえ通ってしまえば、ETCカードは審査なしで追加できるため安心です。
学生も学生専用ライフカードでETCカードが作れる
ライフカードには、主に大学生用として特化した「学生専用ライフカード」というカードもラインナップされています。
学生専用ライフカードは満18歳以上満25歳以下で、大学・大学院・短期大学・専門学校に現在在学中の方が申し込めるクレジットカードです。
カード利用可能枠は30万円までと少なめですが、使い過ぎてしまうこともないため学生には安心のカードと言えるでしょう。
この学生専用ライフカードにも、ライフETCカードを追加することができます。
大学生や専門学校生でもETCカードを持てるので、卒業旅行などで車や高速道路を使いたい場合にもぴったりです。
ライフカード1枚に対しETCカード1枚まで
発行できるETCカードの枚数ですが、ライフカード1枚に対して追加できるライフETCカードは1枚までとなっています。
なお、家族カードを発行した場合でも、家族カードに対してライフETCカードの発行は行っていません。
他社カードではクレジットカード1枚に対しETCカードを複数枚発行できたり、家族カードでも家族名義のETCカードを発行できたりするため、ETCカードを複数枚使いたいという方にはライフカードは向いていないかもしれません。
ETCカードを1枚以上使う予定はないという方であれば、問題なく利用できるでしょう。
ライフカードでETCカードを作る方法
それでは、ここからライフカードで「ライフETCカード」を作る方法を具体的にご紹介します。
すでにライフカードを持っている場合と、ライフカードをイチから新規作成する場合とで作り方が異なりますので、順番に見ていきましょう。
ライフカードをすでに持っている場合
ライフカードをすでに持っている場合、ライフETCカードを作るのは簡単です。
ライフカードのインターネットサービスである「LIFE-Web Desk」にログインします。もしLIFE-Web Deskに未登録の場合は、まず新規登録を行いましょう。
ログインできたら、「ETCカード」または「ライフETCカード」案内ページから申し込みの入力を行います。別途書類を記入したり、提出したりする必要はなく手続きはWeb上で完結します。
申し込みはわずか数分で済み、その後最短6営業日で発行され、自宅に郵送されます。
前述のとおりETCカード発行に際して審査はないため、スムーズに郵送されるでしょう。
ライフカードを持っていない場合
まだライフカードを持っていない方の場合は、ライフカードを新規作成するところからはじめます。
まずはライフカード公式サイトにアクセスし、「申し込む」ボタンから必要項目を入力していきます。
そこで「ETCカードを申し込む」を選択すると、クレジットカードとETCカードの同時申し込みができますので、ここにチェックを入れておきましょう。
なお、もしここでチェックを忘れてしまったとしても、前項の「ライフカードをすでに持っている場合」の手順で後から申し込むことが可能です。
必要事項の入力が済むと審査が行われ、審査に通ると先にライフカードが最短2営業日で発行され、郵送されます。ライフETCカードは、申し込みから2週間ほどで別送となります。
クレジットカードが届いたのにETCカードが届かないと不安になってしまいますが、これはライフカードに限らない一般的な流れなのでご安心ください。
ETCカードはあくまでクレジットカードに付帯して発行される追加カードであるため、まずはクレジットカードが発行され、情報登録などが反映されてからETCカード発行という流れになります。
ライフカードはクレジットカードの発行スピードが早いので特に時間差が大きく感じてしまいますが、問題はありません。
ライフカードの基本情報
それではここで、ライフカードとライフETCカードの基本情報を表にまとめておきます。
カード名 | ライフカード |
---|---|
申し込み対象 | 18歳以上 |
クレジットカード年会費 | 無料 |
クレジットカードポイント還元率 | 0.5%(1,000円ごとに1ポイント、1ポイント5円相当) |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
海外旅行保険 | なし |
電子マネー対応 | Apple Pay、Google Pay |
追加可能カード | 家族カード、ETCカード |
クレジットカード発行スピード | 最短2営業日 |
ETC年会費 | ・初年度:無料 ・次年度以降:1,100円(税込) ※年間でカード(ETCカード含む)を1度でも利用すれば無料 |
ETC発行手数料 | 無料 |
ETCポイント還元率 | なし |
ETC発行可能枚数 | ライフカード1枚につきETCカード1枚 |
ETCカード発行スピード | 最短6営業日 |
ライフETCカードでは、ETC利用をしても残念ながらポイント還元がありません。
ETCをよく使う方であればもったいないと感じてしまうかと思いますが、ライフカードにはETC利用以外のポイントが大変お得になるプログラムがあります。
ライフカードのお得なポイントサービスについては次項で詳しくご紹介します。
ライフカードはポイント還元率がすごい!
