【新車情報 番外編】代官山T-SITEで国内初披露!Nissan GT-R50 by Italdesign

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9月23日(日)、この日代官山は、朝から熱い空気に包まれていました。7時前からすでに旧山手通りにはスカイラインの長蛇の列が現れ、そのほとんどすべてがGT-Rという状態。毎月、行われる「代官山モーニングクルーズ」の光景ではありますが、この日は少しばかり熱気が違ったように思えます。

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イタルデザインの50周年、GT-Rの50周年を記念

モーニングクルーズは、「青いクルマ」や「英国車」といったテーマが設定され、それぞれのオーナーさんたちが集まるイベントで、今回のテーマは「GT-R」でした。いつもと違うのは、この日に合わせて7月に英国で公開された「Nissan GT-R50 by Italdesign」が一般に向けて国内初公開となったこと。このクルマは、イタルデザインが今年50周年、GT-Rが2019年で50周年を迎えることを記念するスペシャルモデルです。

7時に入場開始となるはずの駐車場内には、すでに人だかりができており、歴代のスペシャルなGT-Rが展示されていました。その中で、ひときわ人だかりのできているクルマこそ「Nissan GT-R50 by Italdesign」です。

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このクルマの大きな特徴は、他のショーカーのように展示目的だけではなく、実際に走行が可能であること。そして単に走るということだけではなく、現時点でその性能をフルに発揮できる状態であることです。そして今後は、このクルマをオーダーメイドの形で50台以下という少数を限定販売するとしています。そのお値段は1億円オーバー。ベースとなったGT-R NISMOが1870万ですから、すでに一般人の筆者には想像のつかないスケールです。

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イタルデザインと日産の関係

日産とイタルデザインのコラボレーションに、意外性を感じる方もいるかもしれません。しかし、イタルデザインの創業者、ジョルジェット・ジウジアーロ氏が小型車の提案を行ったことにより初代マーチが誕生するなど、日産とイタルデザインとの関係性は古くからありました。その後も、非公式な中で続いていた流れが現在に至ったということなのでしょう。

「Nissan GT-R50 by Italdesign」の生産と販売はイタルデザインで行われ、50人のオーナーとなる方はイタルデザイン社にて好みのカスタマイズに注文を受けるそうです。途方もないGT-Rのスペシャルモデル、日本国内でナンバーをつけて走る日が来るのを期待していきたいものです。

text & photo by きもだこよし  edit by 木谷宗義

▼ハコスカ、スカイライン「GT-R伝説」の始まり
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