カーリースは、毎月定額で車に乗れる便利なサービスとして多くの方に利用されています。ただ、何かしらの理由でカーリースを使っていることを他人にバレたくない方も少なくないでしょう。
実際にカーリースだと他人にバレることはあるのでしょうか?
この記事では、カーリースが他人にバレるかどうか、またバレてしまう可能性がある場面について詳しく解説していきます。
他人にカーリースだとバレる?バレない?
他人にカーリースだとバレる可能性があるかどうかを解説します。
基本的に他人にカーリースだとバレない
車がリースであることはほとんど他人にバレません。普通に日常生活を過ごしていれば、他人があなたの車を見ただけでそれがカーリース車だと見抜くのは困難です。
以下で詳しく解説しますが、ナンバープレートも通常の自家用車と同じ形式であること、特別なステッカーや識別マークなども付いていないこと、日常の使用において他人が車検証など車の詳細情報を見る機会はほとんどないためです
ナンバーは普通車と変わらない
リース車のナンバープレートは通常の自家用車と同じ形式です。レンタカーは「わ」や「れ」ナンバーであればすぐにばれてしまいますが、リース車はリース車特有のひらがなは設定されません。
国土交通省「ナンバープレートの現状について」によると、レンタカーは乗り逃げ車両の識別のために特定の識別番号である「わ」「れ」を使っています。
一方、リース車は長期間の利用を前提としており乗り逃げを識別する必要がないため、特定のナンバーが付けられることはありません。そのため、ナンバーを見ただけでカーリース車だと特定はできないということです。
カーリース用のステッカーなども存在しない
リース車には、特別なステッカーや識別マークなども付けられません。
たとえば、レンタカーではレンタカー会社のロゴのシールが車体に、使用上の注意のシールが車内に貼られていることがありますが、カーリース車にはそのような目印が一切ありません。そのため、外観からカーリース車だと判断されることはないでしょう。
リース車と普通車の違い
リース車と普通車の違いは所有権です。リース車はリース会社が所有しており、ユーザーはその車を一定期間借りて使用します。一方、リース車以外の普通車はディーラーや信販会社が提供しているローンを使用した場合を除いて、使用車が所有権を持っています。
ただ、所有権の違いは車の見た目に現れるものではないため、他人にバレることはありません。
他人にカーリースだとバレてしまう場面
基本的にカーリースであると他人にバレませんが、それでもバレる場面はあります。どのようなときかそれぞれ解説します。
車検証を見られた場合
車検証を他人に見られた場合カーリースだとバレる可能性があります。
車検証には車両の所有者の名前が記載されており、リース車の場合は所有者がリース会社となっています。前述しましたが、ディーラーや信販会社が提供しているローンを使用した場合とカーリースを利用した場合を除き、普通車の所有者は使用車本人です。
これにより、所有者欄を見た他人に「これはリース車ではないか」と判断されてしまうことがあります。通常他人に車検証を見せる機会はほとんどありませんが、バレるのを避けたい方は見られないよう注意してください。
カーリース会社からの連絡を見られた場合
もうひとつのバレる可能性があるシチュエーションとして、カーリース会社からのメールや電話、書類などの連絡を他人に見られる・聞かれるケースが挙げられます。
カーリース会社からの連絡で代表的なものは定期点検、車検の案内です。これらはハガキで連絡されることも珍しくありません。もし他人に見られたらリース車だと簡単にバレてしまいます。
自らカーリース車だと言ってしまった場合
最も単純で確実にカーリースだとバレる場合は、自分からリース車だと言ってしまった場合です。会話の中で何気なく発言した言葉や、車が総額いくらだったかの話題のときにうまく説明できずバレることも少なくないでしょう。
他人にカーリースだとバレない為の対処法
他人にカーリースだとバレないための対処法を3つ紹介します。
車検証を車内の目立たない場所に保管する
車検証は車内の目立たない場所に保管しておきましょう。
ただ、車検証は車を運転する際に常に携帯しておく必要があります。グローブボックスの中や車によっては座席下の収納スペースなどの目立たない場所にしまっておけば、他人に見られるリスクを減らせます。車検や定期点検のときくらいしか一般的には使わないので、奥まった場所に隠すように収納するとよいでしょう。
ローン会社と伝える
もし車検証やリース会社からの連絡を見られても、ローン会社だと言えば問題ありません。知識がある人には通用しませんが、カーリースとローンの区別は一般的にあまり明確ではないため、ローンで購入したと言えばそれ以上詳しく質問されることも少ないでしょう。
誰にも自らカーリース車だと言わない
誰にも自ら「カーリース車だ」と言わないことも重要です。車検証を見られたりリース会社からの連絡を見られることは非常に限定的なケースであるため、自分から周囲に話さなければリースだと他人にバレることはほとんどないでしょう。
カーリースを利用していることを秘密にしたい場合は、油断して自分から言わないように十分注意してください。
まとめ
カーリースを利用していることが他人にバレることがあるのかを解説しました。
外観やナンバーだけで、他人にリース車であることがバレるケースはまずありません。ただし、車検証を見られたりカーリース会社からの連絡を他人に知られたりすることでバレる可能性があります。他人にバレたくない場合は、車検証を目立たない場所に保管したり、もし所有者が自分でないことを知られても「ローンで購入した」と伝えることが有効です。また、自らカーリースであることを話さないことも重要です。
他の記事では、最新のカーリースおすすめランキングを紹介しています。もちろん、本記事で紹介したようにカーリースだと他人にバレにくいリース会社ばかりです。自分のプライバシーを守りながら、安心してカーリースを利用してみてください。
関連記事
・カーリースはやばいって本当?メリットとデメリットを理解することが重要