「クイズ!サブネームから独立したクルマたち」では、トヨタ・カムリがもともとセリカからの派生モデル「セリカ・カムリ」だったことから、さまざまな派生車種と派生元のクルマについて学びました。
今回はその第2弾。前回よりも難易度は高めです。全10問、ぜひ挑戦してみてください!
問題「●●●●」は何の派生モデル?
(1)サバンナ
(2)カペラ
(3)ルーチェ
(1)アコード
(2)クイント
(3)シビック
(1)ベレル
(2)ベレット
(3)フローリアン
(1)カローラ
(2)セリカ
(3)パブリカ
(1)フィット
(2)オデッセイ
(3)ドマーニ
(1)ブルーバード
(2)セドリック
(3)パルサー
(1)ブルーバード
(2)セドリック
(3)パルサー
(1)ブルーバード
(2)セドリック
(3)パルサー
(1)ハイゼット
(2)ミゼット
(3)デルタ
(1)ランサー
(2)フォルティス
(3)コルト
正解と解説はこちら!
RX-7は1978年に「サバンナRX-7」という名前でデビュー。サバンナクーペの後継モデルという位置づけでした。1991年の3代目モデルは「アンフィニRX-7」として登場。のちのマイナーチェンジで「マツダRX-7」となりました。
インテグラは1985年に、クイントの後継車として「クイント インテグラ」の名前で登場しました。1989年のモデルチェンジでクイントの名が外されて「インテグラ」に。
いすゞの4ドアサルーンであるジェミニは、同じGMグループのオペル・カデットをベースとして1975年にデビュー。それまでのベレットの後継モデルとして発売されたため、当初は「ベレット ジェミニ」を名乗っていました。
1999年にヴィッツが登場するまで、トヨタのコンパクトクラスを担っていたスターレット。その起源は1973年の「パブリカ スターレット」にあります。もともと2代目パブリカのスポーティモデルとして開発されたモデルでした。
現在のシャトルは、「フィット シャトル」のフルモデルチェンジ版として登場したもの。しかし、さらに遡ると3代目シビック(ワンダーシビック)の5ドアモデルとして誕生した「シビック シャトル」というモデルもあります。ややこしいですが、初代オデッセイの欧州仕様もシャトルという名前でした。
2000年に登場した11代目ブルーバードが「ブルーバード シルフィ」として登場。2005年にフルモデルチェンジを実施して、シルフィの名を持つモデルとしては2代目に。そして2012年に登場した3代目より、ブルーバードの名がなくなり「シルフィ」となりました。
マキシマは、1981年に910型ブルーバードの北米仕様として登場したモデル。日本では、ブルーバードの上級モデルとして、1984年登場の2代目モデルが「ブルーバード マキシマ」の名で販売されました。1988年のフルモデルチェンジで、国内仕様も「マキシマ」になるも1994年に国内販売を終了。以後は再び国外専用モデルとなりました。
パルサークーペの後継モデルとして1982年に登場したのが「パルサー エクサ(EXA)」。1986年のフルモデルチェンジで、パルサーの名が外れて単に「エクサ」と呼ばれるように。キャノピー部分が取り外せるユニークなコンセプトで登場したものの、1990年に販売を終了します。
現在は商用モデルがハイゼット、乗用モデルがアトレーとなっているダイハツの軽ワンボックス。その関係は1981年にアトレーが登場したときから変わっていませんが、当初は名称が「ハイゼット アトレー」でした。発売後、約2年で「ハイゼット」の名が外され「アトレー」に。
「ギャランフォルティス」も実在したクルマですが、ギャランはもともと「コルト ギャラン」として登場したもの。1969年のデビューでした。2代目はコルトの名が取れて「ギャラン」に。3~5代目は「ギャランΣ(シグマ)」の名で販売されました。
「クイズ!サブネームから独立したクルマたち」の第2弾、みなさんはいくつ正解しましたか? 長く続く車名は、その歴史をさかのぼってみると、そのモデルの成り立ちや位置づけがわかっておもしろいものですね。
text by 木谷宗義
photo by トヨタ博物館,日産自動車,日産ヘリテージコレクション,本田技研工業,マツダ,三菱自動車工業
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