ライフカードは、業界最高水準のポイントプログラムを備えたお得なクレジットカードです。
ライフカードの通常のポイント還元率は0.5%ですので一般的なクレジットカードと変わりませんが、ライフカード独自のポイントプログラムにより、工夫次第でポイントがお得にためられる仕組みになっています。
では、お得なポイントプログラムをひとつずつ見ていきましょう。
初年度はポイント還元率が1.5倍にアップ
ライフカードでは、初年度のポイント還元率が1.5倍にアップします。
初年度というのは入会時から丸1年間のことですので、ポイント還元率がお得なこの期間を見逃さずにカードを利用するのがいいでしょう。
毎月の固定費やいつものショッピングなどをライフカードで支払えば、それだけで多くのポイントをためることができます。
なお、クレジットカードのポイントには有効期限があり、1~2年で失効してしまうカードが大半です。しかしライフカードではポイントの有効期限が5年に設定されており、長い間失効せずためつづけることが可能です。
ポイントはグルメや家電などの人気アイテムと交換することができますが、有効期限が5年あれば希望のアイテムに届きやすくなるでしょう。
またライフカードのポイント交換先はアイテムだけでなく他社ポイントや電子マネー、現金キャッシュバックも可能なので、使い道に困ることもありません。
誕生日月はポイント還元率が3倍にアップ
ライフカードではご自身の誕生日月の1ヶ月間はポイント還元率が3倍にアップします。
例えば、通常月であれば月額5万円の利用で50ポイントが付与されますが、誕生月なら150ポイントがもらえます。
誕生月サービスは初年度だけでなく翌年度以降も毎年実施されるので、年間で1ヶ月間は必ず3倍のポイントがもらえることになります。これにより、年間で見ればライフカードのポイント還元率は0.5%を超えていると言っていいでしょう。
自分へのプレゼントや、日頃から欲しいと思っていたアイテムは誕生月に買うことでよりお得になります。
ライフカードを持つのであれば、誕生月3倍サービスを念頭に置いてカードを使うのがおすすめです。
L-Mallの利用でポイント還元率が最大25倍にアップ
L-Mallとは、ライフカード会員専用のインターネットサービスである「LIFE-Web Desk」会員限定のWEBショッピングモールです。
L-Mallには楽天やじゃらん、ディノスなどの有名ショップや人気ショップが約500店も掲載されています。
このL-Mallを経由していつものネットショッピングをし、支払方法をライフカードに設定するだけで、お店によっては最大25倍のポイント還元を得ることができます。
なお、ショップ利用によってたまるお店ごとのポイントは通常どおり付与されるので、いわばポイントの二重取りができることになります。例えば、L-Mall経由で楽天市場を使った場合であれば、楽天ポイントとL-Mall利用によるお得なライフカードのポイントが両方もらえるということです。
また、L-Mall経由で買うことを忘れないよう、「L-Mallナビゲーター」をダウンロードすればL-Mall掲載中のショップ閲覧中にアイコンで通知してくれます。ポイントを取り漏らさずお得にためましょう。
ステージ制度でポイント還元率が最大2倍にアップ
ライフカードでは入会初年度にポイント還元率が1.5倍となりますが、翌年度以降は「ステージ制プログラム」が適用され、前年の年間利用額に応じてステージが上がる仕組みとなります。
- 「レギュラーステージ」年間利用額50万円未満…ポイント1倍(ポイントアップなし)
- 「スペシャルステージ」年間利用額50万円以上(月額約4万2,000円)……ポイント1.5倍
- 「ロイヤルステージ」年間利用額100万円以上(月額約8万4,000円)……ポイント1.8倍
- 「プレミアムステージ」年間利用額200万円以上(月額約16万7,000円)……ポイント2倍
例えば、初年度に55万円利用した人であれば、翌年度は「スペシャルステージ」となり、初年度と同様にポイント還元率1.5倍で利用することができます。
