【緊急指令、検定受検を命ず！】～マツダラケな一日～第三回

2016/10/26

マツダ尽くしの9月25日

私「25日まで休み♪」

ピロン♪

メール：先輩M「25日暇？」

メール：私「はい」

メール：先輩M「よし、じゃあ静岡来てね」

私「・・・」

ということで、暑さも引ききらぬ9月25日、富士スピードウェイで行われたマツダの「Be a driver. Experience at FUJI SPEEDWAY」に行ってまいりました！

結論から言うと、本当に楽しかったです！マツダのことも良く知ることができましたし、ル・マンで総合優勝したという787Bの音を聞いて、久しぶりに熱くなりました。

「Be a driver. Experience at FUJI SPEEDWAY」

今回は、「マツダ車？ロードスターとデミオしか知らない・・・」という私がこのイベントを通して勉強し、検定合格につなげようという企画です。あくまでも検定試験のための勉強なので、しっかりとこのイベントから学びたいと思います！

それでは、今回のイベントはそもそも何のイベントだったのでしょうか？

答えは、マツダのファン感謝祭ですね。

富士スピードウェイに来る道中も、たくさんのこだわりぬいたマツダ車を見ることができました。恐らく今までの人生で9月24日までに見たマツダ車の数を、この一日で超えました！当日はマツダファンの方たちがなんと6000人も集まったそうです。歴代のレーシングカー展示、マツダのモノづくりに対するコンセプト、開発者の皆さんによるトークセッションなど、盛り沢山な内容を楽しむことができました。残念ながら私はマツダ車の“マ”の字も知らないので、最初は目で楽しめるレーシングカー展示のコーナーに行きました。

どの車も多少の古さは感じるのですが、今にも通じるカッコ良さがあることに驚きました。昔の美的センス、私大好きです。こうして見ていくと、何やら1台のクルマの周辺に人がたくさん集まっているじゃありませんか！有名な車に違いない！

やっぱり知りませんでした。。

調べてみると、実はこのクルマは787Bといって、フランスで行われる「ル・マン24時間耐久レース」で優勝を飾ったことのあるクルマでした。この車が午後のデモランで出走していたのですが、音が最高でした。加速時の脳天を貫くような甲高い快音ももちろんなのですが、あの”パァァァン！”と弾けるような音もまた身震いしてしまうほどの音でした。会場全体が、音を聞いただけで拍手に満ち溢れていました。

さて、ではあの”パァァァン！”という音の現象に名前はあるのでしょうか？

アフターファイヤーと呼ぶそうです。確かに、右についていたマフラーから炎が出ていた気がする！なるほど、簡単に言うと、燃料が燃えるべきところで燃えずに外に出てきたものが、周りの熱と酸素に反応して炎が出るんですね。車なんてかっこよければそれでいいんだと思っていた私ですが、マツダファンの皆さんが開発や現場の方々とSKYACTIVについて語り合っているのを見て、徐々に中身にも興味が出てきました。

そこで、イベント内でいただいたパンフレットの中に非常に面白そうな説明があったので、勉強も兼ねてご紹介していきたいと思います。

皆さん、G-Vectoring Control(GVC)ってご存知でしょうか？

れは、マツダが人と車を一体化させるよう、操作感や応答性に一貫性を持たせる「人馬一体」という考えのもと開発された技術だそうです。では、具体的にどのような技術なのかというと、

カーブを曲がる際は、ドライバーがハンドルを切り始めたときに、前輪に荷重がかかるようになります。逆にカーブから抜けて行くときは、後輪に荷重がかかるようになります。これはどういうことかというと、前に荷重がかかっているときはハンドルの動きがタイヤから地面へと伝わりやすくなるため、応答性があがります。反対に、後ろへと荷重がかかっているときは安定性が向上します。