【最新ニュース】VWのコンパクトSUV、ティグアンがフルモデルチェンジ!

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フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、フォルクスワーゲンのコンパクトSUVであるティグアンのフルモデルチェンジを発表し、1月17日より発売を開始しました。

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約8年ぶりとなるフルモデルチェンジで2代目へと進化した新型は、最新型のゴルフやパサートなどに採用されるVWの生産モジュール「MQB」をSUVとして初めて取り入れたモデルです。

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エクステリアは、最新世代のVWらしい水平基調のフロントマスクを備え、直線的ラインを強調したスポーティなスタイルに纏められています。デザイン的にもワイド感の強調を狙っていますが、実際にボディサイズも拡大されています。これは欧州でのコンパクトSUVを求める顧客がサイズアップを望んでいるというデータに基づいたものだそうです。

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パワートレインは、前輪駆動の1タイプのみ。ブルーモーションテクノロジーを採用した1.4L TSIエンジンに6速DSGが組わされます。スペックは、最大出力150ps、最大トルク250Nmを発揮します。従来型の1.4L TSIエンジンはツインチャージャーでしたが、最新型はターボチャージャーのみとなり、最高出力はダウンしたものの、最大トルクは向上され、より扱いやすさを追求。さらに燃費効率も約10%向上の16.3km/Lを達成しています。

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注目のコネクティビティ技術の搭載も新型ティグアンの大きな話題のひとつ。「つながるSUV」として、「Volkswagen Car-Net」を全車に標準化。これにより、インフォテイメントシステム「Composition Media」では、Apple CarPlayやAndoroid などスマートフォンアプリに対応し、その機能を活用することができます。さらにナビゲーションシステムを含むインフォテイメントシステム「Discover Pro」搭載車では、テレマックス機能も備わり、オンライン検索やオンラインVICSによる交通情報の反映、さらに駐車場の空き情報やガソリンスタンドの価格情報など様々な情報を得ることもできるといいます。

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先進安全機能も強化され、フォルクスワーゲンの総合安全コンセプト「Volkswagenオールイン・セーフティ」に基いたトップクラスの先進機能を多数採用しています。全車速追従機能付きACC、リヤビューカメラやアラウンドビューカメラ、駐車支援システム、歩行者検知対応シティエマージェンシーブレーキを含むプリクラッシュブレーキシステム、アクティブボンネットなどは全車標準化されています。また上級グレードでは、レーンキープアシストや渋滞時追従支援システム、リヤトラフィックアラートなどが追加され、快適なドライブをアシストしてくれます。

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グレード構成は、エントリーの「コンフォートライン」、装備を充実された「ハイライン」、装備の充実に加え、スポーティな内外装を備えた「Rライン」の3モデルを設定。価格は360万円~463万2000円となります。

評判の良いゴルフやパサートと同じMQBを取り入れて開発された新型ティグアン。ドイツ本国でも人気のコンパクトSUVだけに、その完成度に注目です。

text by OHTO Yasuhiro

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