「1ヶ月だけ車を借りたい」「長期契約は避けたい」といったニーズにも、カーリースは対応可能です。従来のカーリースというと3年以上の長期契約が一般的でしたが、近年はライフスタイルの多様化に合わせて、一ヶ月からの短期プランを提供する会社が増えてきました。
短期カーリースなら、転勤や一時帰国、長期旅行など、期間限定で車が必要な場合でも柔軟に対応できます。また、新車購入を検討している方のお試し利用としても活用できるでしょう。
この記事では、一ヶ月カーリースの基礎知識から、メリット・デメリットまで詳しく解説していきます。
一ヶ月だけ利用できるカーリースはある?
一か月だけ利用できるカーリースについて、その特徴を解説します。
短期カーリースを選べば利用可能
短期カーリースのプランを提供している会社で契約することで、一か月という短期間でも車を利用できます。一時的な転勤や単身赴任、長期旅行での利用、車の購入を検討する前のお試し利用、季節限定の仕事での利用などいろいろなシーンで活用されています。
短期カーリースの特徴
短期カーリースは、レンタカーやカーシェアと比べて異なる特徴があります。
レンタカーとの違いは手続きの簡便さです。レンタカーは利用のたびに手続きが必要ですが、短期カーリースは契約期間中であれば1回手続きをするだけで同じ車を継続して使用できます。
カーシェアと比べると、車を占有できることが最大の違いです。カーシェアは他の会員と車を共有し、利用時間や返却場所に制約がありますが、短期カーリースでは契約期間中は自由に使用できます。料金面でも、頻繁に使用する場合は短期カーリースの方が割安でしょう。
特に通勤や仕事での使用、一時的な長期滞在など、定期的に車が必要な場合は、短期カーリースが最適な選択肢です。
一ヶ月利用のカーリースのメリット・デメリット
一ヶ月利用のカーリースのメリット・デメリットを紹介します。
一ヶ月利用のカーリースのメリット
- レンタカーなどと比べて費用が安い
- 車を使いたいときに使える
- 一般の車と同じナンバー表記
短期カーリースの最大のメリットは、レンタカーやカーシェアと比べて費用が安いことです。頻繁に利用する場合であれば、レンタカーの日額料金やカーシェアの時間単位の料金と比べて、月額定額制の短期カーリースの方が大幅に安くなります。
車を使いたいときに使えることも大きなメリットです。レンタカーやカーシェアのように予約や車の受け取りに手間がかからず、契約期間中はいつでも自由に車を使用できます。
一般の車と同じナンバー表記という点も重要なメリットといえるでしょう。レンタカーの場合、ナンバープレートが「わ」や「れ」なので借り物の車だとわかってしまいますが、短期カーリースの場合は通常のナンバーが付いているため、見た目で借り物と判断されることはありません。借りている車だとバレたくない人にとってうれしい利点です。
一ヶ月利用のカーリースのデメリット
- 契約期間中は解約できない
- 車庫証明の取得が必要
- 任意保険に加入する必要がある
最も注意すべき点は、契約期間中は解約できないことです。レンタカーやカーシェアは利用が終われば返却するだけですが、短期カーリースは契約期間の満了まで支払いの義務があります。仮にリースした車が一週間で不要になっても、一か月分の料金を支払わなくてはいけません。
また、普通車を契約するときは車庫証明の取得が必要です。車庫証明を入手するには警察署に出向く時間と手間、そして3,000円弱の費用がかかってしまいます。中には車庫証明を代理で取得してくれるカーリースもありますが、手数料が追加でかかる可能性があります。
さらに、任意保険への加入が必要という点も注意しましょう。レンタカーやカーシェアは保険料が料金に含まれていることが一般的ですが、短期カーリースでは別で任意保険に加入する必要があります。ただし、カーリース業者によってはリース料に任意保険代を含んでいる場合もあるので、契約内容は要確認です。
一ヶ月利用できるカーリース会社
一か月利用できるカーリース会社としてニコリースを紹介します。
一ヶ月利用できるニコリースの特徴
ニコリースは一か月からの超短期リースを専門としているカーリースサービスです。レンタカーの「ニコニコレンタカー」や中長期リースの「ニコノリ」と同じ会社が運営しています。
ニコリースのメリットは手軽さ、便利さです。最短一か月からリースできること、信販会社の審査がないこと、契約から最短5日で納車できることなどの利点があります。点検整備、車両保証も込みで、軽自動車を一か月リースする場合58,000円+税のリース料です。
一年以上の利用なら定額カルモくんがおすすめ
一年以上のリースの場合、短期リースに強いニコリースより、定額カルモくんをおすすめします。
定額カルモくんでは国内メーカーの車をリースでき、グレードやオプションも自由に選択可能です。通常の新車購入と変わらない柔軟なカスタマイズができるといってもよいでしょう。契約期間は1年から11年まで、1年単位で設定可能です。特に7年以上の長期契約を選択すると、走行距離の制限がなくなるという特典があるため、カーリースですがマイカー感覚で自由に車を使えます。
また、メンテナンスサービスは3段階(シルバー、ゴールド、プラチナ)から選択できます。エアコンフィルターなどの消耗品は自分で交換するという方は価格の安いシルバーを、全部リース会社にお任せしたい方はプラチナを、など予算や使用頻度に応じた最適なサポートプランを選べます。
さらに、中古車プランでは「マッハ納車」という迅速な納車サービスを実施しており、最短4日での車両提供が可能です。急ぎでの車両確保にも対応できる体制を整えています。
まとめ
一ヶ月だけ利用できるカーリースについてメリットとデメリットを紹介しました。
短期間でのカーリースは一時的な車の利用ニーズに適した選択肢です。レンタカーやカーシェアより安く便利に使える可能性も大いにあります。また、長期的な利用を検討している場合は、定額カルモくんのような長期契約型のサービスがよりお得です。
より詳しいカーリース会社の比較や最新のおすすめ情報については、最新のカーリースおすすめランキングの記事をご覧ください。各社の最新キャンペーン情報やお得な利用方法について詳しく解説しています。
関連記事
・おすすめのカーリースの契約年数とは?長期・短期のメリット・デメリットを解説