一方、初年度に45万円利用した人の場合は、翌年度は「レギュラーステージ」となり、ポイント還元率は1.5倍から1倍に下がってしまいます。
利用額が多ければ多いほどポイントがたくさんもらえるため、毎月の固定費などはライフカードでまとめて支払うようにし、スペシャルステージ以上を目指すのがおすすめです。
ライフカードの口コミ・評判
使えば使うほどポイントがお得にたまるライフカードですが、実際に使っている人の口コミや評判はどうなのでしょうか。
ライフカードについての良い口コミ・評判とともに、悪い口コミ・評判も集めましたので、どちらも見ていきましょう。
ライフカードの良い口コミ・評判
まずは、ライフカードの良い口コミ・評判です。
- ETCカードが無料で作れて、実質的に年会費無料なのが良い。それほど車を使わないが、「とりあえずETCカードを持っておきたい」という場合におすすめ。
- ポイントの有効期限が5年なので便利です。他のカードだと失効を気にするのが面倒なので。誕生月にまとめて使って、数年かけてためていくことができます。L-Mallのポイントアップもお得で、バースデー旅行とかだと特にたくさんたまります。
- カードのデザインが青と黒で選べるのですが、ブラックがかっこよくていいです。
- カード申し込みから発行までが早く、4日で手元に届きました。急いでいたので助かりました。審査がちょっと不安でしたが無事に通り、新規入会や紹介のキャンペーン特典でたくさんポイントももらえました。
ライフカードの悪い口コミ・評判
続いて、悪い口コミ・評判も見ていきます。
- コールセンターの対応が悪く、何分もずっと待たされました。次にかけた時はそもそも全然繋がらなくて、問い合わせが進まなかったです。
- ETC利用でポイントがたまらないのが欠点。ETCメインで使うには向いてないと思う。
- ポイントがなかなかたまらない。誕生月は3倍とはいえ、利用金額が少ないとあまり意味はなく、ステージも上がらない。メインカードならともかく、サブカードとして持つメリットはあまりない気がする。
ライフカードの口コミ・評判からわかること
ライフカードについての良い口コミ・評判、そして悪い口コミ・評判からわかることは、以下のようになります。
ライフカードの通常のポイント還元率は0.5%と決して高くはありませんが、誕生月のポイント3倍やL-Mallでのネットショッピングを使いこなすと高還元率でポイントを得ることができます。
特に誕生月ポイント3倍は大きいので、これをうまく使えるかどうかがカギとなりそうです。
年間のカード利用額が少ないとステージも上がらず、誕生月やL-Mall利用でのポイントアップもそれほどの意味を成しません。
ライフカードをメインカードとして使い、毎月の固定費やネットショッピング代などをまとめて払うことでポイント還元率も活きてきます。
ライフETCカードでは残念ながらETC利用でのポイントがつきません。ただ、年間のETC利用があまり多くない方であれば、それほど損にはならないでしょう。
ライフカードをメインカードとして使っていればETCカード年会費は無料になるため、維持費なくETCカードを持つことができます。
「あまり車は使わないが、ETCカードは念のため持っておきたい」という方にピッタリです。
まとめ
今回は、ライフカードとそのETCカードについて特徴や作り方、口コミ・評判などをご紹介しました。
ライフカードは年会費が無料で、年に一度でもカード利用がある方であればETCカードの年会費も無料になります。
また、初年度はポイント1.5倍、誕生月はポイント3倍、ステージ制プログラム、ポイントの有効期限5年などポイントがお得にたまる仕組みがたくさん揃っています。
ETC通行料に対してポイントがつかないのが唯一のデメリットですが、ETC利用がそれほど多くない方であれば、それを補って余りあるメリットがあると言えます。
メインカードとしてポイントをため、お得に利用するのがおすすめです。